2019年10月31日(木) 更新

【長所と短所の答え方】言い換えや注意点と合わせて例も紹介

選考では長所と短所について質問されやすい

就活のシーンでは、ESや面接などで学生の長所と短所を聞かれることはとても多いです。いきなり「あなたの長所や短所は何か?」と聞かれても、ぱっと答えられる人は少ないのではないでしょうか。

自分の長所と短所を浮き彫りにするために、まずは自己分析をしましょう。自身の過去の出来事やエピソードから、頑張ったことや強く心に残ったことを書き出し、その時に自分がどのような行動をとったのかを思いだします。

こうすることで、自分の性格や価値観を見つめ直すことができ、長所や短所を見つけるきっかけにもなります。また、親や友人に聞いてもよいでしょう。就活の場面で長所と短所を問われた時、迷わずすぐに答えが出せるように、十分に準備をしておいてください。

長所や短所が選考で聞かれる理由

選考の際に、面接官が学生の長所と短所を聞くのは、なぜなのでしょうか。その理由は2つあります。

1つは、企業の社風と学生がマッチしているかを見極めるためです。2つめは、学生が自己分析をきちんと行っていて、強みや短所に対する対策ができるかどうかです。面接官は、学生の内面を知り、企業との適性を判断するためにこのような質問をしているのです。

次の項目では、長所と短所を問う面接官の意図を詳しく説明していきますので、参考にしてみてください。

自分を理解し強みや短所の対策が取れる人か

また、面接官が学生の長所や短所を問うことで、学生が「自分の長所や短所に対して対策を取ることができる人材か」という点をチェックしています。

それをクリアするためには、きちんと自己分析をしておく必要があります。自分自身をよく知り、自分の長所と短所を見つけておきましょう。そうしたうえで、自分の強みをどのように活かし、短所はどのように克服したらよいかという対策を考えます。この点を明確に答えることができれば、面接官に「この学生は、自分で考えて行動する力がある」と認識されます。

多くの企業は、業務において問題にぶつかった時に、自分で考えて解決策を見出すことができる人材を求めています。目の前の課題に立ち向かい、乗り越えられる力があることをアピールできれば、好評価につながります。

社風とマッチしているか

長所と短所を聞く理由のひとつは、企業の社風と学生のマッチ具合を確認するためです。

学生の性格や価値観を知ることで、面接官は学生が企業の社風に合うかどうかを見極めることができます。学生側としても、入社後に「想像していた企業と違う」といったミスマッチを避ける効果もあります。

例えば、「仲間と協力してひとつのことに取り組むことが得意」ということを長所として伝えた場合、チームワークを重視している企業であるならば、学生と社風が合致しているといえます。

面接官は、「この学生はうちの会社で長期的に働けそうだ」と感じることでしょう。企業の社風をよく把握したうえで、自分が企業の社風に合った人物だということをアピールするとよいでしょう。

36の質問に答えて自分のタイプを診断しよう

長所を見つけるためには、自分がどのようなタイプなのかを理解することが効果的です。そこでおすすめなのが「自己分析マニュアル」です。このマニュアルを使えば、質問に答えるだけで自分のパーソナリティタイプが診断できます。

技術者タイプやクリエータータイプ、実務家タイプなどがありますが、あなたはどのタイプでしょうか?無料でダウンロードできるため、すでに自己分析が終わっているけどさらに深めたいという就活生にもおすすめです。

長所・短所の例

長所の例一覧

よくあるよくある長所

  • 協調性
  • コミュニケーション能力
  • 忍耐力
  • 向上心
  • 体力
  • 度胸
  • 積極性
  • 責任感
  • プラス思考
  • プレゼン力
  • 問題認識力

短所の例一覧

よくあるよくある短所

  • 飽きっぽい
  • 視野が狭い
  • 協調性がない
  • 悲観的
  • 頑固
  • 優柔不断
  • 内向的
  • 覚えが悪い
  • 打たれ弱い
  • 自分にも他人にも厳しい

長所と短所を答えるコツ

結論の次に具体的なエピソードを述べる

長所や短所を話す時には、まず結論を伝えます。「私の長所は几帳面なところです。」などといったように、はじめに自分の長所や短所が何なのかを話します。この時、自身をアピールしたいがために、いくつも回答を取り上げることは逆効果です。

長所も短所も、最も伝えたいことを1つに絞って答えてください。次に、長所や短所を裏付ける自身のエピソードや出来事を述べます。

長所を裏付けるエピソードを伝える時には、自身の強みで成功したことを話し、短所は自分の弱点に気が付いた場面や失敗体験を述べるとよいでしょう。

例えば、几帳面なところが長所ならば、「図書委員の活動で、本の破損がないか隅々まで確認した」といった具合です。具体的なエピソードを交えて長所や短所を述べることによって、より信憑性が高い回答になります。

