2020年06月15日(月) 更新
【志望動機が書けない人必見】書くために必要な行動や例文を紹介
目次
志望動機が書けなくて悩む就活生は多い
就活生の回答
キャリアパーク会員の就活生を対象に「志望動機を考えるときに難しいと感じる部分を教えてください!」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。
- 企業ごとの違いを探すこと
- 会社ごとに考えなければならないこと
- 企業側目線
- 自分がどのように企業に役立てるか
■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月7日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「志望動機を考えるときに難しいと感じる部分を教えてください!」
就活生に志望動機についてのアンケートでは、志望する企業ごとに考えなければならいないことが悩みの種だということがわかりました。「企業ごとの違いをさがすこと」「会社ごとに考えなければならない」という結果が出ているように、企業ごとに内容を最適化する点に難しさを感じています。
では、そんな悩みを抱える就活生はどのようにして志望動機を作成していけばいいのでしょう。
志望動機が書けない時は、志望動機ジェネレーターを活用してみよう
志望動機を作成する際、なかなか良い内容が思い浮かばない人も多いはず。
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志望動機が書けない理由
志望動機が書けない理由には、どんなものがあるのでしょうか。課題改善のためには、原因の発券が必要です。自分で志望動機が書けない理由を考えても、結論が不明の人は、このなかから当てはまるものを見つけてください。
①憧れで企業を志望している
志望動機が書けないと悩む人は、憧れだけで企業を選択している可能性があります。「前から憧れていた」「商品を使って感動した」というような志望動機だと、あまり個性が伝わりません。実際、このような志望動機を書く人は多くいますし、面接官にとっても印象は薄いでしょう。事業や商品などに共感する気持ちは大切ですが、それを踏まえた上で自分は会社に何ができるのかを考える必要があります。
②給与や待遇などを重要視しすぎている
志望動機が書けない理由として、給与や待遇などを重視しすぎていることもあげられあす。たしかに、初任給や待遇は就職先を決める上での条件として大事です。しかし、給与や待遇だけを考えた志望動機を言われても採用担当者は良い気はしないでしょう。給与や待遇を確認した上で、「なぜ他の企業よりも高いのか」「どう実現しているのか」など、事業内容や働く環境にも注目するとより良い志望動機が書けるかもしれません。
③自己分析が足りない
志望動機は会社の情報だけでなく、自分に何ができるかも書いていく必要があります。志望動機でアピールポイントなどが上手く書けない人は、自己分析が足りないことも考えられます。
自己分析が足りないと、採用担当者を納得させるだけの熱意や自分の特性を伝えづらいのです。そうなると志望動機が書けないと悩んでしまうので、自己分析や他己分析は重点的にした方がいいでしょう。
④企業研究が十分ではない
また、企業研究が十分ではないと志望動機が書けないことが多いです。志望動機を見ると、どれだけ企業研究や情報収集をしたかがわかるものです。企業研究で得た情報が多いと、どれだけ真剣なのか熱意が伝わりますし、より深い志望動機ができます。企業研究に関しては徹底的に行うことが大事です。
志望動機に盛り込むべき内容とは
さて、よりテクニックについての話を進めていきましょう。
志望動機には、どんな内容を盛り込んだらいいのでしょうか?何が企業にとってアピールになるのか、志望理由として良いのか悩む人も少なくないと思います。志望動機が書けないと悩んでいる人へ向けて、解決策を提案します。
①企業を選んだ理由
志望動機には「なぜその会社を選んだのか」を盛り込むことが大切です。企業側としても「多くの業界や業種の中からなぜ弊社を選んだのか」を知りたいというのが本音です。志望先を選んだ理由が明確であるほど説得力は増すでしょう。志望動機は企業研究の質も多く関わってくるので、業界や競合企業について多くの情報を集めてみてください。
②会社でなにがしたいか
志望動機には、就職して会社で何がしたいのかも盛り込むといいでしょう。会社の業務を把握していると、仕事に役立つ自分のアピールポイントも考えやすいです。会社の事業や業務について、どれだけ把握できているのかも同時に伝わります。また、どんな価値観や考え方を持っているのかアピールするチャンスなのでぜひ志望動機に盛り込んでみてください。
③身に付けたいスキル
志望動機を書く際は、身に付けたいスキルについても盛り込むといいでしょう。会社で仕事する上で身に付けたいスキルがわかっていることは、その会社の仕事内容をきちんと把握できていることをアピールできるほか、目標を持って働いてくれるという印象が与えられます。また、現在身に付けている能力や勉強していること等があると、より志望動機も書きやすくなるでしょう。
④数年後のビジョン
