2019年01月09日(水) 更新

【就活準備】やっておくべき事前準備や内定を得るための必須事項をご紹介

就活準備はもう始めてる?

就活を攻略するには事前準備が大切で、とにかく念入りな準備をおこなわなければなりません。必要な準備は数が多く、早めから始めておかないと間に合わないことも多いでしょう。準備なしで臨んでしまうと、選考で失敗し、就活自体も失敗に終わる可能性があるため注意が必要です。

もちろん、徹底した準備をしたからといって、必ずしも志望する企業に就職できるとは限りませんが、選考突破の可能性は少なからず高まります。就活の準備は絶対に合格するというよりも、失敗の可能性を限りなくゼロに近づけるために必要なものと考えましょう。就活攻略に欠かせない基本の準備から、スムーズに進めるための応用的なことまで知り、万全の状態で就活をスタートさせることが大切です。

就活を始める前にやっておきたい準備

就活は開始の時期が決まっているため、それまでに準備を進めておかなければなりません。就活が始まる前にやっておくべき準備は意外と多く、学校生活と並行して少しずつ進める必要があります。就活解禁間際になって焦っても、間に合わない可能性が高いため、できることから少しずつやるよう心がけましょう。事前準備を徹底することで、就活をスムーズに始めることができ、スタートダッシュを成功させて有利に選考を進めやすくなります。

就活グッズを揃える

就活を始める前には、まずは就活グッズを集めなければなりません。就活ではスーツやカバン、靴、ベルト、ネクタイ、シャツ、時計など複数のアイテムが必要です。また、冬場なら防寒具としてコートやマフラーなども必要になることが多いため、全てのシーズンを乗り切れるよう、アイテムをしっかり揃えておきましょう。

特にスーツは多めに購入するのがおすすめで、最低2着以上は用意しておきたいです。就活期間中は連日活動することも多く、毎日着ているとすぐに傷んでしまいます。ボロボロのスーツを着ていると身だしなみの印象が悪く、選考でも不利になりかねません。リクルートスーツは就職してからも使えるため、余裕を持って複数着購入しておくといいでしょう。

就活資金を貯める

就活資金を貯めることも、事前準備として必要です。就活ではお金がかかることが多く、資金が足りずにバイトと両立させなければならないことも多いです。就活グッズの購入はもちろん、交通費や昼食代など、こまごました出費も多いため注意しなければなりません。就活資金が足りないと、バイトに時間を取られてしまい、選考のチャンスを逃してしまう可能性があります。

また、場合によっては交通費が捻出できないことで、選考に参加できなくなる危険性すらあります。バイトと両立することも可能ですが、少しでも負担を減らすには、ある程度の貯金を作っておいたほうがいいでしょう。お金はあって邪魔になることはなく、社会人になってからの生活資金にも回せるため、就活資金は早めに貯めておくことが大切です。

学業にもきちんと取り組む

卒業が近づくと就活ばかりに意識がいきがちですが、学生の本分である学業にも力を入れなければなりません。学業を疎かにしてしまうと、就活と授業の両立が大変になり、就活に割ける時間も減ってしまいます。特に単位がぎりぎりの場合は注意が必要です。せっかく内定をもらえても、卒業できないと取り消しになることも多いです。

新卒の内定は当該年度で卒業することを前提にしているため、約束が守れないと内定契約は破棄になり、翌年もう一度就活をしなければならなくなります。単位を早めに取っておくと4年生では週1回程度の授業でよくなり、ほとんどの時間を就活に割けます。就活中の時間の余裕を作るためにも、しっかり単位を取得して学業の心配をなくしておきましょう。

就活に必須の基礎準備

就活の準備では活動自体の準備はもちろん、選考の対策もしておかなければなりません。選考を突破するための基礎準備は非常に重要で、これができていないと不合格を連発してしまう危険性もあります。スムーズな選考の突破こそ就活攻略の近道であり、目指すべき目標です。準備不足は選考でのマイナス評価を生み、合格の妨げになることは理解しておきましょう。基礎準備はどの業界、企業を目指す場合でも必須のため、念入りにおこないましょう。

業界・企業研究

業界・企業研究は就活を攻略するために必須の項目です。志望先の選定や選考の突破など、幅広いシーンに関係してきます。まず業界の基礎知識を知らないことには、何を目指すのかが分からず、志望先の選定すらできません。業界を知ってある程度の目指す方向性を決め、そこから企業についての詳細を知ることで、志望先をさらに絞り込んでいくと考えましょう。

また、選考では志望度が見られています。企業は業界や企業への理解度の高さでこれを測っています。つまり、研究がきちんとできている=志望度が高いとみなし、研究ができていないと、志望度や仕事への意欲が低いと判断されるため注意が必要です。業界・企業研究はネットや新聞、書籍、説明会への参加など、複数の方法でおこないましょう。

自己分析

自己分析は就活を進めるための基本の準備であり、これも志望先の選定や選考の対策に繋がります。自己分析とは、自分はどのような個性、強み、弱みを持っているか、何に興味を持つか、何をやりたいと考えているかを洗い出す作業です。過去の経験を棚卸して細部まで見つめ直すことで、自身への理解を深めることが大切と考えましょう。

自分が何をやりたいのかを明確にすることで、目指すべき業界や業種、職種、企業などが分かり、就活の軸を決められます。また、個性を正しく把握することで、選考でアピールする題材にもなるでしょう。選考では自分のことをいかに面接官にアピールできるかが重要であり、上手に伝えるためには、自己分析をして自分のことを正しく理解しておかなければなりません。

就活マナーの習得

就活で求められるマナーを身につけることも大切です。就活マナーは幅広く、面接中から面接外での振る舞い、電話やメールでの企業との連絡まであります。選考中は当然評価の対象としてマナーを見られていますが、それ以外でもチェックされており、評価に影響することも多いため注意が必要です。

