2021年10月12日(火) 更新
Webテストの意外と知られていない替え玉受験事情【代行業者の存在・発覚の理由・不正によるリスク】
目次
WEBテストを他の人にやって欲しい就活生は少ない
キャリアパーク会員の就活生を対象に「WEBテストを「他の人にやってほしいな」と思ったことはありますか?その理由も教えてください」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。
就活生の回答
- 別の就活に時間を注ぎたいのでやってほしいと思ったことはある。
- いいえ、自分でやるべきものだから
- ない
- 企業でもWEBテストを取り入れているところは多いので、経験しておくといいと思う。
■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月7日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「WEBテストを「他の人にやってほしいな」と思ったことはありますか?その理由も教えてください」
就活生はWEBテストを自分で受けるべきだと思っている人が多く、それほど替え玉受験をしたい人は多くないということがわかります。「別の就活に時間を注ぎたいのでやってほしいと思ったことはある。」という意見からも、WEBテストを受けること自体はそこまで嫌ではないというのが伝わります。もし替え玉受験をしてしまった場合、どうなってしまうのでしょうか。この記事では、替え玉受験の危険性についてご紹介していきます。
Webテストの替え玉受験の実態とは?
Webテストを就職試験の能力テストとして用いる企業は少なくありません。自宅や職場等好きな場所からいつでも受験できるWebテストは就活生の負担も少ないですし、企業側にとっても簡単に能力をチェックすることができる優れたテストです。
しかし、Webテストで厄介なのが替え玉受験の問題です。Webテスト会場で受験する試験とは違い、W身分証チェックもなければ試験監督者も存在しません。Webテストは解答しているのが受験者本人ではなく身代わりの代行受験だったとしても、主催者側には不正の事実を見破る術がないのです。
Webテストの替え玉受験を行う代行業者がいる
最近では大々的にWebテストの替え玉代行受験をうたうサービスも現れ始め、替え玉受験が大胆かつ巧妙に行われるようになってきています。
当然ながらこうした代行サービスは倫理的に反する事ですし、企業側としても良いものではありません。就活生は当然ながらこうした代行サービスを、利用してはいけないという事を覚えておきましょう。
Webテストの替え玉受験はなぜばれる?
Webテストのシステムを見ていると、本人チェックもなければ試験監督者もいませんから代行の事実はばれるはずがないように感じてしまいます。それでもばれるときはバレてしまうものですが、いったいどのようなところからWebテスト替え玉受験の事実が発覚してしまうのでしょうか?
本人が情報流出源で、面接時に替え玉がばれるケースも
一番多いのは、替え玉受験を実行した本人が情報流出源となってばれるケース。Webテストでは驚くほど簡単に替え玉受験が実行できてしまいます。その難易度の低さから事の重大さを認識せずに替え玉受験を実行する人が多く、うまく替え玉受験が成功すると緊張感が緩んで、ついつい周囲に替え玉受験を実行したことを漏らし発覚してしまうのです。
例えば面接時に「Webテストを受けてどうでしたか?」などと聞かれた時に、ハッキリ答えられないという事で、代行がばれる危険性もないわけではないでしょう。
内定後に替え玉が発覚する場合もある
自分でWebテストの替え玉受験という不正を告白するなんてありえないと思うかもしれませんが、不正の事実を一人で隠しているプレッシャーというものは想像以上に大きなもので、よほど強い人間でない限り誰かに打ち明けて楽になりたいと考えるものです。
親しい友人だから大丈夫、と安心してポロリと漏らした事実が風のうわさとなって駆け巡り、最終的には替え玉受験の事実がばれる危険性もあるのです。本人自ら不正を漏らすのは意外に思えるかもしれませんが、実はほとんどのケースは本人がばれる原因となり、Webテストの替え玉受験が発覚しています。
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Webテストの替え玉受験は危険性が高い?
Webテストの替え玉受験は本人によってばれるケースが多く、次いで多いのは替わって受験した、替え玉役の口から事実が発覚するルートです。替え玉受験というものは、その手口の性質上自分一人で実行するのは不可能です。
一人でもできるカンニングとは違い、すり替わって受験をする共犯者が存在しないとできない不正ですから、自分がどんなに必死になって事実を隠そうとしても共犯者が漏らしてしまえば替え玉受験がばれるのは、言うまでもありません。
一人の不正が発覚すると芋づる式でばれる
共犯者は替え玉受験を実行するくらいですから、そもそも信用できる人物のはずがありません。秘密厳守の意識が薄く軽はずみに漏らしてしまうだけでなく、代行受験をばらすとゆすりを働く可能性も否定できません。
代行サービスなど組織的にWebテストの替え玉受験に関わっていた場合は、一人の不正がばれると、芋づる式に替え玉受験が発覚してしまう危険性もあります。
練習すれば実力がつけられる
Webテストの練習をするには、問題を多く解く必要があります。
そこでおすすめなのが「WEBテスト問題集」です。
こちらの問題集では、玉手箱とTG-WEBに対策できる問題が非言語と言語に分かれて掲載されています。詳しい解説つきなので、問題が解けなかったという人も力をつけることができます。分からなかった問題をそのままにせず、解説を読んで意味や解き方を理解することが大切です。無料でダウンロードできるので、腕試しがしたいという就活生にもおすすめです。
Webテストの替え玉受験は代行業者が存在するが、ばれる危険性が高いので絶対やらない!
Webテストの替え玉受験は意外なほど簡単にできてしまいますが、その事実を隠し続けるのは非常に困難です。替え玉受験の発覚への不安を抱えたまま過ごすプレッシャーは想像以上に大きなものですし、常に共犯者からの情報漏えいにおびえることになります。
どんなに念を押したとしても、共犯者の口を完ぺきにふさぐことはできません。一度Webテストの替え玉受験をしたら最後、いつかばれるのではないかと疑心暗鬼の毎日を過ごすことになってしまいかねません。
たとえWebテストの替え玉受験が成功したとしても、果たしてその後の生活を考えれば見合った成果が得られるといえるのでしょうか。何年もたってから不正の事実がばれるケースもありますから、リスクの大きさを考えれば賢明な方法とは言えません。替え玉受験などという姑息な手段は避け、Webテストのは正々堂々実力と勝負するのが一番の方法です。
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