2020年07月07日(火) 更新
就活の面接で成功体験を質問された時に意識すべきポイント3つ【回答例あり】
目次
「成功体験」への回答ポイント①:何を学んだか
調査方法:メールを配信して学生にアンケート
調査実施日:2017/1/26~1/29
投票数:438
就活生を対象に438名から集計したアンケートによると、「就活面接で「成功体験」を聞かれたことがありますか?」という質問に対して、34.3%の人がYes、65.7%の人がNoと答えました。(2017年1月時点、キャリアパーク調べ)
そこまで多いという訳ではありませんが、34.3%の人が就活中に成功体験を聞かれたことがあるそうです。しかし、数多くの質問があるなかコレだけの割合の人が聞かれたことがある質問ならば、対策しておいて損はありません。
就活の面接で成功体験に関して質問された時の回答のポイントについてみていきます。
まず覚えていてほしいのが、成功体験自体をいかにインパクトがあるように回答するのが目的ではありません。就活の面接で、なぜ面接官たちがあなたの成功体験を聞きたいのかを改めて考えてみることで、ベストな回答方法がわかるはずです。
就活面接で使える成功体験の例はいくつもある
就活面接ではあなたの回答によって、あなたが成功体験をするための出来事にどう関わったのか、どのように努力してきたのか、そしてそれらのことから、何を学び成長できたかを聞きたがっています。就活では、「成功をした」という出来事自体ではなく、成功する過程を詳しく話すようにすると良いでしょう。面接官が聞きたがっているのはその部分だからです。
就活の成功体験の例としては、サークル活動、アルバイト、勉強、資格、運動、早起きなどがあります。ほかにもわかりやすい例としては、ダイエット、貯金などでしょう。これらの成功体験は、具体例が伝えやすいですよね。
上手な回答の例①
では、何を学んだかを重点的に話す場合の、回答例を見ていきましょう。
【例】
「私の成功体験は、ダイエットです。いきなり無理な運動などを組み込んだせいで最初は結果が出ず、キツくて何度も挫折しそうになりました。しかし、痩せてきれいになった自分で社会人として活躍したいという思いから、無理な内容をやめ、食事をバランスよく摂り軽い運動だけするようにしたら、2ヶ月で6キロ落とすことに成功しました。」
面接力診断で、苦手分野を見つけよう
面接では成功体験以外にも、対策すべきポイントが多くあります。たった一つの見落としが、致命傷になりかねません。
そこで活用したいのが、「面接力診断」です。
面接力診断は24の質問に答えるだけで、自分の弱点をグラフで見える化できます。ぜひ活用して、志望企業の面接を突破しましょう。
「成功体験」への回答②:現在にどう活かされているか
就活の面接で成功体験に関して質問された時の回答のポイントや例をみていますが、次に、就活の面接で成功体験を回答する際に、その成功体験が、現在にどう活かされているかを答えると良いでしょう。成功をしただけでは、それで成長が止まってしまいます。
成功体験を踏まえたその次の行動を回答する
その時に何を感じ、どうすればより良い自分になれるのか考えて、適切な行動をしてきたかどうか、努力をしてきたかどうかなどまで話せば、あなたが向上心あふれる人材だということを、面接官たちに感じてもらうことができるでしょう。
成功体験自体を延々と話すのではなく、限られた時間ではありますが、いかにあなたを採用したいと思ってもらえるかが一番大切です。その成功体験から、次はどんな挑戦をしたいと考えていることまで話し込めれば、向上心をアピールできます。
上手な回答の例②
では、上記を踏まえて回答例をみていきましょう。
【例】
「私は、英検2級を取得するために毎日英語の勉強をしました。繰り返し問題を解き、分からない部分は先生方に質問してきました。しかし、一度目は面接で上手く答えられず合格できませんでした。そこで、まだ諦めたくないと思った私は先生方に徹底的に面接の練習をしてもらい、ダメな所を改善していきました。すると、次に受けたときはスラスラと答えられ、見事豪華くできました。次は、御社で英語力を活かしながら仕事に励み、いつか英検準1級を取りたいと考えています。」
自己分析の浅さは、人事に見透かされる
就活で内定を勝ち取るには、自己分析による自己理解が必須です。自己分析を疎かにしていると、説得力のある回答ができません。
そこで活用したいのが、自己分析ツール「My analytics」です。
My analyticsを使えば、質問に答えるだけであなたの強み・弱み・適職を見える化できます。
ぜひ活用して、就活を有利に進めましょう。
「成功体験」への回答③:成功体験は自慢ではない
面接で成功体験を聞かれたときの回答で、ついつい態度が大きくなり、成功をした時の自慢話になってしまう人が多々います。しかしそれでは面接官によい印象を与えることはできません。むしろ悪い印象を与えてしまう可能性があります。成功体験とはいえ、謙虚な姿勢で自慢話にならないよう気をつけましょう。
一緒に働きたいと思わせるような話し方が大事
具体的な例として、プロジェクトとしてチームとして成功したにも関わらず、いかにも自分だけの手柄のように話てしまうと、協調性がなく、一緒に働きたくないような人材だなという風に、面接官たちへ映ってしまう可能性は否定できません。
就活の面接では、くれぐれも自慢話にならないように気を付けておきまそしょう。一緒に働いてみたいと思ってもらえるような、謙遜したような話し方や、みんなで成し遂げたような話し方をするように心がけてください。
上手な回答の例③
出は最後の回答例を見ていきましょう。
【例】
「私は学生時代、ダンスサークルに入っていました。そのダンスサークルは人数も少なく、大会に出場できるほどの実力はありませんでした。しかし、私がメンバーの募集を大々的に行ってみるとたくさん入ってくれました。その後、メンバーから技術力の向上のために講師をつけてはどうかという提案があり、いざ習うとみんなの士気が一気にあがり、大会に出場できるほど上達しました。大会での優勝こそありませんでしたが、みんなで出場できるまで頑張った経験は、諦めないことの大切さを教えてくれました。」
就活の面接で成功体験を回答する際は例のように何を学びどうやって次に繋げるかを話すのが大事
成功体験に関して就活の面接で、質問された時の回答のポイントや例についてみていきましたが、いかがでしたか?就活の面接で成功体験を質問された時の回答は、ちょっとした工夫や注意が必要です。具体的な例を参考に、成功体験で得られた内容と生かされている行動を就活面接でアピールしてみてください。
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