ただし、就活時に見られているのは主に基本的なマナーであり、細部はそれほど厳しくチェックされているわけではありません。社会人として当然、人として当然のマナーができているなら、好印象は与えやすいでしょう。細部のマナーまで正しく身についているとさらに評価されやすいため、より確実な成功を目指すなら、細かい点まで覚えることが大切です。

適性検査の対策

適性検査の対策も就活準備では必須であり、選考の早い段階でおこなわれることが多いため注意が必要です。どのタイミングで実施されるかは企業によって異なりますが、足切りを目的に書類選考と同時におこなう企業は多いです。早めに対策をしておかないと、選考までに間に合わず、不合格になってしまいます。

適性検査は企業ごとに採用している種類が違い、メジャーなものだとSPIや玉手箱などがあります。適性検査といっても、企業が採用する種類によって出題範囲は異なるため、複数の種類の対策をしておかなければなりません。志望企業が明確に決まっているなら、どの形式の検査が出題されるか調べて、ピンポイントで対策してもいいでしょう。

おすすめの就活準備

就活準備では必須ではないものの、やっておくことでさらに就活を有利に進められるものがあります。必須ではないだけに、他の学生との差別化も図りやすく、積極的におこなうとスムーズな攻略も目指しやすいです。プラスアルファの準備のため、時間に余裕がある場合のみおこない、余裕がないなら無理をする必要はありません。ただ、やっておくと大きくプラスに働くこともあるため、早めから準備をし、時間に余裕を作って取り組むのがおすすめです。

OB訪問

OB訪問では、大学のOBやOGのもとを尋ねて質問をします。まずは企業に就職するOBやOGとコンタクトを取り、訪問のアポを取らなければなりません。連絡先は友人や知人、サークルや部活動などの知り合いから辿るか、大学のキャリアセンターで入手しましょう。アポが取れた場合は予定した日に訪問し、質問をして企業や仕事、社会人についての理解を深めます。

OB訪問は先輩社員への質疑応答がメインであり、何を質問するかが非常に重要です。質問内容次第で得られる情報が異なるため、本当に聞きたいことを絞り込んで聞くようにしましょう。スムーズに回答を得るには、事前に予定している質問をリストにして伝えておき、答えを考えておいてもらうことが大切です。

インターン

インターンは年々参加者が増えており、やっておかないと就活で遅れを取る可能性もあるため注意が必要です。インターンは全ての企業がおこなっているわけではないため、まずはどの企業が実施しているのかを調べましょう。実施している企業を見つけた上で、興味があるもの、日程的に参加できそうなものを選び、応募します。

インターンに参加するには選考を勝ち抜かなければならないため、インターン選考の対策もしておきましょう。インターンは期間によって内容が異なり、1DAYは企業理解を深める、短期はグループワーク、長期は実務経験が基本です。参加する期間によって得られるものが違うため、インターンに何を期待するかを明確にして参加先を選ぶことが大切です。

就活準備はいつから始める?

就活を攻略するには事前準備を徹底しておこなう必要がありますが、問題はいつから始めるのかです。やるべき準備は非常に多く、就活開始の1日前に始めても、到底すべての準備を終えることはできません。ひとたび就活が始まってしまうと、忙しくなることも多く、就活を進めながら準備も並行するのは至難の業です。準備は就活が始まるまでに終わらせる必要があるため、いつから始めるのがいいのかを知っておきましょう。

早い分にはいつでもOK

就活準備を始める時期に明確な区切りはなく、意識次第でいつからでも始められます。早い分にはどれだけ早くても問題はなく、できるうちにできることを少しずつ進めておくことが大切です。例えば大学に入学してすぐでも、将来のことを考えて社会や経済に目を向けたり、やりたいことを決めてスキルアップを目指したりはできます。

将来必要になりそうなスキルを考えて資格を習得する、あるいは学業に専念して早期単位取得を目指すことも就活準備のひとつです。何事も早めからやっておくことで余裕を持って準備を終えることができ、時間が余ったら細部まで見直して完成度を高められます。焦ってやると失敗することが多いため、できることを探して少しずつ準備をおこなう意識を持ちましょう。

遅くとも3月までに終わらせる

就活準備を始めるべき時期に決まりはありませんが、終わらせるべき時期は決まっています。就活準備は、どれだけ遅くても3月の解禁日までに終わらせることが大切です。準備をきちんと終えて、就活をスタートさせましょう。2月の末が最終リミットになるため、余裕を持つためにもその1年前くらいには準備を始めておくのが無難です。

1年から順調に単位を取得しているなら、3年の秋学期にはほとんど授業を取る必要がありません。時間的な余裕が一気に増えるため、この時期に集中して準備に取り掛かるのもおすすめです。ただし、外資系の場合は3年の秋頃から選考がスタートするため、それを狙うならさらに早く準備を始めなければなりません。志望先の選考スケジュールに合わせて、準備完了期間の目標を立てることも大切です。

しっかり準備して就活を攻略しよう

就活をスムーズに攻略できるかどうかは事前準備にかかっており、しっかり準備ができているなら、選考も有利に進めやすいです。事前準備は活動をスムーズに進めるためのものから、選考を突破する対策まで幅広くあり、すべて完璧におこなうには時間がかかります。

ぱっと始めてすぐに終えられるものではないため、早めに行動して少しずつ準備を進めることが大切です。事前準備を徹底し万全の状態で就活解禁を迎えることで、選考にもスムーズに取り組むことができ、余裕を持って就活を進められます。余裕が出ることで、過度な緊張もせず落ち着いた気持ちで選考に望めます。事前にやることを正しく把握し、念入りな準備をして就活の攻略を目指しましょう。

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