2018年12月20日(木) 更新

不動産業界への就職|特徴や基礎知識を知って選考に役立てよう

不動産業界は就活生人気が高い

不動産業界は就職希望者が多く、学生人気が高いです。人気の業界ゆえに倍率が高い企業も多く、就職を目指すならしっかり対策をしておかなければなりません。不動産業界=家を売る仕事とイメージする人も多いでしょうが、実はこれは業界のごく一部の仕事です。

他にも幅広い仕事があり、分野ごとに特徴が異なります。不動産業者について、細部まで把握できている人は少ないでしょう。就活を上手に進めるには、まずは業界全体の理解を深めることが大切です。不動産業界の特徴や就職事情など、基本的な理解を深めて人気業界への就職を果たしましょう。

不動産業界の特徴

不動産業界への就職を目指すなら、まずは業界の特徴を正しく理解することが大切です。業界理解は、その業界内の企業を志望する場合にも必要であり、就活をスムーズに進めるための基本知識といえるでしょう。不動産業界ならではの特徴を知り、他の業界にはない性質や魅力を把握して理解を深めることが大切です。

仕事の規模が大きい

不動産業界は仕事の規模が大きいことが特徴で、どの分野でも大きなお金が動きやすいと考えましょう。1人で数千万円、数億円単位の仕事を手掛けることもあります。仕事の規模が大きい分やりがいも大きく、仕事の成功によって得られる達成感は大きいでしょう。

ただし、規模が大きいだけに個人の責任も重く、プレッシャーがかかりやすいことは理解しておかなければなりません。仕事がハードになりやすいことは理解しておきましょう。大きいことにチャレンジしたい人にはおすすめですが、仕事の苦労も抱えやすいため注意しなければなりません。

専門知識が必要

不動産業界は専門的な分野のため、領域に応じた専門知識が求められます。不動産関係の知識はもちろん、法律や金融関係まで身につけるべき知識は幅広いです。新卒の場合はポテンシャルを重視して採用が決定する傾向にあるため、就職時に高い能力を求められるわけではありません。

しかし、就職後に知識を身につけることは求められ、場合によっては専門の資格取得を求められることもあります。もちろん、専門知識が必要な分、仕事のハードルも上がるため給料は高い傾向にあります。難しい仕事が求められる分、それに見合った給料が得やすいといえるでしょう。

領域が幅広い

不動産業界は領域が幅広いことも特徴で、ひとつの業界内に複数の領域が存在しています。そもそも不動産というくくり自体が大きく、簡単に分けるだけでも「建物」と「土地」の2つがあります。「建物」はさらに一般的な戸建ての住宅からマンション、商業施設、公共施設などと幅が広いです。

戸建ての住宅でも売買と賃貸という違いがあり、ここでも領域が分かれると考えましょう。領域が広くそれぞれが専門分野に特化しているため、就職先は特に慎重に決めなければなりません。就職先を間違えると、やりたかった仕事ができない可能性も高いです。やりたい領域をそもそも扱っていない企業ではミスマッチを起こしてしまうため、志望先の選定時に事業領域の確認は必須です。

不動産業界に就職する際の業種の基礎知識

不動産業界を理解するには、どのような仕事があるのかも知っておかなければなりません。領域が広いだけに存在する業種も多く、どれに就職するかで仕事内容は大幅に異なります。仕事内容を正しく理解して、自分に合ったものを見つけておきましょう。不動産業界の中でも何に興味があるのか、どの業種の仕事がやりたいのかを明確にして、志望先を選ぶことが大切です。

不動産売買

不動産売買は家や建物の売買をおこなう仕事で、不動産そのものを扱う仕事と考えましょう。不動産といっても種類は多く、建物、土地ごとに特徴が違い、当然金額も異なります。しかし、売買の場合は金額が高くなりやすく、少なくとも数百万円単位程度の仕事になることは覚えておきましょう。

不動産売買では個人の住居用と投資用に分けられ、業務も仲介と買取の2つに分けられます。仲介とは、家を売りたい、あるいは買いたい人の代理人として物件や購入希望者を探し、不動産契約のサポートをおこなう仕事です。買取とは、不動産会社が個人から土地や建物を買い取って、別の企業に売る仕事です。それぞれで若干の違いはありますが、売買契約に携わる点は共通しています。

不動産賃貸

不動産賃貸は、建物や土地の貸し借りであり、不動産そのものではなく、不動産の権利を扱う仕事と考えましょう。建物でも土地でも、実際の所有者は不動産会社以外であることが多く、権利の仲介をしてその手数料を得ています。もちろん、不動産会社が保有している建物や土地を貸し出すこともあり、この賃料によって利益を得る場合もあります。

不動産会社ごとにパターンは異なりますが、基本的には権利関係の仕事と考えるといいでしょう。契約を締結する場合も賃貸契約になるため、売買に比べると動くお金は小さいです。売買が大口の契約なら、賃貸は小口の契約と言えます。契約数を多く獲得することを求められる場合が多いです。

