仕事の価値観を見つける意味｜就活生が就職先で長く働くために大切にしたい例5つをご紹介

就活生の多くは働くことに対して価値観を持っている

■調査方法:メールを配信して学生にアンケート
■調査日時:2017年1月26日（木）～1月29日（日）
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の大学生・院生
■有効回答数：438人
■質問内容：「働くことに対して自分なりの価値観を持っている」

就活生の多くは、働くことに対して価値観を持っていることがわかりました。就職は、自分の人生に大きな意味をもたらすものです。自分が仕事に対して何を望んでいるのか、何を得たいのかを理解しておくと、職業選びにも役立ちます。仕事の価値観がわからないという就活生は、この記事を参考にしてください。

仕事の価値観を見つける意味

自己分析を深められる

自分の仕事の価値観を見つけることで、自己分析を深められます。仕事をする上で自分にとって大切なものがわかると、その価値観を軸にして仕事選びができるでしょう。明確な価値観があると、就活における迷いが少なくなります。「やりたいことがわからない」という人は、仕事の価値観をはっきりさせましょう。

就職後のミスマッチを防げる

仕事の価値観を理解していないと、就職後に「こんなつもりじゃなかった」というミスマッチが発生してしまいます。「自分のやりたいことではない」「やりがいを感じられない」という不満が発生する可能性が高いのです。仕事選びの段階で自分がどのように働きたいのかを理解することで、それに沿った企業選びができるでしょう。

人生を充実したものにする

仕事は、人生の多くの時間を占めるものです。自分に合った仕事を選ぶことで、人生を充実したものにできます。仕事をしているからこその出会いや感動など、自分の成長にも大きな影響を与えるものです。仕事の価値観を考えるときは、プライベートとのバランスなども一緒に考えるとより深みが出るでしょう。
あなたが就職活動において本当に大切にしたいものは何でしょうか？そこで活用したいのが「就活の軸作成マニュアル」です。このマニュアルでは、就活の軸の作り方が詳しく紹介しています。無料でダウンロードできるため、就活に迷いがある学生はぜひダウンロードしてみましょう。就活は内定を得ることが目的ですが、内定を得て入社した後も自分の選択に自信を持つことで、本当に就活が成功したといえます。ぜひこのマニュアルを活用して、納得のいく社会人生活を送りましょう。

仕事の価値観として考えられる例5つ

①人の役に立つ

「お客様の喜ぶ顔がみたい」や「○○の技術を○○で困っている人々に提供したい」など、人の役に立つことも仕事の価値観と考えられます。人の役に立つことで、働いている実感を得ることもあるのです。自分の力を社会のために役立てたいという社会貢献は、多くの企業が求める人物像といえるでしょう。

②スキルの取得と向上

仕事をする上で、スキルを取得したりさらに向上させたりしたいと思う気持ちは大切です。新しいスキルを得ることに喜びを感じる場合は、積極的に学ぶ姿勢があるといえます。自己成長のために仕事をしたいというのも、ひとつの価値観です。どのようなスキルを習得したいのかを、具体的に考えましょう。

③適性の活用

自分の得意なことや、長所を活かしたいというのも仕事の価値観といえます。自分の適性に合った仕事をすることで、自信を持って取り組めます。最初からある程度のスキルを身に付けている状態であるため、自分自身の成長を早く感じる可能性が高いです。自分に自信がついてくると、楽しく仕事ができるでしょう。

④人脈を広げる

仕事をする上で、人との交流は基本的に欠かせないものになります。社会人になったら、色々な人と交流を深めたい人も多いでしょう。職場の人数や体制など、自分が働きやすい環境で働きたいというのもひとつの価値観です。人間関係が良好な職場で働くと、仕事で壁にぶつかっても周囲と悩みを共有できます。就職先を選ぶ場合は、どのような人が働いているのかを研究しましょう。

⑤私生活を支える

仕事は、私生活を支えるものです。仕事とプライベートの関係をあらわす「ワークライフバランス」という言葉もあります。ワークライフバランスとは、育児や介護、趣味や地域活動などのプライベートと仕事の調和をとり両方を充実させる働き方・生き方のことです。仕事とプライベートの両立を目指す人にとっては、重視したい考え方でしょう。

仕事の価値観を把握して就活で企業や働き方を決める軸にしよう

仕事の価値観を把握することで、自己分析を深められたり、就職後のミスマッチを防いだりすることができます。仕事を選ぶ理由には、「人の役に立つ」「スキルの取得と向上」「適性の活用」「人脈を広げる」「私生活を支える」など、就活生によってさまざまです。仕事をする上で大切にしたいことを理解して、納得のいく職業選択をしましょう。