新入社員が会社に遅刻してしまった時の対処法

会社に遅刻してしまった際はすぐに電話で謝罪

キャリアパーク会員の就活生を対象に「新入社員が会社に遅刻してしまった際はどう対処すべきだと思いますか？」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。

■調査方法：キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時：2017年3月6日
■調査元：ポート株式会社
■調査対象者：キャリアパーク会員の就活生
■質問内容：「新入社員が会社に遅刻してしまった際はどう対処すべきだと思いますか？」

新入社員が会社に遅刻してしまった際は、まずは誠意をもって謝るべきだという意見が大半でした。謝る際には、「まず電話」「真摯に理由を説明、謝罪」といった回答のように、迅速な電話での対処を心構えているようです。この記事では、会社に遅刻してしまった時の対処法を紹介していきます。急なトラブルに備えて、入社前に確認しておきましょう。

新入社員の遅刻対処法①未然に防ぐには……

新入社員にとって、遅刻をしないための対処法は知っておくべきです。遅刻ひとつで職場での評価に関わってきてしましますので、新入社員としては絶対に押さえておくべきなのです。

まずは、遅刻を未然に防ぐ方法を見ていきましょう。新入社員に遅刻理由はやはり朝寝坊がほとんどです。これを潰さない限りは、たとえ遅刻したことを上手くやり過ごせても、根本的な解決にはなりません。朝寝坊を防止する方法は、生活リズムを身体に染み込ませること。これ以外にはありません。目覚ましなどで物理的に解決しようとしても、いつかまた遅刻は発生します。

【対処の注意点】生活のスタイルは2～3日もあれば変えられる

人間の身体は上手くできていて、2、3日スタイルを確立すれば、自然と同じ時間に眠くなり、同じ時間睡眠し、同じ時間に起きるようになります。新入社員はまずはこのリズムをしっかりと身体に叩き込むのが大切です。また家に帰ってから寝る→起床→出社するまでの行動を30分～１時間程度前倒ししましょう。ある程度マージンを取って染み込ませておけば、例え少し寝坊したり、出社前の仕度に時間が掛かってしまっても遅刻を回避できるようになります。当たり前のことではありますが、新入社員にとっての遅刻を未然に防ぐための対処法は「生活スタイル」にあるのです。

ビジネスマナーを再度確認

企業に入社する新入社員として、身だしなみや生活リズムを見直すことももちろんですが、報告・連絡・相談もビジネスマナーに沿って意識することが大切です。改めて就活マナーマニュアルを確認してチェックしておきましょう。マナーの知識があれば、失敗することが少なくなるはずです。無料でダウンロードできるため、少しでも印象をよくするためにも内容を確認しておくことがおすすめです。

新入社員の遅刻対処法②会社に間に合わなそうな時

どうしても始業時間に間に合いそうになく遅刻してしまう場合は、急ぐより先に連絡をすることが重要です。「間に合わない」と思ったら、まずはなによりも電話連絡を入れるのが対処法です。事前に連絡をすれば咎めなれない、という訳ではありませんが、連絡をしないと礼儀・マナーが出来ていないものと捉えられ、必要以上に問題視されます。特に、新入社員はこの部分をシビアに見られています。遅れそうな場合は、まずは連絡しましょう。

【対処の注意点】早すぎる・直前・始業時間後の連絡はNG

電車の遅延や不慮の事故など自分に非の無い遅刻であってもです。遅刻の連絡は直属の上司、もしくは課の事務担当の方などに電話で連絡しましょう。同期や身近な先輩などに伝え取り次いで貰うのは新入社員のうちは余りよろしくありません。また遅刻の連絡は始業時間の10～15分前には連絡しておきましょう。余りに早い時間や、直前や始業時間後はNGです。

新入社員の遅刻対処法③出社したら

遅刻してしまったら、例え事前に連絡したとしてもそのまま何事もなかった様に過ごしてはなりません。遅刻してしまった場合は、席に座る前にまずは直属の上司の所に行き、遅刻した理由を改めて述べ謝罪しましょう。報告しにいかなくても何も言ってこない上司もいますが、内心では、「なぜ報告にこないのか」と怒りを抱いています。

【対処の注意点】朝礼や会議中は流れの妨げに

例え、そういった連絡、報告がルーズな職場であっても新入社員のうちはこの点をしっかりこなしておきましょう。また職場で、朝礼や会議が始まっている場合は、直ぐに上司に遅刻の報告をするのは流れの妨げになるのでNGです。朝礼や会議が始まっている場合は軽く会釈をして入室し、朝礼や会議が終わってから上司に報告にいく様にしましょう。

新入社員に遅刻は厳禁で対処の仕方がその後の評価を左右する

新入社員の遅刻の対処法についてまとめてみました。遅刻をする事も問題でありますが、その後の連絡・報告の部分が新入社員には特に重要視されます。遅刻しそうになったら、急ぐよりもまず連絡、遅刻した場合は上司にしっかりと報告、これは最低限徹底しましょう。またルーズな職場であっても新入社員のうちは必ず徹底しましょう。