ディベロッパー

ディベロッパーは売買や賃貸とは少し違った仕事であり、簡単に言えば都市計画に携わる仕事です。売買でも賃貸でも、基本的にはひとつの不動産、多い場合でも土地と建物セットでも2つの不動産を担当しますが、ディベロッパーの場合は区画全体を担当します。いわば特定のエリアの不動産を担当するといっても過言ではなく、不動産業界の中でも特に規模が大きくなりやすい仕事です。

ディベロッパーはすべての企業に存在する業種ではなく、基本的には資金力の大きい大手のみ存在するものと考えましょう。民間企業がおこなう仕事のため、当然営利を目的としていますが、開発エリア多くの人の生活にも関係するため、公共性もあるやや特殊な仕事と言えます。

不動産業界の就職事情

不動産業界への理解を深めるには、就職事情を把握しておくことも大切です。業界内では就職に関してどのような動きがあるのかを知ることで、より有利な状態で就活を進めやすくなります。業界研究は基本的な知識を身につけるだけではなく、業界の現状や将来性といった発展的な知識を身につけることも大切です。就職事情は発展的な知識に該当するため、細部まで理解を深め、人気の不動産業界を深堀りして就活に役立てましょう。

都市開発が進んでいる

現在日本では都市開発が進んでいる傾向にあり、特に東京近郊のエリアは大規模な開発が進められています。これは2020年の東京オリンピック開催に向けた流れであり、今後もさらに計画は進められるでしょう。また、東京近郊以外でも、主要都市やその郊外での開発も目覚ましく、ディベロッパーの分野は注目が集まっています。

2020年以降の先行きは不透明ですが、現状は波に乗っている業種といえるでしょう。また、都市開発の波は国内に限ったことではありません。海外に進出する企業も増えており、特にアジア地域では日本企業による都市開発が積極的に進められています。国内外両方で開発計画が進行しているため、東京オリンピック後も好調に成長を続ける可能性はあります。

空き家が増加傾向

日本では現在空き家の増加が問題になっており、地方を中心に高い空き家率が問題になっています。これは人口の都市集中化や少子高齢化による人口減少が原因であり、今後もさらに空き家率の上昇は加速するでしょう。空き家率が高くなると、住宅の売買や賃貸の業種に打撃があり、業績も落ち込んでしまいます。

空き家率の問題に対処するために、現在では古民家のリノベーションが注目されており、地方を中心に空き家の再利用が活発化しています。都市部や近郊でも、安い中古住宅を購入し、リノベーションして自分好みの家を作るという住宅購入方法が確立されており、これも空き家率引き下げの一助になるでしょう。しかし、人口減少は歯止めがかからないため、長期的に見ると空き家率が上がることは明白で、今後の動向には注意しなければなりません。

離職者も多い

不動産業界は人気の業界で就職希望者が多いですが、離職者も多いことは理解しておきましょう。仕事の規模が巨大で大きなことを成し遂げやすい、かつ給料の高さが魅力の不動産業界ですが、負担も大きく激務になることも少なくありません。いかに条件がよくても、あまりの激務に耐えられず、早期離職する人が多いことは理解しておきましょう。

憧れだけを持って就職すると、いざ仕事を始めた時に理想と現実のギャップに苦しみ、仕事に不満を抱えてしまう可能性もあります。もちろん、就職した人全員がすぐに辞めるわけではなく、長く続けている人もいます。長く働き続けるためにも、就職前にキャリアプランなどを描いておくといいでしょう。

女性の就職者も増えている

不動産業界は男性が中心に活躍するイメージがあり、実際に男性の就職希望者、働ている人は多いです。しかし、近年では女性の就職希望者も増加しており、営業職として第一線でバリバリ働く人も増えています。女性社員が増えたことで、女性が働きやすい環境づくりを始める企業も多く、制度の変更進める企業も少なくありません。

女性が働きやすいように、育休や産休などの制度を採り入れる企業は多く、他にも企業独自の女性サポートの精度を採用する企業もあります。女性の場合は就職時には福利厚生もしっかり確認することが大切で、本当に働きやすい企業がチェックしておきましょう。男女ともに活躍できる業界のため、挑戦の門戸は幅広く開かれています。

不動産業界を知って就職を有利にしよう

人気の不動産業界への就職を果たすには、業界への理解をしっかり深めることが大切です。不動産業界=家を売る仕事、不動産を扱う仕事と漠然としたイメージを持っているだけでは、厳しい選考を勝ち抜くことはできません。また、仮に就職できても就職前のイメージと実際の仕事が大きく違っていることも多く、ギャップを感じて早期に辞めてしまう可能性もあります。

就職で後悔しないためにも、業界を正しく知り就職事情を把握するのは大切なことです。きちんと情報を身につけておくことで、本当に就職してもいいか、就職するならどの分野、企業がいいかも分かります。業界への理解をしっかり深めて念入りな選考の対策をおこない、不動産業界への就職を目指しましょう。

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