2020年06月24日(水) 更新

SPIの偏差値が選考通過に与える影響とは|知っておきたい評価の仕組み【就活】

就活生の多くはSPIで高得点を取る自分なりのコツを持っている

就活生の声

キャリアパーク会員の就活生を対象に「SPIで高得点を取るコツなどがあれば教えてください」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。

  • 解ける問題を確実に解いていくことです。
  • パターンを覚えて,不安を減らす
  • わかりません
  • 言語分野で取れるとこ取っておく
  • 勉強する

■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月8日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「SPIで高得点を取るコツなどがあれば教えてください」
就活生の多くは、SPIで高得点を取る自分なりのコツがあるようですね。「解ける問題を確実に解いていくことです。」「パターンを覚えて,不安を減らす」「言語分野で取れるとこ取っておく」など、さまざまなコツを回答していただけました。
この記事では、SPIテストでどのような要素が評価されるのかを紹介していきます。ポイントをしっかり踏まえて、さらに高得点を目指していきましょう!

自己分析の浅さは、人事に見透かされる

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SPIの結果は点数ではなく偏差値で評価される

就活で欠かせない適性検査のひとつであるSPIはどのような形で評価されているのでしょうか。いわゆるテスト形式の問題なので、点数で評価するものだと思っていらっしゃる方も多いかもしれません。しかし、実際はそうではなく、偏差値で評価を行います。SPI試験後、採点を担当する専門の業者が解答の正答率をもとに20~80の偏差値(標準得点)を出して、その数値をを実施した各企業に提示する仕組みになっています。

SPIの偏差値は7段階で評価される

SPIの結果は、上記で紹介した偏差値に応じて7段階に分けられます。29.5以下であれば評価は1で、70以上であれば評価は最高の7になります。企業は、その偏差値によって導き出された評価の数値によって、通過させるかどうかを決めるでしょう。つまり、高得点を取得すればするほどに、例外を除いて次の選考に進める可能性が高まるといえます。

性格適性検査で通過除外となることもある

SPIの偏差値は、あくまでも基本能力検査における偏差値です。性格適性検査の性質上、偏差値をつけて評価を導き出すことはできず、その人物の性格や普段の行動などのデータとして算出されます。どれだけSPIで高い偏差値を叩き出して高評価を得られたとしても、その企業に合った性格であると判断されなければ通過できない場合もあることを踏まえましょう。

SPIの偏差値は50~60の人が多い

SPIの偏差値は、70以上の出現率が2%です。そして、50~60が30%前後を占めており、最もその偏差値の受験者が多いです。それだけ多いということは、必ずしも50~60の偏差値を獲得しても選考に通過できるとは限らないということなので、偏差値は70以上を目指しましょう。70に到達できなかったとしても、60代後半であれば高評価を得られます。

難易度は高くはないので効率良く勉強して偏差値を上げる

SPIの言語能力と非言語能力の分野は、基本的に中学生レベルの問題が多く出題されます。日頃から勉強をしているのであれば、中学生の教科書の復習程度で充分ですが、大学で一切数学や国語を勉強していないのであれば、効率的に毎日少しずつ勉強をしていきましょう。エントリーシートや会社説明会への参加などに追われるので、苦手な分野に絞って勉強することが大切です。

企業によって偏差値の通過基準は異なる

SPIを行う目的は通過基準としての意味だけではなく、企業によって異なります。多すぎる志望者を少しでも減らすためにSPIを一次選考に採用している場合もあれば、離職率が高いために、少しでも企業の社風や業務内容に適性がある人物を採用したいと考えているなどさまざまです。そのために、偏差値が平均以下だからといって選考を通過しないかというと、そうではありません。

企業研究によって必要な偏差値を把握し対策を練る

SPIを受ける前に、企業研究を行い、その企業が実施するSPIに通過するために必要な偏差値を知りましょう。例年の採用者数などから、大体の偏差値を割り出しても、倍率はその年度によって異なるので、多少の誤差が生まれます。通過するためには、50程度より上の偏差値を目指しましょう。また、偏差値が70を超えている場合は、それだけ通過する道のりが難関であることを表しています。

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SPIは7段階の偏差値で評価され70以上の高い数値で通過することが内定までのポイントとなる

SPIの選考通過に必要な偏差値は企業によって異なります。まずは、志望している企業の合格ライン企業研究をして予測しましょう。割り出された偏差値よりも高得点を獲得することを目指して対策をすることが大切です。SPIの対策をする際には、必要な偏差値になるための勉強量を予測して、計画的に進めることで、エントリーシート対策や面接対策をする時間を圧迫せずに済みます。

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