2018年02月28日(水) 更新

お客様と汗を流して伴走するコンサルタントの在り方~リクルートマネジメントソリューションズ人事コンサルタントに聞く、他コンサルティング会社との違い

<PR企画>

柿嶌洋美 氏
大学卒業後、ロンドンの大学院にて人材経営戦略で修士課程修了。
その後、グローバルコンサルティングファームにてIT領域のコンサルタントとして従事。
2016年にリクルートマネジメントソリューションズ入社。

「企業の人事課題を解決したい!」と考える人の多くが、人事関係のコンサルティング会社に関心を寄せているかと思います。とはいえ、企業の人事課題への解決策を提示するのは、コンサルティング会社だけではありません。リクルートマネジメントソリューションズは、企業に対するソリューションのひとつとして、コンサルティングサービスを提供しています。他のコンサルティング会社との違いはどこにあるのか、人事コンサルタントの柿嶌洋美さんにお話を伺いました。

入社したのはとことんお客様目線で人と組織に関わりたかったから

――現在の仕事内容について教えてください。
人事コンサルタントとして現在行っている業務は、おもに対顧客業務と社内業務の2つに分かれます。対顧客業務としては、人事制度設計や人材育成の意識調査に関わる案件、働き方改革に関する案件を担当しています。
また社内業務については、働き方改革について、当社としてお客様に対して何ができるのかを模索し、部署を超えたソリューション開発を行っています。

――学生時代から、人事コンサルタントを目指していたのでしょうか。
私は日本国内で学部を卒業後、イギリスの大学院に留学していたので、制限があるなかで就職活動をしていたのが正直なところです。
早く仕事を始めたいという焦りはありましたが、それでも、大学院で研究していた人材経営戦略の知識を生かしたいという思いで、新卒を通年採用しているグローバルなコンサルティングファームに就職しました。

――当初のコンサルティングファームから転職した経緯はどのようなものだったのですか?
前職では人事の仕事ではなく、ITのコンサルタントをしていたのですが、そこで人と組織の在り方に改めて関心を持ったのがきっかけです。
企業のIT投資は億単位で行われるものですが、そうしたITについての相談をコンサルタントが受けるということは、企業が大きなお金をかけているにもかかわらず、そこに問題が発生しているということですよね。その問題が起きている原因を探ってみると、運用方法、つまり人と組織に課題があることが多かったんです。そこから、人と組織に直接アプローチしたいという思いが強まりました。

――留学されていたとのことですが、転職活動の際にも、グローバルな企業という点を重視されていたのでしょうか。
「グローバルな企業」という条件は必ずしも重視していませんでしたね。それよりも、自分自身が人と組織の領域において、キャリアや経験を積めるところである点を重視しました。グローバル企業に対する興味ももちろんありましたが、やはり私は日本人ですし、人事領域における仕事経験がなかったので、まずは日本の人事に対する理解、自分なりのアプローチを積み上げることが先決だと思っていたところはあります。

――さまざまな会社を見ていたなかで、リクルートマネジメントソリューションズを選んだ理由は何だったのでしょうか。

まず、純粋に人と組織の課題に対して、お客様と正面から向かっていきたいという思いがありました。たとえITを活用するとしても、ITだけに解決を求めるのではなく、あくまで人と組織を生かすためのITという意識が強かったんです。その思いにぴったりはまったのがリクルートマネジメントソリューションズでした。
また、当社の主流サービスである研修・育成サービスに興味を持ったのも理由のひとつです。企業において人材育成は根幹をなす部分だと考えているので、それを主流に置いている点に可能性を感じました。
さらに、従業員一人ひとりのキャリアを見てくれそうだな、と、面接など通じて感じた点も大きかったです。当時の私は、新卒ではないにもかかわらず、人事領域の経験がないという状態でしたから、そうしたなかで、いきなり即戦力として競争環境に置かれるよりは、私の伸びしろや育成を見てくれるところを選びたいと思っていました。
実際、入社してみてわかったのですが、当社には人材開発会議という、マネジャーが集まって従業員一人ひとりのキャリアや育成について考える機会があるんです。そこまでしている会社はなかなかないと思いますね。

