2019年02月13日(水) 更新

玉手箱対策|出題傾向やおすすめの問題集をご紹介

玉手箱は事前対策が重要

玉手箱はSHL社が提供する適性検査のひとつです。しっかり対策をしてから取り組まないと失敗することが多く、不合格になると当然その先の選考へは進めません。適性検査は選考の初期段階におこなわれることが多いため、就活解禁前に対策を終えておくべきといえるでしょう。

しかし、対策が重要なことが分かっていても、具体的な方法が分からず困る人は少なくありません。玉手箱がどのような選考なのかを知り、具体的な対策方法を知ることが大切です。基本的な理解を深めて適切な対策をおこない、スムーズな攻略を目指しましょう。

玉手箱の出題傾向

出題傾向

  • 言語:論理的読解32問 (8長文×4問)15分、趣旨判定32問 (8長文×4問)10分、趣旨把握10問12分
  • 計数:四則演算50問9分、図表の読み取り29問15分、表の空欄の推測20問20分
  • 英語:論理的読解24問(8長文×3問)10分、長文読解(IMAGES形式の英語)24問 (8長文×3問)

同じ形式の問題が連続して出される

玉手箱は同じ問題が連続して出題されるのが特徴です。そのため、問題のパターンを覚えることが大切で、出題傾向を把握しているだけでも、かなりスムーズに解けるようになるでしょう。大切なのは全体的な出題範囲を把握して頭に入れておくことで、一部でも理解できていないものがあると、得点数が一気に減ってしまう危険性があります。

同じ問題が出題されるということは、きちんとした対策で高得点になりやすい反面、対策ができていないと、間違いが大幅に増えやすいことは理解しておきましょう。これは言語、計数、英語のどの分野でも共通しています。

制限時間が短いのがポイント

問題の難易度が高くないのに玉手箱を難しく感じてしまうのは、制限時間の短さにあります。適性検査では、基本的に制限時間が設定されているものが多いですが、玉手箱は特に時間が短く、より速い解答スピードが求められます。問題の難易度は高くないとは言え、しっかり考えないと分からない問題も多く、対策なしだと正解を導き出すのに時間がかかるのが特徴です。

学力に自信がある人なら、初見で解ける問題も多いでしょうが、時間がかかって全問解答できず、結局総得点数が低くなることも少なくありません。短い時間でいかに素早く解答できるか、正確に答えを導き出せるかが、高得点を獲得するポイントです。玉手箱の難しさの大部分は、制限時間の短さにあるといえるでしょう。

玉手箱の対策期間と方法

玉手箱を攻略するには事前対策が必要ですが、いつから始めるべきか、またどのようにおこなうべきかで悩む人は多いでしょう。問題自体はそれほど難しくないものの、出題範囲はやや広いため、本番までに問題に慣れておくことが大切です。ある程度の対策期間が必要になることは理解しておきましょう。効率的に対策を進めて、少しでも短い時間で対策を終えられるようにしてください。

1〜3ヶ月程度を目安にする

玉手箱攻略のために必要な対策期間が明確に決まっているわけではありません。そのため、人によって期間の差はありますが、大体1〜3ヶ月程度を目安にするといいでしょう。数ヶ月あると少しずつ対策を進めることができ、何度も復習できるため、完成度は高まります。より確実に高得点を獲得したいなら、できるだけ多くの時間をかけることが大切です。

玉手箱の対策にそれほど時間がかけられない人は、1ヶ月程度集中して取り組んでもいいでしょう。短い期間でも、集中して取り組むことで対策は可能であり、合格を勝ち取ることもできます。どれくらの期間で対策をおこなうにしても、就活解禁時期に間に合うようスケジュールを逆算して考え、余裕を持って取り組むことを意識しましょう。