長所:企業での活かし方を述べる

自分の長所を伝えるうえで気をつけたいことは、長所を自慢話のように話すことです。面接官から自分をよく見られたい気持ちは分かりますが、長所を長々と話すことは避けましょう。

また、「裁縫が得意」だとか「テニスが得意」といった仕事と関係のないことは、話さないように気を付けてください。選考の際に長所を伝える上で大切なのは、入社後の業務において自身の強みの活かし方を述べることです。自分の長所を発揮して入社後の活かし方を伝えられれば、採用の確率がぐっと高まります。

そのためにも、企業が求めている人物像や業務内容をしっかりと把握し、それに合った自己アピールが大切です。自分の長所をいくつか取り上げておき、企業が採用したい人物像に合うような長所をアピールすると良いでしょう。

短所:改善点やカバーの仕方をのべる

自分の短所を伝えるだけでは、面接官にただ自分のマイナスな面を見せただけで終わってしまいます。選考の際に短所を話す上で大切なことは、短所の改善点やカバーの仕方を述べることです。

例えば、「何事も行動するのに時間がかかってしまう」ことが短所であるとします。この短所に続いて、「時間に余裕を持って行動し、事前に物事の段取りを考えてから取り掛るようにしている」といった具合に、短所を克服するための工夫や努力を伝えましょう。

短所を受け入れて、自分なりに考えてどのように行動しているかを伝えることが大切です。このように伝えれば、入社後に自身の弱点や苦手なことに向き合う状況に陥ったとしても、それをカバーして業務に取り組むことができるというアピールにもなります。

長所と短所においての注意点

選考の際に長所と短所を聞かれたら、どのような点に気をつけたらよいでしょうか。ただ単に、自分の長所や短所を述べるだけでは、面接官の心には響きません。長所や短所を答える時に注意しておきたい点は2つあります。

1つは、長所と短所が裏表になるようにすること、2つめは、答える長所と短所の要素をひとつに絞ることです。次の項目で詳しく説明していきますので、長所や短所を考える前に一度目を通しておいてください。

長所と短所が裏表になるようにする

自己分析をして長所と短所を考える際に、「短所はたくさん思いつくけど、長所を見つけることが難しい」と悩む謙虚な学生もいるでしょう。このような場合は、短所を長所に変換する方法も有効です。

例えば、「心配性」という短所は、言い換えれば「失敗のないように、行動する前によく考えることができる」といった長所になります。

「飽きっぽい」ことが短所である場合は、「様々な物事に対してアンテナを張り、情報を集める事が得意だ」という強みにもなります。また、自分の短所がよくわからないケースにおいても、自分の長所を裏返せば短所が見つかることもあります。

選考の際は、長所と短所を表裏一体にして話すように意識すれば、より説得力のある自己PRをすることができます。

答える長所・短所の要素は1つに絞る

選考の際に答える長所や短所は、ひとつに絞ったほうがベターです。面接官に自分のことを知ってもらいたいが故に、たくさんの要素を取り上げて長々と話すことはやめましょう。

長所や短所をいくつも伝えられても、面接官は人物像が定まらずどういう人か分からないとなる可能性があります。長所や短所をひとつだけ話すことで、面接官も学生の人柄をイメージしやすくなります。

選考の際は、伝えたい長所や短所をひとつだけ決めて、企業で活躍できる能力をアピールするように心がけましょう。ひとつの要素を裏付ける出来事を伝え、自分の強みを活かしてどのような仕事ができるかを話すことが大切です。

自己分析をした結果、自分の長所や短所がいくつか見えてきた場合は、企業が求めている人物像に合う要素を選んでPRすると良いでしょう。

仕事で活かせない長所は控える

面接官の「あなたの長所はどのようなものですか?」「あなたの優れているところとは?」という質問は、面接試験や書類選考の項目に含まれています。

ここで聞かれる長所とは、就活生の一個人としても長所と言うよりは、仕事上で活かせる長所を聞いていると考えておいて間違いないでしょう。また、自分の長所がダイレクトに仕事で活きないという場合でも、仕事に直結しないけれども、他の人よりも自分が優れている資質を述べることが大切です。

ここでは、自分の性格やもともとの気質、そして分かりやすい特徴を伝えるようにしたいものです。自分がより優れていると思うことを回答するようにしましょう。

採用リスクと思われる短所は避ける

企業の面接官は、就活生の長所や良いところ・性格だけでなく、短所についても質問してきますので、事前にどのような内容でどのような文章にするかどうかを準備しておきましょう。

