2020年06月12日(金) 更新

就活でグループディスカッションを行う目的と対策法

グループディスカッション(GD)の目的とは?

就活では、なぜグループディスカッションが採り入れられているのでしょうか?グループディスカッションがある目的を知っていれば、より事前の対策が練りやすいものです。

まずは、企業が就職試験にグループディスカッションを採り入れた理由を探ってみましょう。

グループディスカッションでは正論を述べることが正しいわけではない

就活の選考では、人物試験としてグループディスカッションが頻繁に行われています。グループディスカッションでは、一般論や正論を述べることが評価されるとは限りません。

グループディスカッションの結果よりも、就活生のコメントやコミュニケーション能力、集団の中での役割が注目されています。

企業は就活生の役割から一緒に働きたいかどうかを見極めている

グループディスカッションは結果よりも、就活生のコメントやコミュニケーション能力、集団の中での役割が注目されていると紹介しました。

選考では、一緒に働きたいかどうかという点を役割で判断しています。そのため企業は、グループディスカッションを選考として行い、能力を見ているのです。

グループディスカッション(GD)での役割とは?

従来、筆記試験や個人面接(もしくは集団面接)では、把握できない面がありました。その把握できない面を、企業はグループディスカッションで見極めているのです。

就活生のコメントやコミュニケーション能力、集団の中での役割が注目されているといいましたが、集団での役割とはいったいどのようなものでしょう?

企業は他人とかかわったときの態度を見ている

集団での役割とは主に「協調性」「リーダーシップ」「傾聴力」と言った、対人能力の事をいいます。

つまり個人単体ではなく、他の人間と関わった時にどういう態度であるか、これがポイントです。

事前にグループディスカッションでの自分の役割を分析しておくと◎

グループディスカッションの対策として、役割を見出すという方法があります。たとえば、意見を次々出すのが得意な人。司会進行が得意な人。人前で積極的に話すのが苦手な人。就活生には、いろんな人がいます。

適材適所で存在感を出すためにも、自分の役割を分析しておきましょう。担当者へ良い印象が与えられるように、対策をとっておいてくださいね。

自己分析の浅さは、人事に見透かされる

就活で内定を勝ち取るためには、自己分析をして自己理解を深める必要があります。自己分析を疎かにしていると浅い答えしか浮かばず、説得力のある回答ができません。

そこで活用したいのが、自己分析ツールの「My analytics」です。

My analyticsを使えば、36の質問に答えるだけで、あなたの強み・特徴を見える化できます。
My analyticsでサクッと自己分析をして、選考を突破しましょう。

グループディスカッション(GD)で上手く話せなくても問題ない?

グループディスカッションでは、緊張して上手く話せなくても問題ありません。重要なのは、積極的に参加する姿勢です。

「発言しにくいなあ…」と思ったら、積極的に自分を鼓舞しましょう。グループディスカッションでは発言しないと、存在が薄くなってしまいます。

聞く姿勢も評価対象!うなずいたり相づちとろう

グループディスカッションでは、聞く姿勢も評価対象となります。たとえば他の受験者が話しているのにも関わらず、発言してしまうと、聞く姿勢ができていません。

自分の発言とは直接的に関係のない話であっても、うなづきやあいづちをしっかりと行いましょう。行動から聞く姿勢をアピールするのが大切ですよ。

就活の軸を定めておこう

働くということに考える場合、就活の軸を定めておくといいでしょう。就活は内定を得ることが目的ですが、内定を得て入社した後も自分の選択に自信を持つことで、本当に就活が成功したといえます。しかし、就活の軸を定めることは難しいです。

そこで活用したいのが「就活の軸作成マニュアル」です。このマニュアルでは、就活の軸の作り方が詳しく紹介しています。無料でダウンロードできるため、働くことや就活に迷いがある就活生はぜひ手に入れてみてください。

グループディスカッション(GD)を成功に導くための対策とは?

グループディスカッションでは、いくらテーマがその場で与えられるからといって、何も対策せずに挑むのは無謀と言えます。

では選考を突破するためには、どのような事前対策ができるのでしょうか?

対策:口コミで企業の出題傾向を調べて把握する

実際の選考でのグループディスカッション対策で有効なのは、出題テーマの傾向を押さえる事です。なるべく口コミサイトで、事前にグループディスカッションの出題テーマを調べておくようにしましょう。

過去数年をさかのぼって調べると、企業の出題傾向が見えてきます。もし選考を受ける企業の情報が、仮になかった際は、その企業が属する業界のグループディスカッションのテーマについても調べてみましょう。すると出題傾向が分かってきます。

主に、企業に関連する時事問題が多く出題される!

また、多くグループディスカッションの出題テーマとして挙げられるのが時事問題です。たとえばここ1カ月、または1年で話題になっている政治問題や金融問題。

業界によってジャンルも絞り込むことができるでしょう。志望する企業が力を入れているポイントを見極めて、出題傾向を把握してくださいね。

グループディスカッションを行う目的を把握して対策法を参考に、就活を成功させよう!

就活でグループディスカッション(GD)を行う目的と、対策法をご紹介しました。就活では必ず選考として、グループディスカッションに遭遇するでしょう。少なくとも、企業はグループディスカッションであなたの役割を見ています。事前に役割を自己分析しておいてくださいね。

また出題傾向を把握すると、対策になります。企業に関連する時事問題に、日頃から目を通しておきましょう。今回紹介した就活でグループディスカッションを行う目的と対策法を、ぜひ参考にしてください。

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