内定式で好印象を与えるスーツの選び方|入社式のネクタイや自分を演出できる服装も徹底紹介

そもそも内定式とは何か？

新卒で就職活動をしている学生さんは、10月1日以降に内定式というイベントがある人が大半です。自分の入社する企業には内定式がないと不安に思っている人も、内定式がない事の意図を知れば、心配する必要はありません。ここでは、そもそも内定式とは何なのかについて説明していきます。

企業・学生の入社意志を最終確認しあう場

内定式で行われる内容としては、内定者親睦会や内定授与式、社長や人事部の挨拶、業務内容の説明や研修など、企業によって異なります。しかし、内定式で一番大切なメインは内定授与式です。

そもそも内定式とは、倫理憲章で定められた解禁日の10月1日以前に内々定を出した学生に対して、正式な内定通知を渡すことを目的に行われるものです。内定授与式とは、内定を貰った学生が、企業に内定承諾書を提出するものです。企業の採用意志と学生の入社意志を最終確認する意味があるのです。

第一印象を意識した服装が内定式では大事

内定式にふさわしい服装とは社会人として第一印象を意識した服装です。社会人としての当然のマナーとして、身だしなみなどの服装というのがありますが、この身だしなみは第一印象を決めるとても重要なものです。特に、この内定式では、人事部や同期と接する機会なので、気をつけるべきことは、悪い印象を与えないようにする事でしょう。その為にもしっかりとビジネスマナーを守った服装を心がけるようにしておきましょう。

内定式は「目立つ」ではなく「無難」が鉄則

就職活動ではさんざん自分の個性をアピールしてきましたが、内定式ではそのようなアピールの必要性はありません。内定式は、「目立つ」のではなく「無難にこなす」「集団に埋没する」というスタンスでのぞみます。そのため、スーツも他の内定者と見分けがつかないように、ありきたりなリクルートスーツが良いのです。スーツだけでなく、持ち物や髪型・メイクも注意点の一つです。沢山の注意点がありますが、就職活動のときと同じように、ビジネスマナーに則った装いを心がけましょう。

自分は内定先で活躍できるタイプなのか、適性を診断してみよう

内定をもらった会社の仕事は、本当に自分に向いている仕事なのか気になりませんか？

そんな時は、自己分析ツール「My analytics」を活用して、自分と内定先の相性を診断してみましょう。

My analyticsを使えば、36の質問に答えるだけで、あなたの強み・弱み→それに基づく適職を診断できます。

My analyticsで自分が本当に内定先の仕事に向いているタイプか診断し、納得できる決断をしましょう。

就活では自分の魅力を演出することが大切

就活の身だしなみに悩む声は多いです。身だしなみは第一印象を左右するからこそ、細かい部分まで気にする人もいるのではないでしょうか。しかし、覚えておいていただきたいのは就活の身だしなみにおいて「正解」は存在しないということです。

だからこそ、就活では自分の魅力を演出することも大切です。就活の身だしなみにおいて様々な情報があふれていますが、参考にした上で自分で考えて、納得して選択するようにしてください。

リクルートスーツが場に合った一番相応しい服装

内定式スーツには、就職活動で着ていた黒や濃紺のリクルートスーツを着ていきましょう。就職活動でスーツは着つぶしてしまったという方は、内定式に合わせてスーツを新調するのがおすすめです。このときには、就職後のことも考えて、社会人にふさわしいスーツを選びましょう。ここでの注意点は、内定式ではストライプなどのファッション性の高いスーツは不向きです。内定式の会場で悪目立ちするような格好は避けることです。シャツももちろん白一択です。注意点を守って内定式にのぞみましょう。

内定式の服装はリクルートスーツがおすすめ

内定式の服装は一般的にスーツが主流ですが、内定式は立派なビジネスシーンになり、かなりフォーマルな場にもなりますので、スーツは、あまり派手ではない色のものを選ぶように心がけてください。簡単に言ってしまえば、就職活動で着たリクルートスーツがいいでしょう。ファッション性を重視したスーツは内定式には不向き。避就職活動で着ていた濃紺や黒のリクルートスーツが好印象です。

私服でお越しくださいと案内があった場合は、ビジネスカジュアルと呼ばれるような派手すぎない服装でいいでしょう。スーツはリクルートスーツがベストといえます。スーツの色は黒で、服装で個性をだす必要がないので、意識しましょう。就活面接をもう一度受けるイメージで参加してください。

スーツの着こなし注意点：男性向け

上記の通り、内定式には就職活動のときと同じスーツで行けば、間違いはありません。「内定が出たから」という油断や解放感で、内定式に非常識なスーツを着て行くと、悪目立ちしてしまいます。この注意点を見落とすと、内定取り消しといった最悪の事態も起きかねません。「あくまで内定。まだ入社できると確約できているわけではない」という緊張感を持って、内定式にはのぞみましょう。

