2020年07月01日(水) 更新

SPIをWEBテストで受験する時の時間・効率のポイント3つ

SPIは試験の受け方によって対策内容が異なる

選考対策で取り入れられるSPIには、4つの受検方法があります。自宅や学校などのパソコンから受検するwebテスティングと、SPIを作成するリクルートキャリアが会場のを用意して行なうテストセンター、企業が用意する会場でマークシート方式で受検するペーパーテスティング、そして、応募先の企業内のパソコンで受検するインハウスCBTの方法です。

以上4つの方式は、受験方法だけでなく、電卓の持ち込み有無や問題数、制限時間の違いなどもあります。

ここでは、webテストでの時間についてご紹介します。

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SPI適性検査をWEBで受験する際のポイント3つ

①制限時間

テストセンターは、様々な企業が使用しているため、知っている人も多いでしょう。時間はバーに表示されており、最終的に時間オーバーによって強制終了になるので、そのバーを見て焦ってしまうと、実力を発揮できなくなります。WEBテストであっても、ペーパーテストと変わない気持ちで受験してください。

SPI適性検査は、出題される検査ごとに制限時間が設けられています。それは以下の通りです。

能力検査:35分
性格検査:30分

ペーパーテストで受ける人はこれよりも長い時間を確保されているものの、パソコンを使用するWEBテストは上記の時間以内に問題を回答しなければなりません。特に能力検査は35分の制限時間で言語分野(国語など)と非言語分野(数学など)の2つの分野を解かなければならないため、時間配分がカギとなります。

制限時間を見ても焦らないようにするため時間を見ながら解答する練習をしておく

SPI適性検査は、WEBから受ける点では、WEBテストとテストセンターは共通しています。テストセンターでは、全体の制限時間だけではなく、各問題に制限時間が設けられており、制限時間が過ぎることで強制的に次の問題に進められます。そして、前の問題には戻ることができないので、次の問題に進む時は慎重に考えてください。

WEBテストでもテストセンターでも、どちらも時間によって焦ってしまうという問題点が共通しています。時間に焦って失敗しないためには、日頃から時間を見ながら問題を解く練習をするしかありません。時間はかかりますが、制限時間に追われながら解答するのに慣れるためには、これがもっとも効率の良い対策でしょう。

②電卓の使用

SPI適性検査において、ペーパーテストの非言語分野では筆算を使用して計算していきますが、WEBテストの場合は電卓を使用して計算します。制限時間が短いので、電卓の扱いには慣れておくと有利ですね。

掛け算や割り算だけではできない計算もあるので、練習問題に取り組む時から、電卓を使用して計算するようにしましょう。

WEBテストは、できるだけスムーズに解答することが求められますが、誤答をしてしまうと無回答よりも評価が下がるので注意しましょう。電卓は一度押し間違えたり、思い違いで計算をしてしまうと、最初から計算しなおすことになり、余計に時間をロスしてしまう場合があります。

一つ前の計算に戻るボタンを把握しておくと共に、計算途中の回答をメモするなど工夫しましょう。

③問題の取捨選択

SPI適性検査のWEBテストのシビアな時間制限を攻略するには、上手く取捨選択をする必要があります。考え込んでしまう、また諦めるかどうかを考える時間は、WEBテストにはありません。WEBテストでは1問につき1分以下で解答するのが基本なので、問題を見てから3秒で諦めるか解答するかを決めてください。

また、WEBテスト全体の時間制限しか表示されていない場合は、時間を問題数で割って計算して、1問あたりにかけられる時間を割り出しましょう。

SPI適性検査のWEBテストを効率良く進めるためには、消去法の活用は必須です。

また、言語試験でテーマの文章を読む前に問題の内容を理解しておくと、テーマの文章を読みながら解答できます。基本的に言語試験、非言語試験共に読解力が求められるので、練習問題に取り組んで読解力を身に付けましょう。読解力が身に付けることが、結果的にスムーズに効率よくSPI適性検査のWEBテストを進められるのです。

SPI適性検査をWEB受験する際は「制限時間・電卓の使用・問題の取捨選択」がポイントになる

SPI適性検査をWEBで受験した場合のポイントについて説明しました。

SPI適性検査のWEBテストは、ペーパーテストの様にマークシート方式ではない上に、制限時間が表示されています。徐々にバーの色が変わる仕様は、あらかじめ知っておかなければプレッシャーに感じてしまい、実力を思うように発揮できなくなります。

SPI適性検査のWEBテストの仕様を把握して、正しく対策していきましょう。

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