隙間時間を上手に活用する

適性検査の対策は能力検査に注力することが多く、基本的には勉強が対策のメインとなります。玉手箱も同様で、対策に向けてしっかり勉強することが大切ですが、必ずしも明確に勉強時間を取る必要はありません。就活開始まで時間があるなら、隙間時間を活用して少しずつ対策を進めることも可能です。

玉手箱は難易度が高くないため、隙間時間に進める程度で問題ないといえます。忙しい合間をぬって、効率的に対策が進められるでしょう。人によって向き不向きはありますが、固定して勉強時間を取るのが難しいなら、隙間時間を有効活用して対策を進めることが大切です。

反復練習が大切

玉手箱は同じ問題が連続して出題されるのが特徴であるため、スムーズに解答するには問題の形式を覚えて慣れることが大切です。そのため、対策は反復練習を中心におこない、同じ問題でも何度も繰り返し取り組むのがおすすめです。能力検査の対策と考えると、少しでも多くの問題に触れたほうがいいと考える人もいるかもしれませんが、玉手箱はそうではありません。

確かに新しい問題に触れて勉強しても対策にはなりますが、効率面で考えるなら断然繰り返しの反復練習がおすすめです。反復練習は暗記するのに適した勉強方法で、いわば問題の形式そのものを暗記するために必要な作業です。同じ問題を繰り返すうちにパターン認識が深まり、解答スピードも速められて攻略にぐっと近づけるでしょう。

玉手箱のおすすめの対策本

玉手箱の対策をするなら、対策本を使って勉強するのがおすすめです。玉手箱は適性検査の中でもメジャーな種類のため、対策用の問題集は数多く出版されています。対策本を使用することで実際の問題に触れながら勉強を進めることができ、玉手箱への理解も深められるでしょう。対策本は数多く存在しますが、その中でも特におすすめなものを2つご紹介します。

おすすめ①

必勝・就職試験! 【玉手箱・C-GAB対策用】8割が落とされる「Webテスト」完全突破法【1】【2020年度版】は、玉手箱の包括的な対策ができる書籍です。玉手箱は言語、計数、企業によって英語、さらに性格検査という複数の項目で構成されています。この本ではそれぞれの問題が数多く掲載されており、実践形式で取り組み、対策をおこなえることが大きな特徴です。

1冊で幅広く対策ができるため、理解も深めやすいでしょう。単に問題が掲載されているだけではなく、上手な解き方も紹介されており、根本的な部分から対策を進めることができます。玉手箱を採用している企業の最新情報も掲載されています。また、企業ごとの適性検査の情報も分かり、就活対策全般にも役立つ1冊でしょう。

おすすめ②

1日10分、「玉手箱」完全突破!Webテスト最強問題集'20年版は、膨大な量の問題を掲載しているのが特徴です。問題数の多さに強みがあるため、少しでも多くの問題に触れて対策をしたいという人におすすめです。玉手箱対策の基本は反復練習ですが、多くの問題に触れながら反復することで、さらに幅広く理解を深められるでしょう。これ1冊だけで十分な問題量があり、対策が完結するため、対策本をひとつに絞りたいという人にもおすすめです。

この本では人気企業が実際に出題した内容を忠実に再現していることも特徴です。より実践的な形式で対策ができるため、本番の問題を見ても焦らずに取り組みやすくなるでしょう。タイトルにあるように、1日10分で少しずつ対策ができるため、毎日コツコツやりたい人に向いています。

玉手箱は事前にしっかり対策しよう

玉手箱を攻略するには、しっかり事前対策をすることが大切です。未対策で臨むと失敗する確率は格段に高まってしまい、就活がスムーズに進められなくなります。適性検査は選考でも最初のほうにおこなわれることが多く、ここでつまづいてしまうと多くのチャンスを失ってしまうでしょう。

玉手箱は、しっかり対策して慣れておくことで、誰でもスムーズに攻略を目指すことはできます。玉手箱攻略は、事前対策が肝です。基本的な理解を深めて念入りな対策をおこない、万全の状態で本番に臨みましょう。

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