2021年10月22日(金) 更新
デジタルテクノロジーで情報化社会の課題解決に取り組む企業のインターンシップを取材してみた
PR企画
就活を進めていくと、「A」の事業にも携わりたいし、「B」の事業にも携わりたい…といった具合に、やりたいことが多くて、絞り切れないという就活生も多いのではないだろうか?
そんな皆さんに知ってもらいたいのが凸版印刷という会社である。一見すると、凸版印刷という社名から想像するに、印刷「のみ」を展開している会社と思ったら大間違いである。「地方創生」や「IT」、「パッケージ」、「教育」などなど、あらゆる事業領域において、価値を生み出しているのが凸版印刷という会社なのである。今回は凸版印刷の2daysの事業企画インターン「デジタル×セキュア」に参加された学生と、凸版印刷の採用担当者にお話しを伺ったので、この記事を通して凸版印刷への理解を深めていただければ幸いである。
参加者インタビュー
インタビュー対象者
渡辺 亮太さん/横浜国立大学4年
久徳 優介さん/早稲田大学4年
山本 真生さん/慶応義塾大学4年
※記事内容及び学生の年次等は取材当時のものです。
凸版印刷には元々興味がなかった
――まずは、皆さんがどのような軸で就活をされていたのか、教えてください
【山本】
私は、「お客様が真に求める商品やサービスを提供できる仕事をしたい」という軸で就活をしていました。そのため、自社が提案できる商品やサービスに「限界がない」企業を中心に探していました。
【渡辺】
就活当時は、金融や食品、不動産など、業界を絞らず様々な業界を見ていました。ただ、就活を進めていく中で、自分のやりたいことを「1つに絞る」ことができず、「様々な事業や業務にチャレンジができる企業」で働きたいという思いに変わっていきました。
【久徳】
自らが生み出したアイディアや企画が、お客様に提供する商品やサービスに強く反映される企業がいいなと思い就活を進めていました。また、それを実現していくためには、特定の型が決まっていない商品やサービスを提供する企業の方がいいなと思って就活をしていました。
――凸版印刷との出会いについて教えてください
【渡辺】
私は、仲の良い先輩が凸版印刷で働いているという情報を聞き、どういう企業なのだろうと興味を持ったのがきっかけで、インターンに申し込みました。
【山本】
元々、凸版印刷をはじめ、印刷業界には「興味がありません」でした。ただ、知人が凸版印刷という企業がすごく面白いことをやっていると聞き、興味を持ったのがきっかけです。その後、色々調べていく中で関心がさらに高まり、インターンに参加したのが凸版印刷との出会いでした。
商材を提示するのではなく企画するというスタンス
――皆さんは、2daysの事業企画インターン「デジタル×セキュア」に参加されましたが、印象的な内容や凸版印刷の特徴がよく表れていた内容について教えてください
【久徳】
お客様の事業活動において、サプライチェーンのどのフェーズでも支援できることが凸版印刷の特徴であり、それをこのインターンで体験することができました。
【山本】
私が印象に残ったのは、ある企業がお客様との設定があって、そのお客様の「課題を抽出」し、「課題を解決」するというワークです。「課題抽出」では、凸版印刷が関われる領域が非常に広いため、お客様の事業活動のどの部分にフォーカスすれば良いのかという点で苦労しました。「課題解決」においても、今回のワークでは提供できる商品やサービスが書かれている「彩カード」というものがあったのですが、それが30種類程度あり、選択肢が多い分、絞り込むのに苦労しました。
【渡辺】
私もそのワークは印象に残っています。取り組み方として「彩カード」に書かれているものを、どのように、お客様の課題と紐づけようかという考え方をするのが通常だと思うのですが、凸版印刷の社員さんからは、「お客様の課題解決を第一に考え、それに対して、彩カードを使う意識を持つように」と指摘を受けました。課題起点で物事を考えるという凸版印刷らしい考え方だなと強く感じました。
課題抽出ワークで特に印象的だったのは、「お客様へのインタビュー映像が流れる」という点です。他社のインターンだと、資料の構成などから、ワークの答え(お客様の課題)がすぐにわかってしまうものが多く、参加チームの発表内容が似通うということが頻発していました。
その点、凸版印刷のインターンでは、リアルなインタビュー映像を見て課題を抽出するというワークでしたので、リアルな業務をイメージしやすく、非常にやりごたえのあるワークでした。
印刷=紙ではなく、情報産業としての印刷
――なぜ、凸版印刷がデジタル×セキュアという領域の事業を展開しているのか、その理由について今回のインターンを通して理解したことがあれば教えてください
【久徳】
