2019年01月08日(火) 更新

SPIの数学対策|苦手な人が攻略するコツやおすすめの問題集をご紹介

SPIの数学問題に苦手意識を持つ人は多い

SPIは就活でもつまづきやすいポイントのひとつであり、特に数学問題に苦手意識を持つ人は少なくありません。SPIの数学は出題の範囲が幅広く、事前対策も時間がかかりやすいため注意が必要です。特に、文系の学生は数学問題でつまづくことが多く、適性検査で不合格が続いてしまうこともあるでしょう。

SPIは選考でも比較的初期におこなわれるため、早めに対策をしておき、万全の状態で就活をスタートさせなければなりません。ぶっつけ本番で高得点を獲得するのは難しく、失敗も多いことは理解しておきましょう。もちろん、数学が得意な理系学生でも、対策をしてから臨むに越したことはありません。数学問題を上手に攻略して、SPIのハードルを突破しましょう。

SPIの数学の特徴

非言語に該当する数学問題は、SPIの中でも特につまづく人が多いため、しっかり対策をしなければなりません。しかし、効率的な対策をするには、さらに問題自体への理解を深めることが大切で、数学問題の特徴自体をさらに深堀りして知る必要があります。問題の特徴を把握することで、どのように出題されるのかが分かり、またどのように対策すべきかのヒントも得られます。問題の特徴正しく把握し、スムーズな対策に役立てましょう。

問題数が多い

SPIの数学は問題数が多いことが特徴で、短時間で大量の問題を解かなければなりません。制限時間も短いため、素早い解答が求められ、時間との戦いになることも多いでしょう。大量に問題を解かなければならないというプレッシャーがかかり、焦りからケアレスミスをしてしまうことも少なくありません。

早く解くことは大切ですが、加えて正確に解答して、少しでも間違いを減らさなければなりません。また、問題数は多いだけではなく、出題範囲も幅広いため、この点にも注意が必要です。出題範囲が広いことで、カバーすべき領域も幅広く、対策にも時間がかかりやすいでしょう。問題数、出題範囲の広さから逆算して、早めに対策に取り掛かることが大切です。

難易度はそれほど高くない

SPIの数学は短時間で幅広い範囲の問題を解かなければなりませんが、実は難易度自体はそれほど高くありません。問題の内容や出題範囲によって少しずつ難易度は違いますが、中学から高校レベル程度から出題されます。大学で学ぶような専門的な知識は必要ないため、考え方さえ分かっているなら、誰でも解答できることもSPIならではの特徴です。

ただし、問題の難易度が高くないからといって、簡単に高得点が獲得できるわけではありません。難易度は低くても、事前に勉強しておかないと解答に時間がかかり、最後まで解けずに終わってしまうことも多いです。少なくとも全問チャレンジするのは最低条件のため、確実に最後の問題まで解き終えるためにも、対策は必須と言えます。

SPIの数学の出題範囲

SPIの数学は出題の範囲が幅広く、計算や計測、データ分析、表やグラフ、確率などから問題が出されます。これらの中からどれかひとつの範囲が重点的に出されるというわけではなく、範囲全体から少しずつ出題されることは理解しておきましょう。そのため、何かひとつの分野を念入りに勉強して攻略できるわけではなく、幅広く知識を深めておかなければなりません。

数学の中でも基本的なものから、やや応用的なところまで範囲が広いため、まずは一通りさらって、苦手な分野を見つけて重点的に勉強するのがおすすめです。難易度が低いといっても、数学から離れていると忘れていることも多いため、すべての範囲に一度は触れておくことが大切です。全体的に勉強し、そこから理解度に合わせてピンポイントに勉強する範囲を限定していくと、効率的に対策ができるでしょう。

SPIの数学を攻略するには

SPIの数学を攻略するには、とにかく早めに行動し、対策をすることが大切です。時間に余裕を持って念入りに対策することで、数学に不慣れな人でもスムーズに攻略を目指すことはできます。しかし、いかに対策が大切とは言え、がむしゃらにやっているだけではなかなか成果を上げられないこともあるため、注意しなければなりません。SPIを攻略するには闇雲に対策せず、方法を工夫して効率的に取り組むことが大切です。上手な攻略法を知り、無駄なく対策して数学で高得点を獲得しましょう。

何度も解いて公式を覚える

SPIの数学を攻略するには解答スピードを高めることが大切で、そのためには同じ問題を何度も解いて公式を覚える必要があります。問題を解くことだけを考えるなら、公式は必須ではなく、SPI程度のレベルなら順序立てて考え、正解を導くことも可能です。しかし、公式を使わずに解答を探すとどうしても時間がかかり、チャレンジできる問題数も少なくなってしまいます。

