2019年10月07日(月) 更新

内定後のインターンシップを辞退する場合の注意点

内定後のインターンを辞退する時の注意点①:連絡を迅速に

内定後のインターンを辞退する時の注意点の一つ目は、「辞退が決まった時点ですぐにその旨を連絡する」です。企業は、あなたが内定を受け取った時点で、あなたがインターンに参加するものとして、指導役社員や配属する課の決定など受け入れの準備を始めます。なので、連絡が遅れれば遅れるほど、企業が折る無駄骨も多くなってしまうのです。内定後の辞退には企業側のことも考えましょう。

内定後のインターン辞退は電話でしっかりと伝える

内定後の辞退が決まったら、一刻も早く辞退する旨を連絡することがあなたのとるべき誠意ある対応です。このときの連絡方法の基本は電話です。企業から連絡先としてメールアドレスしかもらっていない場合を除き、メールでの連絡は、一方的な行為なので相手に誠意あるとはいえません。電話できちんと担当者に話しましょう。

電話で伝える上でのマナーを確認

電話では表情が見えない分、きちんとしたマナーを身に付けていないとマイナスの印象を与えてしまいかねません。辞退する企業だからマイナスの印象でも構わないと思うかもしれませんが、その企業とも後々取引先になるなどの繋がりがあるかもしれませんので、マイナスの印象を残すことは避けましょう。改めて「就活マナーマニュアル」で、電話やメール就活マナーを確認するのがおすすめです。無料でダウンロードできるため、マナーに自信がない就活生は手に入れておきましょう。

内定後のインターンを辞退する時の注意点②:理由を明確化する

内定後のインターンを辞退する時の注意点の二つ目は、「辞退の理由を説明できるようにしておく」です。辞退の連絡をしたら、担当者から必ず辞退の理由を聞かれます。このとき、担当者が気を悪くしないように説明する必要があります。たとえば、「他社のインターンとかぶったから」やあ「アルバイトが入ってしまった」などの理由は、担当者のあなたに対する心証が悪くなるのでNGです。内定後のインターン辞退が就活の選考に影響することはないとはいえ、担当者も人間、悪い印象を持った学生に対しては選考に際してもついつい辛口になってしまうことがないとは言い切れません。内定後なのになぜ辞退するのか説明できるようにしておきましょう。

学業を内定後のインターン辞退の理由にするならインパクトを持たせる

内定後の辞退の理由に学業をあげてもよいですが、ゼミや講義が理由だと、「そんなの内定前からわかっていたことだろうに」と担当者に計画性のなさを指摘されてしまうかもしれません。学業を理由にするのなら「私の研究論文が認められ、アメリカの研究センターに短期留学できることになったため、今回はそちらを優先したく」というくらいのインパクトがある理由でなければ、担当者の不快感をかわすことはできないでしょう。

内定後のインターンを辞退する時の注意点③:入社意欲は示す

内定後のインターンを辞退する時の注意点の三つ目は、「今回は辞退したけれど、決して入社意欲が低いわけではないことを念押ししておく」です。担当者は内定辞退の連絡を受けると、「内定後のインターン辞退=自社に入社する気はあまりないのだな」という考えになります。就活の本番が始まったとき、「この子はインターンを辞退した子か。じゃあ、きっとうちが第一志望ではないのだろうな」という目で見られてしまうかもしれません。これはあなたにとって非常によくない事態です。

次回のインターンの参加を表明して印象を変える

上記のようなレッテルを貼られないように、辞退の連絡をするときは、入社意欲の高さをアピールしておく必要があります。たとえば、短期インターンで何度もインターンを実施する企業であれば、「次回のインターン(企業セミナー)には参加させていただきます」と言っておくだけで、担当者のあなたに対する印象をがらりと変えることができます。

内定後のインターン辞退は迅速な連絡と理由明確化が大切であり入社意欲も示しておく

インターンを受け入れる企業は、内定を出した時点から学生を受け入れるための準備をしています。なので、内定後に辞退するときは、「相手に迷惑をかけることを自覚し、相手を不快にしない心遣いをする」ように気をつけましょう。たとえば、「誠意のある断り方はどのような方法か」または、「この断り方は失礼かもしれない」ということを十分に考えることが大切です。その際に迅速な連絡を試みて、理由も明確化しましょう。なぜ内定後にインターンを辞退するのか相手も知りたいはずです。そして入社意欲があることは示しておくと良いでしょう。

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