プロジェクトの1から10まで関わる! コンサルタントとしてスピード感を持った成長が可能

――実際に入社してみて、どういう印象を持ちましたか?
従業員が「やりたい」と言ったことに対して、ダメという人がいないと思いました。たとえば、現在リクルートマネジメントソリューションズでは、働き方改革やHR techといった、最近話題になっている新しい可能性のあることも、実際に若手とマネジャーで取り組んでいます。
「やりたい」という興味から始まったものを、きちんとしたソリューションにしていくというプロセスがあると感じますね。提案を吸い上げるシステムが上層部だけに閉じておらず、さまざまな人が手を挙げて自由に提案できる風土があると思います。
また、日常的なことでも、従業員一人ひとりの発言が宙に浮いたままになることがありません。たとえば、ある従業員が「こういった資料が欲しい」「ここがわからない」と言ったときに、その発言をむげにせずに、誰もがフォローしてくれます。
それから、年次が浅いときからしっかりと仕事を任されるのも特徴です。たとえば私は、入社2週間でお客様に提案しなければいけないという経験をしたことがあります。さすがに驚きましたね。コンサルタントとしての独り立ちプロセスのスピードは速いと思います。

――リクルートマネジメントソリューションズのコンサルタントとして働くなかで、どんなときにやりがいを感じますか?
お客様との接点のなかでやりがいを感じることが多いですね。お客様から「柿嶌さんが担当してくれてよかった」と言われるとやりがいを感じます。
また、人事という経営に近い立場の人たちと話すなかで、さまざまな会社の経営を知ることができ、勉強になるなと感じることもあります。
それから、納品が終わったあと、「こんないい変化があったんですよ」とお客様の担当者の方から報告があるのもうれしいですね。
あとは、ひとつのプロジェクトに対して、提案から納品まですべてに関わるところにはやりがいを感じます。大規模な外資系コンサルティングファームだと、プロジェクトの規模が大きいので、分業されてしまい、一部のフェーズだけにしか関われなかったり、提案には関われなかったりすることも多いのが現状です。私も当社を選んでいなかったら、お客様先に行く機会も少なく、社内で資料を作成するだけ、ということになっていたかもしれません。これに対してリクルートマネジメントソリューションズのコンサルティングは、プロジェクトが小規模・中規模なので、若手であっても、プロジェクトの1から10まで全部見ることができ、経験できるのは魅力だと思います。
最初から最後まできちんと私のお客様として、一緒に並走させていただけるような仕事を、フロントに立ってやれるところがありますね。

リクルートマネジメントソリューションズのコンサルタントに必要なものは「協働する力」「当事者意識」そして「顧客目線で考え抜く根気」

――入社するにあたって、必要なスキルはありますか?
「個」としての立場を意識することと、違う立場の人と協働することの両方が重要だと思います。協働については、具体的には、営業や研修スタッフなどとの協働が必要です。
他のコンサルティングファームでは、コンサルタント自身が営業活動を行うこともありますが、当社は営業担当が窓口となって対応するのが特徴です。営業担当とお客様との間で明らかになった課題に応じて、必要なソリューションを提供するという体制を取っています。
つまり、コンサルタント一人で納品できることはないので、他の職種とのコラボレーションが重要になってきます。同時に、そうして協働するなかで、「コンサルタントとしてお客様がどうあるべきか」という「個」の意見は常に求められます。リクルートらしい当事者意識の発想に通じるものもありますよね。

――学生時代の学びはリクルートマネジメントソリューションズで生かせますか?
経営学、組織行動学、心理学出身の従業員は一定いる印象です。
また、統計学は開発の職種やアセスメントなど調査・検査の分析などで生かせると思います。ただし、コンサルタントについて言うと、人と組織に関わる広い範囲を扱っているため、学生時代の学部や専門に左右されるものではありません。それでも、専攻分野に関わらず、自身の強みとしてそういうことを語れると、お客様の前で話す際に強いかもしれませんね。
たとえば、以前、化粧品会社の研究所を担当したことがあるのですが、理系出身の研究職の育成を考える際、「どう話せばお客様の心に刺さるかな」と考えたことがありました。ここで理系の経験がある人なら、「理系の研究職のモチベーションはこういったところにありますよね」といった、お客様の心に刺さる話ができると思います。
コンサルタントはこうした側面があるので、学部だけに限らず、さまざまな引き出しを持っておくことが重要だと思いますね。