解答の正確性が高くても、スピードが遅いと高得点の獲得は難しいため、スピードを上げるためにも答えまでの道のりを簡略化できる公式を覚えるのは必須です。公式は何度も繰り返し問題を解くことで身につくため、同じ問題でも覚え込むまで取り組むことが大切です。問題集は1冊で構わないため、問題を見てすぐに解答できるレベルまで繰り返し練習し、公式を頭に叩き込みましょう。

計算力を高めるのもカギ

SPIの数学では単純な計算問題も出題され、これの対策をすることもスムーズな攻略を目指すカギです。計算問題はきちんと計算することで誰でも解答できますが、ここで時間をかけてしまうと、他の問題に割ける時間を少なくなってしまいます。計算問題以外は複雑な問題も増えるため、確実に正解するにはある程度時間の余裕を残しておかなければなりません。

計算力を高めて計算問題を素早く解答し、時間を余らせることも、高得点の獲得には欠かせないステップといえるでしょう。計算力を高めるには、とにかく反復して計算問題に取り組むことが大切です。計算も慣れなため、1問でも多くの問題に取り組み、問題を見た瞬間に頭の中で素早く計算式を組み立て、答えを出せるよう訓練しておきましょう。

SPIの数学対策におすすめの問題集

SPIの数学を攻略するには、問題集を使って練習するのがおすすめです。問題集なら出題範囲もすべて網羅しているため、包括的な対策を立てることが可能です。一通りやってから苦手分野を徹底的に潰して勉強することもでき、SPIに絞った対策ができるため効率的でもあります。また、SPIの問題集では勉強の方法が記載されていたり、数学以外にも言語や性格検査の問題が掲載されていることも多いです。おすすめを参考にしながら、数学も含めたSPI全体の対策も視野に入れましょう。

おすすめ①

文系学生のためのSPI3完全攻略問題集 2020年度 (高橋の就職シリーズ)は、数学の対策に特化した問題集です。数学が苦手な文系学生向けの問題数であり、基礎的な部分から見直して勉強できるため、長く数学に触れていない人にもおすすめです。SPIは問題の難易度はそれほど高くないだけに、基本的な部分からきちんと見直さなければなりません。

この本では、小中学校の算数から数学まで、基礎を幅広く扱っているため、どこでつまづいたのかも見極めやすく、苦手もあぶり出しやすいでしょう。単に数学の基礎知識が詰め込まれているだけではなく、問題の解き方も丁寧に解説されています。基本的な項目が多いため、数学の対策を本当に初歩からやりたい人におすすめです。

おすすめ②

【主要3方式<テストセンター・ペーパー・WEBテスティング>対応】これが本当のSPI3だ! 【2020年度版】は、数学だけではなく、SPI対策全体に対応しています。言語と非言語両方の対策ができるため、総合的な対策がしたい人におすすめです。おすすめなのは非言語の分野も詳しく解説されているからであり、最新版ではグラフの領域、物の流れと比率の掲載問題が増えています。

掲載されている問題数が多いため、反復練習にもおすすめで、何度も繰り返すことでパターン認識を深められます。また、答えや解き方も細かく解説されているため、分からない部分も徹底的に潰していけるでしょう。解き方や考え方が難しい数学問題も、丁寧に解説されており、分かりやすい問題集といえます。

おすすめ③

SPIを対策するには、多くの問題を解くことが効果的です。そこでおすすめなのが「SPI模試&問題集」です。模試には、言語と非言語の問題が100問収録されています。今なら100問解ける問題集もついてくるので、合計200問の例題を解くことが可能です。

詳しい解説つきなので、問題が解けなかったという人も力をつけることができるでしょう。分からなかった問題をそのままにせず、解説を読んで意味や解き方を理解することが大切です。無料でダウンロードできるので、腕試しがしたいという就活生にもおすすめです。

SPIの数学は念入りに対策しよう

SPIは言語、非言語、性格検査と複数の項目から出題され、それぞれの結果を総合して合否を決定します。そのため、どれかひとつが突出していても、他の項目で足を引っ張るとマイナス評価になって不合格になる可能性もあるため、全体的に対策をしなければなりません。特に能力検査の言語と非言語は入念な対策が必要ですが、つまづく人が多い非言語の数学問題には注意が必要です。

数学問題は数が多く範囲も広いため、慣れていないと高得点を獲得するのは難しいです。特に数学から離れていることが多い文系学生はつまづきやすく、ここで不合格が連発することも少なくありません。言語の対策も必要ですが、数学対策は特に力を入れておこない、SPIのスムーズな攻略を目指しましょう。

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