最終面接で採用担当者である社長や役員が重視するポイント

【就活生にアンケート】最終面接で聞かれそうな質問

■調査方法：キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時：2017年3月7日
■調査元：ポート株式会社
■調査対象者：キャリアパーク会員の就活生
■質問内容：「最終面接で社長や役員クラスと面接するときに聞かれそうなことは何だと思いますか？」

最終面接については、まだ経験したことのないという人もいるのではないでしょうか。アンケートより、最終面接で聞かれることは「学生時代に頑張ったことではないか」と答える人もいれば「会社を選んだ理由」いわば志望動機のようなものではないか、と回答する人もいたのです。 では、実際はどのような質問があるのでしょうか？面接官が見るポイントと一緒にご紹介していきます。

最終面接前にすべき対策

最終面接で内定を勝ち取るためには、失敗するケースを事前に把握して対策を講じることも大切です。最終面接で意識したいことや内定を獲得するコツをおさえ、他の就活生に差をつけましょう。そこで活用したいのが「最終面接マニュアル」です。事前に面接官視点や最終面接で重視されているポイントを把握し、内定を獲得しましょう。無料でダウンロードできるため、最終面接を控えた就活生におすすめです。

面接の各段階で採用担当者の役職やタイプはさまざま

一般的な採用プロセスにおいては、まず1次面接で現場担当者、2次でその上司、最終面接で社長・役員クラスが面接官として登場します。そこでは、それぞれの面接官の立場や役割によって、質問内容や重視するポイントがさまざま。最終面接は「最終まできたし受かったかも」と気を抜きがちとなりますが、最終面接では社長や役員が相手ですから絶対に油断をしてはいけません。

各段階の面接官によって応募者を見る視点が違う

選考の回数に関しては、企業の大きさや経営スタイルなどによって異なります。大企業になると3回以上の面接をおこなう会社もザラにあります。

どの面接でも回数が増えるにつれて面接での意味合いが変わっていき、より深いものになるようですが、それは、面接官の役職によって、評価する『視点』や『基準』などに違いがあるようです。

役職により決定の重みも違う

現場の担当者と実際にその応募者を雇う決断をする社長とでは、その決定の重みと厳しさが違います。入社した時にすぐお世話になりそうな現場の担当者の人柄も気になりますが、やはり大事なのは社長や役員たちが応募者に何を求めているかを知ることです。

最終面接で社長・役員が重視するポイント

当然、最終面接となれば、経営者のトップである社長をはじめ役員といった重役の方々が面接官になる場面も多いです。その際に、1次の面接官に褒められたから、そのときのような振る舞いをしても意味がありません。その上の社長や役員が面接官な訳ですから、その方たちが求めるのもは何かというのをしっかりと把握しておきましょう。

人間性を見極めている

社長や役員たちが最終面接で重視するポイントを３つにまとめてみると、
1.人物面を最終確認
2.熱意ある姿勢
3.苦楽を共にできそうか

このようなところから、1番基本的な人間性を最終面接では見極められているといえます。

当然ながら、お互いのマッチングという視点で、最終確認が行われ、熱意ある姿勢を重視するのは必然だと思われます。そして会社の経理念などに賛同して、頑張ってくれそうな人材は、今後仕事をしていく中でも苦楽をともにしてくれる人材として、考える傾向にもあるようです。

最終面接で社長や役員と会話する際に気をつけること

回答に一貫性を持つことを意識

当然ではありますが、1次面接、2次面接で自分が発言した内容は、面接結果の書類などに残っていると思いますので、最終面接で最も気をつけるべきのは、1次面接、2次面接のときと矛盾するような内容を最終面接で話さないことです。1次と2次で、正反対の内容をいってしまうと、一貫性がない、もしくは何も考えていないのではないかと、思われてしまいますので気をつけましょう。

自分のやりたいことや仕事への想いが伝えられるよう準備

社長などの重役がおこなう最終面接では、人間性や入社への熱意の確認をするとともに、会社との相性などはすごく重要な要素の1つとして厳しく見ていると思われます。
経験やスキル、社会人としての基本的な能力は合格基準を満たしていると判断されているので、社長や役員との最終面接では、これらの点についてはあまり質問されませんが、この人間性を見極める質問は、多いと思いますので、しっかりと自分のやりたいことや仕事への想いが伝わるように、準備をしておきましょう。

第1志望であるという入社意欲を伝える

やはり、その会社に就職する意思があるのか、というのが最重要であり、内定を勝ち取る、決定打のようなところです。 面接官はあなたに第1希望かどうかという真意を問う質問を必ずしてくると思ってください。

例え第1希望の会社でなかったとしても、建前でもいいので、爽やかな笑顔で「御社は第1希望です！」と熱くはっきり面接官に伝えるよう心がけてください。

最終面接の採用担当者である社長や役員が何を求めているかを知り採用を勝ち取ろう

最終面接で採用担当者である社長や役員が、応募者のどのようなところを重視しているのかについて紹介してきました。基本的なスキルや適正は1次（2次）面接で、既に審査されておりふるいにかけられていると考えられるため、社長や役員がおこなう転職の最終面接の内容は入社意思の最終確認や役員との相性を見るためのものであることが多いようです。
会社のトップである面接官が社員に何を求めているか、何を見極めようと思っているのかを想像しながら面接に臨みましょう。