志望動機には会社に入ることでどうなりたいのか、数年後のビジョンを書くといいでしょう。これはキャリアを考える上でも大切です。まずは3~5年後にどうなっていたいのかを想像してみましょう。また、その会社でどんな職種や役職を目指せるか知っていると書きやすくなります。会社のHPで調べたり、OB訪問や説明会で質問したりすると有力な情報を得やすいはずです。
志望動機が書けない人におすすめの対処法
志望動機が書けないと悩んでいる人は、ぜひ以下で紹介する対処法を試してみてください。これまでと視点を変えたり、就活中に経験値を増やしたりすれば志望動機は書きやすくなるでしょう。おすすめの対処法を5つ紹介していきます。
競合企業にはないところを探す
志望動機が書けないと思ったら、とにかく競合や他の会社にないポイントを探しましょう。同じ業界の企業同士だと似ているポイントが多いと思うかもしれませんが、実際の雰囲気や特徴、仕事のやり方は大きく異なります。企業のHPを見るだけでなく、OB訪問などを通して特徴を探し出しましょう。
自分の優先順位を明確にする
また志望動機が書けないと悩んでいる人は、まず自分の軸を明確にしてみることも対処法として有効です。就活をしていくと、仕事をする上で優先的に考えたい項目がいくつかあるでしょう。浮かばなくても、いくつか箇条書きにして優先したい項目を整理してみるのが大切です。特に企業の考え方、事業内容などで考えてみると志望動機を書く際に役立ちます。
インターンシップに参加して企業の雰囲気を知る
志望動機が書けないと悩んでいる人は、インターンシップへの参加がおすすめです。業界や職種によっては実際に経験したり、職場の声を聞いたりしないと実態がつかめない仕事も少なくありません。インターンシップに参加すれば、アピールポイントにもなりますし、自分が何をしたいのかもより明確になるでしょう。就活ピーク時でも短期や1週間のインターンシップを開催している企業は少なくないのでぜひ参加してみてください。
セミナーやイベントで社員から話を聞く
また、インターンシップと同様にセミナーやイベントに参加してみるのもおすすめです。志望動機作成のレクチャーや、少人数で人事の人と話せるイベントもあります。1人で考えても悩むという人は、いろんな考え方やノウハウを共有してもらうのも対処法として有効です。これまでとは違った視点や情報が得られるので、ぜひ参加してみてください。
内定者の志望動機を覗き見!
企業は、採用において志望動機を重要視しています。志望動機で十分にアピールできないと、内定を得ることは難しいでしょう。
志望動機を書くのが苦手という就活生におすすめなのが「志望動機まとめ」です。
この資料には、内定者が実際に提出したESの志望動機20選が掲載されています。内定先の企業にはトヨタ自動車、伊藤忠商事、三菱東京UFJ銀行、ANA、JAL、JR東海など大手が多数です。無料でダウンロードできるため、志望動機の作成に役立てましょう。
人の志望動機を参考にするのも方法
例文①:なぜその企業を選んだのか
例文
私は貴社のお客様の要望に対して、あらゆるアプローチで応えていこうとする姿勢に惹かれ志望いたしました。ゼミでの研究をきっかけに証券会社に興味を持ち、OB訪問を多く行ったところ、グループ間で連携を強みとして活動ことに大変感銘を受けました。他社にはない連携という強みを活かしながら、あらゆる側面からお客様の問題を解決したいと考えております。また、インターンシップの営業経験で得たコミュニケーション力は貴社の業務で活かせることも多いと考えます。ぜひ、貴社の理念を実現する一員になりたいです。
例文②:自分のスキルが活かせる
例文
私は食品関係の仕事に興味があり、その中でも保存方法に関して探求を続ける貴社に魅力を感じました。私は大学時代に食品の保存方法に関する研究をしていました。研究室対抗の発表会では優秀賞をいただくことができ、ぜひ仕事でもこの分野で活躍したいと考えています。また、貴社ではスキルアップに関する人材育成制度が整っており、食品の保存方法に関して更なる探求ができると考えます。ぜひ、貴社でお客様に役立つ技術や方法を探求・実現していきたいです。
例文③:事務職
例文
私は貴社の事務職として働きたいと考えています。大学時代はサークルで副幹事をしており、会計や企画、外部とのやり取りを行っていました。引き継ぎや急な対応には苦労しましたが、優先順位をつけ、他のサポートメンバーと協力しながら着実に進めることで全体がスムーズに動けるようにサポートできたと感じています。大学時代で培ったサポート力を活かして、貴社での業務が効率よく行えるようにしたいです。
志望動機が書けない時は自己分析と企業研究をやり直す
履歴書の志望動機が思いつかない・書けないときの対処法について、紹介しました。特に、初めて履歴書の志望動機を書く際はどうしても、良い文章を書こうと気負いがちです。また、自分にとっていい文章になったと考えていたとしても、第三者の視点からみたときに、その方向性がズレてしまっているケースなど多くあるでしょう。
志望動機が書けないと悩むのではなく、書けるように行動へうつしましょう。また履歴書の志望動機は書けば書くほど上手くなっていくので、早い時期から練習と考えて何度も履歴書の志望動機を書いてみるのをお勧めします。考えをまとめられれば、志望動機は書けるようになります。
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