気を付けたいことは、自分の短所をただ素直に答えるのではなく、採用する側に立ってみて採用するリスクとなる内容の短所は避けるということです。短所を聞かれたので答える、とは言っても何でも相手に伝えるのではなく、戦略的な内容で伝えることが重要です。

採用側の印象が悪くなってしまう内容として、「お金や時間にルーズ」「仕事が雑である」「コミュニケーションが苦手」「嘘をつく」などの明かに人間としてマイナスと思われる内容です。

「短所無し」は客観的に見れていないと判断される

長所と短所について面接で聞かれたときに、「自分の短所はありません」という回答についてですが、これは面接でNGです。

なぜなら、人間は誰しもが長所・短所の両方があるもので、自分だけは短所がないと決めつけてしまうと「客観的に物事が見ることができない人・頑固な人・自己分析ができない人」など、逆にマイナスの印象を与えてしまう可能性があります。

また、短所を言いつつも内容を聞くと、それは長所なのではないか?という内容も避けた方がよいでしょう。面接官は「こちらの質問の内容と意図を理解していない」または「答えをただすり替えている」と考えます。短所をすり替えてしまったり、別の方向に話を持っていくと、誠実さがないと思われる可能性もあります。

家族や友人に聞くのもアリ

自己PRと同じように、自分の長所や短所というものは自分自身ではなかなか見えてこないかもしれません。普段、自分がコンプレックスに思って悩みの種となっている短所であれば、すぐに思い出せるでしょう。

しかし、それ以外の小さな短所や自分では気がつかない短所もありますので、より客観的に自分自身を見ていく必要があります。もし、自分の短所がよく分からなかったり、相手から見た自分の短所と自分が自覚している短所が同じかどうかが分からない、という場合には、周囲の家族や友人に訊ねてみる方法もあります。

より自分に近しい存在の人や、長い付き合いがある人ならば、あなたの性格をかなり熟知していると言えるでしょう。もし、自分の短所が分からなければ、他の人に聞いてみることをお薦めします。

長所と短所の回答例

それでは、引き続き長所と短所の回答例をご紹介します。長所をアピールする際はその根拠に触れることが大事であり、短所については前述した通り、現在改善に向けて努力していることを付け加える必要があります。

長所と短所を上手く伝えられれば、自分がどういう人間であるかを端的に相手に伝えることができます。そうなれば、企業側も採用後のイメージを膨らませやすくなり、良い選考結果を得られやすくなるのではないでしょうか。

下記に長所と短所の回答例を記載しますので、それを参考に、自分なりのアピール方法を模索しましょう。

長所について

明るい性格

私の長所は、何事にも明るく前向きに取り組めることです。以前所属していた部活動では毎日の練習がきつく、何人もの部員が退部を考えていました。しかし、そんな中でも弱音を吐かず頑張っていた私の姿を見て、退部を思いとどまった人が多かったと後から知らされました。また、私自身は意識していなかったのですが、皆に『諦めずに頑張ろう』等の言葉をかけており、それも大いに励みになったようです。

協調性

私の長所は協調性があり、周囲と良い関係を築けることです。これまで様々なグループに所属しましたが、常にグループメンバーとの信頼関係を第一に考え、行動に移してきました。例えば、アルバイト先でシフトを決める際に、それぞれの人間関係や向き不向きを基にしたので、『働きやすい』との評価を頂きました。

短所について

忘れっぽい

私の短所は忘れっぽいところです。それによって大きなミスをしたことはないのですが、以前は細かいミスをいくつかしていました。しかし、今はメモを取る、スマホでアラームを鳴らす等の対策を試みており、以前より回数を減らすことができております。

感情的になる

私の短所は、冷静さに欠けているところです。以前は感情的になって行動し痛い目に合うことが多かったのですが、それを反省し、今では自制心を育むために規則正しい生活や食事、適度な運動を心掛けています。また、自分で『感情的になっている』と判断した際には、必ず第三者の意見を仰ぐようにしています。

自己分析に長所と短所は重要!仕事と絡めた内容を答えよう

長所・短所は就活時のESや面接での鉄板の質問になりつつあります。質問される確率が高いため、就活生は回答を予め準備しておきましょう。

長所と短所は紙一重という言葉があるように、長所は短所に短所は長所に言い換えられます。長所と短所が全くかけ離れたものだと、人間性が見えなくなる可能性もあるため、一貫性をもたせるように、考えていきましょう。

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