ネクタイの色や柄は無難な物を

ネクタイは紺や赤など、無難なものを選びます。ブランドの大きなロゴが入っていたり、派手な柄物は内定式では避けましょう。社会人になった時にもビジネスの場で違和感のないスーツの着こなしをして下さい。

ネクタイの色は紺やボルドーがおすすめ

最後に新入社員・新社会人に適したネクタイの色の選び方に関して紹介してきます。それでは、実際に新入社員・新社会人に適したネクタイの色とはどんな色なのでしょうか。また、その色についての、社会人ビジネスマナーはどんなものなのでしょうか。紹介したいと思います。

基本的に新入社員・新社会人のスーツは、大抵は濃いグレーや紺だと思われますが、これと白のワイシャツに合うネクタイの色としては、グレー、紺、ボルドーなどの色がオススメです。少しオシャレ度をUPしたいなら、渋めのピンクや黄色も良いです。ビビッドなピンクや黄色、グリーンなどは合わせるのも難しいですし、少し自己主張も強いので、新入社員・新社会人になりたてのうちはこのような色は避けましょう。また、色が持つ印象として青や紺は清潔感・清涼感がありますので、新入社員のネクタイの色としてはピッタリです。

ストライプのシャツは避けた方が無難

新入社員・就活生のＹシャツにおいて、ストライプのＹシャツですが、研修期間～最初一年は控えた方が無難だと思います。というのも、新入社員・就活生での身だしなみ大事なところは清潔感。ストライプのＹシャツなどでオシャレ感を出すのはあまり好まれないからです。

もちろん、企業や会社によっては、最初からＹシャツのストライプはOKなところもあるようです。会社の雰囲気を見て新入社員でもストライプが問題なさそうなら、ストライプのＹシャツは良いでしょう。

シャツのサイズは適切な大きさにしよう

シャツのサイズに関してはきちんと計り、身体に合ったものを身につけるように心がけましょう。首のボタンが止まらないや、袖が短いなんてことはないようにしましょう。サイズが合っていないだけでも、非常にだらしなく見えます。そして、襟や袖口は清潔にしておきましょう。また、きちんとクリーニングやアイロンをかけたYシャツを着用しましょう。

内定後も油断禁物！あなたのマナーは大丈夫？

内定後でも、就活の細かいマナーは守るべきです。マナー違反をすると、入社する以前から、評価を下げられてしまうでしょう。

そこで活用したいのが、「マナー力診断」です。

マナー力診断を使えば、24の質問に回答するだけで、「身だしなみ」「電話・メール」「書類の書き方・送り方」など、自分の弱点をグラフで見える化できます。

ぜひ活用して、内定後の不安を無くしましょう。

スーツの着こなし注意点：女性向け

ジャケットの中は白のシャツを着ましょう。襟なしのカットソーやリボンタイなどのファッション性の高いシャツは内定式では控えます。パンプスは、内定式には就職活動のパンプスをそのまま履いて行けば良いでしょう。

色や形を工夫するように意識する

リクルートスーツは多種多様で流行の変化も大きいため、必ずしもスタンダードな形である必要はありません。

職種によっては多少個性的なものでも許容される場合がありますので、色や形を工夫しながら、自分らしさを表現することも可能です。応募する会社や職種の特徴を考えながら、自分らしいリクルートスーツを選んでみましょう。

スカートスーツの場合はストッキングとパンプスを

内定式の服装はスカートでもパンツでもどちらでも問題ありません。どちらにせよベージュのストッキングと服装に合った、フォーマルな靴を選ぶことをおすすめします。

パンツスーツはアクティブに見せられる

パンツスーツはスカートより動きやすい服装なので営業などの外に出て動き回る職種志望の場合は、パンツスーツは就活の面接で効果的です。就活面接でスカートを選ぶ人は多いので、キャリアアップの際にはパンツスーツを着るという人も多いようです。

スカートではなくパンツスーツにすると、行動力のある、きりっとした「デキる」風の自分を演出することが可能です。外回りの多い営業職などバリバリ働くタフな職種を受ける就活生は、パンツスーツで活動的な印象を与えることができ、プラスになるかもしれません。

内定式は就活時と同じような色・サイズ・柄のリクルートスーツで臨もう

以上が、内定式のスーツの選び方と注意点についてです。内定式では、ネクタイの色や、シャツの柄にも注意した方がいいです。ストライプは避けるのが無難です。就職活動のときに着たままのよれよれ埃だらけのスーツで行くのは禁物です。

就職活動がひと段落したら、リクルートスーツをクリーニングに出し、注意点を守って内定式や入社式に備えましょう。