凸版印刷は、印刷物を通して、様々な企業の「情報」を取り扱ってきた歴史があります。だからこそ、「情報」を取り扱う事業であるデジタル×セキュア事業を展開しているというのはごく自然な流れのように感じます。印刷という旧来の手法から、デジタルセキュアという現代の手法に置き換わっているということなのだと思います。
――今回のデジタル×セキュアのインターンに参加する前後で、凸版印刷に対するイメージが変わった部分があれば教えてください
【久徳】
参加する前は、やはり「紙」、「本」というイメージが強かったです。しかし参加してみると、「彩カード」に書かれていた内容は、聞いたことのないような最先端の技術ばかりで、印刷だけでなく、最先端の技術にも精通している会社というイメージに変わりました。
【山本】
参加前は「印刷」というイメージだったので、全く興味はありませんでした(笑)。ただ、実際に参加してみると、これからの時代に必要な事業を展開していて、むしろ事業の幅が広すぎて何をしている会社かよくわからないというぐらい、幅広い事業を展開している会社へとイメージが変わりました。
【渡辺】
私自身が「総合印刷業」の意味すら知らない状態から、このインターンに参加しました。最初は印刷と聞くだけで、「斜陽産業」というイメージがありましたが、実際に参加してみると、様々な技術に精通しており、IT企業っぽくもあり、コンサルっぽくもある企業というイメージに変わりました。また、そういった企業と似ているようで似ていないところは、最終的な製品作りまで携われるところであり、魅力として感じました。
凸版印刷に就職を決めたことを友人に話すと「え?印刷=紙でしょ?斜陽産業だけど大丈夫?」ということをよく心配されます。私としては、凸版印刷=紙の会社ではないですし、事業内容も非常に多岐にわたっているので、どう説明したら良いのか困っている部分もあります(笑)。
――今回のデジタル×セキュアのインターンはどんな人にオススメしたいですか?
【久徳】
凸版印刷=「印刷に関する事業を展開している会社と思っている人」に参加して欲しいと思います。
【渡辺】
「インターンを毛嫌いしている人」に参加して欲しいと思います。インターンと聞くと、就活っぽくて、自分を押し殺さないといけないと思っている人もいると思います。そういった方にインターンという概念が変わるきっかけになるのではと思います。
【山本】
様々な企業を見ていく中で、「自分自身何をやりたいかわからなくなっている人」に参加して欲しいと思います。印刷業界は就活における人気業界ではないと思いますが、そういった人気業界ではない、まだ見ぬ業界にこそ、面白い企業が眠っている可能性があります。自分が知らなかった1つの企業として凸版印刷のインターンに参加してみてはいかがでしょうか。
採用担当者インタビュー
インタビュー対象者
西土井 靖さん
人事労政本部 人事部 採用チーム
凸版印刷に関心のない方でも学びのあるインターン
――デジタル×セキュアというインターンを企画された背景について教えてください
デジタル化の進展に伴い、当社が提供する商材やサービスも、印刷を中心とした既存領域のものから、データ活用を機軸としてお客様のDXを支援するものへと変化しています。その中で、情報を保護するためのセキュリティ技術についてもニーズが高まっています
当社は「印刷テクノロジー」を核に様々な事業を展開していますが、そもそも印刷の仕事をするためにはお客様からお預かりした情報を適切に管理・保護しなければいけません。
フィジカル領域での情報セキュリティは、かねてから当社が得意としているところなのです。そしてビジネスの主領域がデジタルに変わりつつある今も、当社がこれまで培ってきた情報セキュリティ技術や運用ノウハウは十分に活用しており、その強みを活かしてビジネス展開していることを学生の皆さんに知ってもらいたいという思いから企画いたしました。
――今回のデジタル×セキュアのインターンについてはどんな人に参加して欲しいですか?
一言で言うと、広く、色々な方に参加していただきたいと思っています。
当社は社会やお客様企業の課題解決を事業の根幹としています。他のワークショップもそうなのですが、今回のワークショップでも、お客様企業や、その先の生活者・社会における課題を正しく捉え、解決に向けて何ができるのか、という考え方でビジネスを企画していただきます。その意味では当社のワークショップを通じて、働くとは相手のために何ができるのか、しっかりと老えて行動することなのだと感じられるでしょうし、そのための方法論として、マーケティング知識や課題整理、企画立案の手法についても何らかの気づきがあると思います。凸版への就活エントリーとして応募していただくことは勿論嬉しいですが、凸版に関心のない方であっても「社会人になる上での意識転換」や「働くことへの疑似体験」という感覚でご参加いただけると幸いです。
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