2017年01月27日(金) 更新

16卒内定者インタビューVol.2 事業開発系総合ヘルスケアカンパニー内定者

内定者インタビュー第2弾は、事業開発を続け上場も予定している「総合ヘルスケア企業」から内定を獲得した、大石浩也さんが登場。学生時代からITサービスや情報メディアの立ち上げ・運営に関わっていた大石さんに、内定までの道のりを語ってもらった。

Webメディア企業の長期インターンに参加し、その経験を活かしてITサービスを友人と立ち上げる

――まず、どのような業界を志望していたのか教えてください。 大石浩也さん(以下敬称略) 高校2年の頃、OBが高校で講演してくれたんです。その人が「経営コンサルタント」で、すごくカッコイイと思いました。 そのときから経営などに興味をもちはじめて、経営を学べる大学を選んだんです。 その大学で3年生の頃に、Webサイト制作とオウンドメディアの運営をやっているIT系企業のインターンに参加しました。自分たちでメディアを運営することにもともと強い興味があったので。 そこで僕はオウンドメディアの記事に関わりました。そのあと、インターン経験も活かしながら、友達とITサービスを立ち上げました。 実際にやってみたかったので、やってみたんです(笑)。そういうこともあって、インターンで関わった広告・Web広告系や、自分たちで立ち上げたサービスに関わるIT系の業界を志望していましたね。

「ウェブとリアルをつなぐ」働き方がしたい!

――やはり、広告系やITサービス系の企業を志望して就職活動をしていたのですか? 大石 はじめのうちは、誰でも知っているような、大手広告代理店や、有名なWeb広告系の企業を受けていました。でも、本当にやりたいことって「ウェブとリアルをつなぐ」って仕事だったんですよね。友達と立ち上げたITサービスとは別に、「地元発信メディア」みたいなものも作っていました。ウェブ広告は、「ウェブとリアルをつなぐ」という一番の方法だと思ったので志望していました。友達とサービスを創ったことも「地元発信メディア」を作っていたことも、全部ウェブとリアルをつなぎたいという想いにつながっているんです。 ――広告関係の企業と「総合ヘルスケア企業」の2社の内定をもっていたとのことですが……。この「やりたいことをやれるか」が、就職先を決める際にも関係したのでしょうか。 大石 そうですね。大学ではボランティアもやっていて。社会貢献的なこともやりたかったんです。CSR活動に積極的に取り組んでいる企業も探していました。現在内定承諾をした企業には、「ウェブとリアルをつなぐ」ことも「社会貢献」も、全部詰まっていたんです。

『知識が広がった』ことで、理想的な企業と出会えた

――内定先の企業で、やってみたいことはありますか。 大石 実はもう、決めているんです。その企業では、ヘルスケアの一環として『サービス業で働く女性を応援するポータルサイト』を立ち上げています。まずは、それに関わることからですね。リアルにアプローチする方法の一つとして、ウェブを使いたいと思っているので。 ――まさしく、「ウェブとリアルをつなぐ」ということですね。ですが、広告業界とはまったく違う業界だと思いますが……。どうやってこの企業と出会ったのですか? 大石 キャリアパークのエージェントと話をする機会があって。先輩から誘われた就活セミナーに参加したんですけど、そのあとですね。就活をしていて、「自分の知識でしか企業を探せていなかった」と感じました。自分の力だけだと、間口が広がらないと言うか、企業調査に限界があったと言うか……。エージェントの方からはいくつか新しい企業を紹介してもらって、それを自分のなかで精査してみて、合っている場所はどこかな、と。そのときに、現在内定をいただいた企業があったんです。 ――エージェントサービスが思わぬ出会いを生んだわけですね。サービスを使って、良かったことや悪かったことはありますか? 大石 一番良かったのは、先ほどの話にも出しましたが「間口が広がる」ということです。自分では絶対に見つけられなかった、自分に合った企業に出会えることですね。あと、普通の就活では落ちたら「お祈りメール」をもらって終わりなので、フィードバックをもらうことなんて絶対にないです。でもエージェントを使えば、たとえ選考に落ちたとしても、エージェントの方がしっかりと原因を聞いてくれる。自分のダメなところを指摘してもらえるから、反省して次に活かせるんです。ただ、エージェントを間に介すので、レスポンスが遅いと感じることがありました。すごく焦っているときや、すぐに結果が知りたいときは、その点に注意しないといけないですね。

まずは「知識を広げる」ために、いろいろな人に話を聞けばよかった……と、ちょっと後悔

――そのほか、就活で困ったことなどはありましたか? 大石 「就活の解禁時期」に動き始めたんですが、やっぱりそれじゃ遅かったみたいですね。そこは少し後悔しています。あと、前の話ともつながるんですが、最初は自分の知識でしか就活をしていなかった。大手企業とか、有名企業ばかり見ていたんです。そうなると、大手とか大手のグループ企業ばっかり研究しちゃう。Web広告業界は比較的新しいので、OB訪問とかもできるほどOBがいないんですよ。大学のキャリアセンターに行っても、よくわからない。自分が関わりたいのって、たぶんベンチャー的な企業だったので。「なんか違うな」って思いながらも、何が違うかわからない。まずは知識を広げるために、もっといろいろな人と会って話を聞けばよかったです。

“働いている自分を好きになれる企業”を選ぼう

――最後に、これから就活を行う後輩たちへ向けて、なにか一言いただけますでしょうか。 大石 就活では、わかんないことが多いと思いますが、わかんないなりに“企業の採用基準を見つける”といいかな。 どういう人を求めている企業なのか考える。結局、新卒採用はポテンシャル採用なわけだし。“自分が何を、どういうポテンシャルを期待されているか”を見つけること。 あと個人的には、“働いていて楽しいか?”とか“その企業で働いている自分を好きになれるか?”が大事だと思っています。 それをイメージできなかったら、結局働いてみても「なんか違う」ってなると思うので。そして最も重要なことが、「折れても、とにかく諦めずにがんばる」こと! 行きたい企業に行けるとしたら、それは「自分の努力」以外にないから。諦めないこと!

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