――リクルートマネジメントソリューションズのコンサルタントを目指すために必要な心構えはありますか?
お客様の目線になって、自分たちに何ができるかをとことん考えることだと思います。あとは人と組織への興味や、課題に対して考えることが好きであることが大切ですね。
人と組織に対する課題は、ITや経営戦略とは違い、答えは顧客の状況によって異なりますし、先輩やマネジャーが答えを持っているわけではありません。そうした答えのない世界に飛び込んで一緒に考えていく根気が必要だと思います。

リクルートマネジメントソリューションズはコンサルティングだけを扱う会社ではない~お客様と共に汗を流して見つけたソリューションが重要

――他のコンサルティング会社との違いはどこにあるでしょうか。
コンサルタントと言うと、「頭でっかちで、理念的な話だけをして、きれいなプレゼン資料だけを持ってきて、あとはほったらかされてしまう」というイメージを持っている人も、いまだ多いのが実情です。実際、そういうコンサルタントもいるかもしれません。
一方、当社のコンサルティングは現場の声を大切にしています。インタビューやアンケート、調査などを徹底して行うとともに、人事担当者とのディスカッション通じて現場の声を吸い上げ、そこからお客様と一緒に汗を流して、答えを見つけに行くプロセスを重視していますね。ソリューション提供者ではなく、お客様とのパートナーになるというところは他社と違うと思います。

本当の意味で顧客のパートナーになるということは、楽しいときはもちろん、苦しいときも一緒だということです。そこをどう乗り越えていくかがカギになると思います。
また、当社はコンサルティングだけを扱う会社ではありません。他社だと、コンサルタントのマネジャーが営業ノルマを持っていて、個々のコンサルタントが営業をしかけて納品するという形を取っています。
一方、リクルートマネジメントソリューションズは、コンサルティングでお金をいただいているのではなく、お客様の課題を解決することによってお金をいただいている企業です。だから、何が何でもコンサルティングサービスでお金を稼ごうとはしていません。本当にそのときのお客様の目線に立つということが、ゆくゆくはお客様のためでもあり、私たちのためでもあると思って仕事をしています。
当社のコンサルタントはもちろん、お客様も「自分の会社をよくしたいんだ」というしっかりとした当事者意識を持たなければ、個と組織は生かせないという考え方がベースとしてありますね。そういった強い思いを持って、私たちは仕事をしています。

――リクルートマネジメントソリューションズのコンサルティングを通じて、世の中がどうなっていくといいと思いますか?
今、働き方改革と呼ばれている動きの一助になりたいですね。働き方改革は、単なるトレンドではなく、新しい時代の仕事の在り方だと私は考えています。労働時間の短縮や生産性の向上というだけでなく、柔軟に一人ひとりが働き方を選択していく自由を実現するのが、働き方改革だと思うんです。
ただ、日本の企業は、「働き方改革」とは言っても、制度としてどう取り組めばいいのか、また現場ではどう対処すればいいのか、まだ困っているお客様がたくさんいます。そうした企業の助けになるようなことを、リクルートマネジメントソリューションズのコンサルタントとしてやっていきたいですね。
会社の理念としての「個と組織を生かす」というところを、私自身も考えていきたいですし、企業としても提供したいと思います。

――最後に、学生のみなさんへメッセージをお願いします。
リクルートマネジメントソリューションズのコンサルティング部が掲げているvalue(価値)のうちのひとつに「Impossible is nothing.」というものがあります。
自分自身のやりたいことを強く思い、お客様の立場に立って常に考えるということを、やりたいだけやれるのが当社の魅力です。また、コンサルタントと言うと、常に成果を求められるなど厳しいイメージが付きまとうかもしれません。
これに対して、当社のコンサルタントは、一人ひとりがどうやって自走・自在していけるかをきちんと考えてもらえるキャリアのサポートがあります。そうしたサポートがあるなかで、自分自身がどうありたいかを追求でき、挑戦できる場があるのがリクルートマネジメントソリューションズです。
「Impossible is nothing.」という気持ちを持って、一緒に走って、たまには止まって悩んで、進んで行ける人と一緒に仕事をしたいと思っています。そんな方は、ぜひ会社説明会に来ていただきたいですね。

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