2019年10月30日(水) 更新

あなたの弱みは何ですか|ESや面接でされる質問の意図と回答のポイント~例文2つもご紹介~

就活生にアンケートで聞いた生の声はコチラ!

就活生がエントリーシートを作成する際に悩んだことには、何があるでしょうか?キャリアパーク編集部が独自にアンケートを行い、学生たちの生の声を集め、代表的な声をまとめました。

質問:エントリーシートを企業に提出する際に悩んだことと一番気を遣った部分、その理由を教えてください。(封筒、宛名、学歴、資格欄の書き方)

就活生の回答

就活のエントリーシートを提出する際、自分の弱みをどう書けばよいか分からずに迷いました。下手なことを書いてしまえば自分自身の評価を下げるだけですから、「改善するためにどんな努力をしているか」をしっかりと書きました。また、該当するエピソードがない場合も困りました。エントリーシートで文章を書く際に鍵とも言われている部分が、エピソードです。アピール内容に該当するエピソードがなければ一気に文章が薄くなってしまうため、どう書けば良いか悩みました。対処法としては、自己分析で過去を思い返してみました。過去を思い返せば意外と何らかのエピソードが見つかるため、自己分析は大切だと感じました。

※上記は就活生から取得したアンケート回答をもとに、編集部で表記や表現などを一部調整のうえ、記載しております。

弱みを聞かれたらマイナスな印象を避けて話す就活生が多い

就活生の回答

キャリアパーク会員の就活生を対象に「面接で自分の弱みを質問されたとき、あなたならどう答えますか?」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。

  • なるべくマイナスなイメージにならない弱みを話す
  • 強みで補えないものをいう
  • 弱みを話した上でその弱みも捉え方によっては強みになりうるとゆうことを伝える
  • 弱みと、それを克服するために今していることを合わせて回答する
  • 弱みを言い、それをどう抑えていくかを伝える。

■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月6日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「面接で自分の弱みを質問されたとき、あなたならどう答えますか?」

就活生は、アンケート結果によると弱みについて聞かれたらマイナスなイメージを抱かせないように工夫していることがわかりました。「弱みと、それを克服するために今していることを合わせて回答する」など、克服方法、対処法などをセットで考えている就活生が多いようです。仕事をする上でも改善してく姿勢が求められるので、弱み+対処法をセットで考えておく必要があります。このように面接で弱みを聞かれた時に的確に答えるには、回答例やポイントをしっておくといいでしょう。本記事では、弱みについて質問された時の回答例、ポイントを紹介します。

「あなたの弱みは何ですか」と採用担当者が質問をする意図5つ

①:自分を理解しているのかを知りたい

採用担当者が「あなたの弱みは何ですか」と質問する場合、弱みを含めて就活生が自分のことを理解しているのかを知りたいという意図があります。強みだけでなく、自分の弱いところにもきちんと目を向けられているかが知りたいのです。

②:弱みとの向き合い方を知りたい

弱みとの向き合い方を知りたいという意図もあります。弱みを認識している部分をそのままにせずに、きちんと向き合っているかどうか知りたいのです。弱みから目を背けたままでいると、一向に改善されることはありません。弱みとの向き合い方を知り、人間性を把握しようとしているのです。

③:弱みを改善するために対処しているのかを知りたい

弱みを改善するには、対処法を練る必要があります。採用担当者は、弱みをそのままにせずに改善策を持って行動に移しているかが知りたいのです。自分の弱みを把握しながらも、ネガティブにならずに前向きに対処できる人物かどうかを確かめています。

④:仕事に影響を与える弱みがないかを知りたい

採用担当者が質問する場合、仕事に影響を与える弱みがないかを知りたいという意図もあります。「人との会話が苦手」や「地道な作業が苦手」などは、仕事に影響を与える弱みです。採用担当者は、一緒に働く人材を採用するからこそ、仕事に影響を与える弱みの有無を知っておく必要があるのです。

⑤:企業に入社した後も弱みと向き合えるかを知りたい

企業に入社した後も、自分の弱みを改善する姿勢を持ち続けられるかどうかを知りたいというのも、採用担当者が質問する意図です。弱みは誰にでもあるものですが、それを改善しようとする姿勢が重要になります。入社後も見据えた前向きな姿勢は、採用担当者に好印象を与えるでしょう。

「あなたの弱みは何ですか」と聞かれたときの回答ポイント3つ

①:自分の弱みを素直に答える

「あなたの弱みは何ですか」と採用担当者に聞かれたときの回答について、ポイントをおさえておきましょう。採用担当者に弱みについて質問された場合は、素直に答えることが大切です。明らかに長所ともとれる弱みは、面接官が聞きたいことではありません。また、嘘の弱みを言ってしまうと、深堀りして質問されたときにきちんと答えられなくなってしまいます。

②:弱みに向き合い対処をしていることを伝える

弱みについて回答するときは、きちんと向き合って改善策をとっていることを伝えましょう。自分の弱みを素直に認めた上で、改善するための行動を心掛けているとアピールすることが大切です。無理に克服できたと言う必要はありません。改善するために取り組んでいる努力を伝えましょう。

③:仕事をする上で支障になる弱みはNG

上記でもご紹介したように、仕事に影響を与えるような弱みを答えるのはNGです。仕事をする上で支障になる弱みがあると、採用候補から外される可能性が高くなります。実務に関わることで弱みがあると、企業に貢献できる人材というアピールも薄くなってしまうでしょう。

長所言い換えマニュアルも参考に

弱みが思い浮かばないという人は、言い換える方法で変えていきましょう。短所を長所に言い換えるとは、例えば「優柔不断」→「多角的に検討する」といった表現にすることです。短所と思う部分でも、ポジティブに受け取ることで長所になります。このような言い換えで長所を考えたいという人におすすめなのが「長所→短所言い換えマニュアル」です。例で挙げたような言い換え表現を100種類収録しています。無料でダウンロードできるため、自己分析をすでに終えたという就活生にもおすすめです。

ESや面接で質問に答えるための回答例

質問①:あなたの弱みは何ですか

あなたの弱みは何ですか

  • 私の弱みは心配性過ぎるところです。周囲が気にしないようなところが気になってしまい、確認時間が長くなってしまいます。洋服店のアルバイトで商品の点検をすることがあったのですが、点検項目にない細かな部分も気になってしまい、1人だけ終了時刻を過ぎてしまったことがあります。

質問②:その弱みをどのように改善しているかを具体的に教えてください。

その弱みをどのように改善しているかを具体的に教えてください。

  • 終了時刻を逆算して、早めに仕事に取り掛かるようにしています。作業内容に妥協したくないので、余裕を持ったスケジュール管理を心掛けています。

ESや面接のあなたの弱みは何ですかという質問には改善策を交えて答えよう

「あなたの弱みは何ですか」という質問を採用担当者がする意図と、回答のポイントについて見てきました。採用担当者が「あなたの弱みは何ですか」という質問をする場合、就活生が自分のことをよく理解しているのかを知りたいなどの意図があります。弱みを答えるときには改善策を提示して、前向きな姿勢を見せましょう。

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