2021年09月27日(月) 更新
就活で履歴書を作成する際に覚えておきたいNGな書き方7つ|注意すべきワード一覧もご紹介
目次
就活生が思う「履歴書で落ちる人の特徴」とは?
就活生の声
キャリアパーク会員の就活生を対象に「履歴書で落ちる人はどのような特徴があると思いますか?」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。
- 成果ばかり書いている人。
- 印象に残らない
- 内容が抽象的、字が汚い、読みにくい
- 細々と書きすぎな人、結論が分からない人
- 具体的な話がない
■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月8日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「履歴書で落ちる人はどのような特徴があると思いますか?」
アンケートの結果から、履歴書で落ちる人は書き方が悪いことが分かりました。
「話が抽象的で具体的な話がない」「結局何を伝えたいのか結論が分からない」などが、履歴書で落ちる人の特徴だと思っている就活生は多いようです。 こちらの記事では、履歴書で通過率を下げてしまうNGな書き方をご紹介しますので、参考にしてみてください。
就活の履歴書においてNGな書き方7つ
NGな書き方①:嘘を書く
1つ目にご紹介する履歴書でNGな書き方は、嘘を書くことです。
特に履歴書で見られるのが、キャリアを誇張する嘘となります。もちろん、嘘がバレれば評価は下がり、通過率も下げる原因となるでしょう。仮に選考に通っても、そのうち嘘がバレてしまう可能性は高いです。出身校の名前を違う学校名にするなど、学歴・資格の誇張・脚色は絶対にしないようにしてください。
NGな書き方②:志望動機に説得力がない
履歴書でNGな書き方2つ目は、説得力のない志望動機を記入することです。
具体的な内容が思いつかないまま、「理念に共感して」「社風に合っていると感じて」しか書いていない志望動機は、説得力がない文章だと感じられてしまいます。志望動機に説得力を持たせたいと感じた場合には、自己分析をおこないましょう。自己分析をおこなえば、自分がどういった会社でどうやって働きたいのか、知ることができます。
NGな書き方③:専門用語が多い
3つ目の履歴書でNGな書き方は、専門用語が多いことです。
専門職を志望している就活生の場合、「事前に得た知識をアピールしたい」という人もいるでしょう。しかし、履歴書において専門用語ばかり使うのは、好ましくありません。なぜなら、採用担当者が必ずしも専門用語に詳しいとは限らないからです。あまり詳しくない採用担当者が専門用語の多い履歴書を見れば、内容を理解されずに終わる可能性があります。
履歴書を作成する際には、なるべく分かりやすい言葉を選んで使いましょう。
NGな書き方④:空白・空欄ばかり
4つ目にご紹介する履歴書でNGな書き方は、空白・空欄が多いことです。
あまりにも空白が多いと履歴書全体がスカスカに見えて、採用担当者に「やる気がない」「書き方が雑」という印象を与えてしまいます。特に、志望動機などが空欄だと採用担当者によっては「そもそも受ける気がない」と捉えられ、選考の通過率が大幅に下がってしまうでしょう。
履歴書を作成する際には、空欄がないように注意して、全体の8割以上は埋めるようにしてください。書けない場合は、企業研究をおこなうと知識が身につき、内容を補えます。
もちろん、書き過ぎて枠からはみ出してしまうのもNGなので、履歴書を書く際には文字の量を上手に調整しましょう。
NGな書き方⑤:学歴や資格名を省略している
履歴書でNGな書き方5つ目には、学歴や学校名を省略することが挙げられます。
就活で使用する履歴書は、特に丁寧さを意識して書くべき書類です。そのため、省略した学校名を書くのは絶対にNGといえるでしょう。学歴欄の省略はついやってしまいがちですので、十分に気を付けてください。履歴書を作成する際は、以下でご紹介する書き方を参考にすると良いです。
間違った学歴の書き方
間違った書き方
「○○中学 卒業」「××高校 入学」「〃 卒業」
正しい書き方
「○○中学校 卒業」「××高等学校 入学」「××高等学校 卒業」
NGな書き方⑥:全体的に漢字が少ない
6つ目の履歴書でNGな書き方は、全体的に漢字が少ないことです。
ひらがなやカタカナが多く漢字が少ないと、「読みにくく幼稚である印象」を採用担当者に与えてしまいます。そういった印象を抱かれるのは、社会人になる就活生としてあるまじきことだといえるでしょう。履歴書を作成する際はなるべく漢字を使い、分からない場合はパソコンやスマホで変換して調べるようにしてください。
NGな書き方⑦:文字のバランスが悪い
履歴書でNGな書き方最後は、文字のバランスが悪いことです。
極端に文字が小さすぎると読みにくく、大きすぎるとスカスカな印象を与えてしまいます。加えて、行ごとに文字の大きさが異なれば、雑な人だと思われてしまうでしょう。履歴書を作成する際には、文字のバランスにも注意が必要です。採用担当者が履歴書を見た際に「読みやすい」と感じるよう、文字のバランスにも気を付けてください。
手書きの履歴書でミスの修正をするのはNG
履歴書のNG行為は、書き方だけでなくミスをした場合の対処法にもあります。
学生時代はよく授業で修正ペンや修正テープを使用しますが、履歴書でも同じように使用するのはNG行為です。修正で使ってしまえば、「社会人として非常識」と思われるでしょう。書類作成でミスをした場合の一般的な対処法は、二重線を引いて訂正印を押すこととなります。
しかし、実は履歴書でミスをした場合、二重線と訂正印を押す対処法は好ましくありません。原則として、一文字でも間違えたら新しい履歴書に書くのがマナーですので、覚えておきましょう。
あなたが受けない方がいい職業を確認してください
就活では、自分が適性のある職業を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます。
そんな時は、「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。
適職診断で強み・弱みを理解し、自分がどんな職業に適性があるのか診断してみましょう。
就活の履歴書を書く際に気を付けたいNGワード一覧
就活において履歴書を書くうえでのNGワードは、多数あります。もし使用してしまえば、企業の人に「失礼」「常識がない」「いいかげんな言葉をいっている」などの、悪い印象を与えてしまうでしょう。事前に詳細を知り対策しておけば、選考の通過率低下を防ぐことができるのです。以下では、履歴書を書く際に気を付けたいNGワードをご紹介します。
履歴書でのNGワード
- 「給料が良いため」
- 「起業するために」
- 「○○が好きなので」
- 「さまざまな」
- 「なんでもします」
- 「自分でもできそう」
- 「どちらかというと」
- 「○○はできません」など
就活で履歴書を作成する際にはNGな書き方・ワードに注意しよう
本ページでは、就活の履歴書を作成する際に覚えておきたいNGな書き方や、注意すべきワードをご紹介しました。履歴書を作成する際に、嘘を書いたり専門用語を多く使ったりするのはNGです。また、「給料が良いため」「どちらかというと」などのNGワードが多数ありますので、使用しないように注意しなければいけません。就活の履歴書において、こういったNG行為・ワードはたくさんあります。しっかりと把握してから履歴書を作成し、選考の通過率低下を防ぎましょう。
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