2020年06月24日(水) 更新

インターンシップの費用負担における相場と現状

学生の費用負担は平均1万円前後

リクナビが運営する学生×シゴト総研 - 就職ジャーナルにおいて、インターンシップに参加した学生に費用負担の調査を行った結果、平均して1万円前後かかっていることが分かりました。一般的なインターンシップでは1週間ほどで完結するものがありますが、志望する業界や企業によっては期間も大きく前後します。そうなると費用負担がさらに大きくなり、学生にとっては大きな痛手となるでしょう。

インターンシップの費用負担の内訳は主に交通費

インターンシップの費用負担で大きく占めているのは、インターンシップの会場までの交通費となっています。本社の所在地によって様々ですが、多くの企業が集中している関東圏では交通費の割合は少なくなっています。そのため、対して地方からインターンシップに参加する学生にとっては、交通費だけで大きな費用負担が発生しているようです。

関東圏のインターンシップでの費用負担は8,000円程度

多くの企業が本社を東京においているため、関東圏に住む学生の費用負担は大きくありません。その金額も約8,000円となっており、対して関西圏に在住する学生は約11,000円の費用負担を強いられているようです。関東本社の企業はインターンシップを本社で開催することが多く、そこまでの交通費で大きく負担を与えている結果となっています。

地方の学生の費用負担は意外と少ない

地方からインターンシップに参加している学生の費用負担は意外にも低く、平均して7,000円ほどとなっています。近年では学生の費用負担の多さが問題となっていることから、企業が交通費を負担するケースが多くなっているようです。関西圏の学生がインターンシップで費用負担が多くなっているのは、関西圏の交通費の高さや東京のインターンシップに参加しているのが理由です。

インターンシップの費用負担は会社がもつ傾向にある

インターンシップに参加するのは、企業研究や会社選びで失敗しないためで、学生にとっては参加するメリットが大きいと言えます。企業側も正しい認識を持ってもらうために開催しているので、近年では費用負担を会社が受け持つ傾向が強くなっているのです。特に地方から参加する学生に対しては、交通費の申請をすれば全額支給するなど、非常に積極的な姿勢を見せており、学生の費用負担も少なくなりつつあります。

企業の費用負担は大きくなっている

企業がインターンシップを開催するにあたり、交通費や食事代の支給などで企業の費用負担が大きくなりつつあります。それでもインターンシップを開催し、学生を招待するのには、企業理念や事業内容を正しく知ってもらうことを重要視しているためです。20人の参加者を募る場合、1人当たり1,000円の交通費を支給すれば、交通費だけで2万円の費用負担となり、他の食事代などを含めれば、インターンシップ開催だけで大きな費用が発生していることが分かります。

選考を通過するためにおさえておきたい体験記

企業のインターンは学生にとって魅力的なものですが、参加するためには選考を突破しなければならないものも多いです。特に内定直結型のインターンになると多くの学生が応募するため、選考さながらの倍率になります。そこで、事前にやっておきたいのが面接やグループディスカッションの対策です。多くの学生が、インターンに参加するためにさまざまな対策を練ってきます。インターンの参加権を勝ち取るためにも「選考体験記マニュアル」で対策を始めましょう。

学生の費用負担は平均1万円前後で企業が交通費などの経費を持つ傾向にある

学生にとって、インターンシップに参加する際にネックとなるのが、交通費などの費用負担です。そのため、近年では、企業が負担するケースが多くなっています。交通費だけでも全額支給すると、学生にとっては非常に嬉しいポイントとなるでしょう。そうしてまで学生を呼び込むには理由があります。企業は、事業内容などを正しく知ってもらうために、インターンシップを開催しているのです。そのことをしっかりと理解しながら参加し、就職活動に失敗しないよう学んでいきましょう。

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