2020年07月02日(木) 更新

テストセンターでのSPI受検|性格検査の受け方と見られるポイント

テストセンターの性格検査とは

SPIの中のひとつ

SPIは、能力検査と性格検査で構成されています。性格検査とは、SPIの検査のひとつです。能力検査とは違い、これという答えがないのが特徴となります。

性格検査では、その人がどんな人物でどんな仕事に適しているのかを確認できます。物事の考えかたや目標に関する意識を見るために、2つの選択肢がある問題が出されるのです。

企業によっては入社後の研修に使うケースもある

SPI性格検査の結果が、入社後に活用されるケースもあります。例えば、配属先を決めたり、昇進や昇格を決めたりする時に、性格検査の結果を用いるのです。

採用の判断材料だけでなく、企業によっては入社後にも活用されることがあるため、いい加減な回答はしないようにしましょう。

約300の質問によって性格を検査するテスト

SPI性格検査は、約300問の質問によって応募者の性格を検査するものです。複数ある質問への回答を基に、詳しい検査結果が出るように作成されています。

正直に答えることで、「人に対してどのように接するのか」「課題に対してどのように対処するのか」「しっかり感情をコントロールできるのか」といった部分が、SPI性格検査でわかるでしょう。

採用担当者が性格検査で見るポイント

社風・環境に合うか

採用担当者が、性格検査をおこなう理由をご紹介します。まず、企業はSPI性格検査によって、応募者が社風・環境に合うかどうかを見ています。

働くうえで大切な社風や労働環境といった部分は、企業によって大きく異なるでしょう。SPI性格検査を実施すると、応募者の「社会的内向性」「達成意欲」「独自性」などがわかります。企業は、その結果を自社の社風や環境と照らし合わせて、相性を確認しているのです。

人柄

テストセンターの性格検査では、性格に関する様々な質問が出されます。回答から応募者の人柄が判断できるため、企業では応募者がどのような人であるかをチェックすることが可能になります。

テストセンターの検査で評価される代表的なものは行動と意欲です。回答によって、応募者の社会内向性・内省性・持続性・慎重性・身体活動性などの行動と、達成意欲・行動意欲などの意欲が分かります。

普段どのような行動パターンなのか、高い目標に持って積極的に取り組むことができるか、などを見ることができます。

また、性格判断では情緒も評価されます。ストレスが起きた時にどのような反応になるか、失敗した時にどのように受けとるか、気持ちをコントロールすることができるか、などの項目があり、仕事でトラブルになった際にどう対処するかといった点がチェックされます。

適した職種の選定

テストセンターの性格検査の結果は、応募者に適した職種の選定の参考に使われることもあります。

テストセンターでの回答から、応募者の考え方や行動の取り方などを客観的な視点からみることができるため、それを参考に職種を見極めるのです。

面接では企業の担当者が応募者に様々な質問をして、応募者の人柄や適性を見極めていきますが、その場だけでは判断しづらいことも多く、短時間で効率的にその人の考えや傾向を知ることができるテストセンターの性格検査は、非常に有効だと考えられています。

また、検査を通して応募者の能力やスキル、将来の可能性まで予測できる部分もあり、企業にとっては便利な検査となっています。検査の結果から応募者の持つ能力などを見極め、適した職種の選定に役立てています。

性格検査が落ちる原因となる理由

①企業の好みに合わせた回答をしている

SPIの性格検査が落ちる理由となるのは、まず企業の好みに合わせた回答を選んでいたためというのがあげられます。

上述したようにSPI性格検査では、企業が重視する項目がいくつかあります。例えば、銀行や公務員では誠実さが求められますし、ITやベンチャー企業ではチャレンジ精神が求められるでしょう。

そのため、志望する企業の評価ポイントに合わせて対策する人も、少なくないのです。しかし、そういった意図的な回答は、簡単に見破られます。嘘をついていると印象が悪くなってしまうため、正直に答えましょう。

検査の結果と面接での印象にギャップがある

企業の好みにあ合わせて人柄を作り出し解答しても、結果と面接時の印象にギャップが産まれるだけです。

例えば、性格検査の結果で「社交性がある」と出ているのに対し、面接時に物静かな感じだと、採用担当者は違和感を覚えるでしょう。

回答で矛盾が生じている

テストセンターの検査の回答で矛盾が生じている場合、選考に落ちてしまう可能性が高くなります。

「忍耐力がある」という質問に対して「はい」と答えたのにも関わらず「すぐに諦める」にも「はい」と答えてしまうと、回答に矛盾が生じてしまいます。最後までやり抜く力があるのか、ないのか、分からない回答です。

性格診断の質問には、このように同じような意味の質問を違う言葉で問うものがいくつもあり、様々な観点から矛盾がないかをチェックしています。その場しのぎに嘘をついてしまうと、異なる聞き方をされた時に戸惑ってしまうこともあるでしょう。

嘘がバレてしまうだけでなく、一貫性がないという印象を与えてしまう可能性もあります。本当の自分の意見を、正直に答えるようにしましょう。

テストセンター前の性格検査を突破する対策

①企業研究・自己分析を行なう

SPI性格検査を突破するには、質問に対して正直に回答することが大切です。企業の好みに合わせた回答をすると、採用担当者に見抜かれる可能性があります。そんな性格検査で落とされないためには、企業研究と自己分析をおこなっておきましょう。

性格検査では、あなた自身と企業の求める人材の特徴や考え方が、類似することが大切です。事前に、「自分にはどんな特徴があるのか」「企業がどんな人を求めているのか」といった部分を、把握しておくといいでしょう。これらを踏まえたうえで、正直に答えるようにしてください。

②時間に気を配る

SPI性格検査では、時間切れに注意しなければいけません。SPI性格検査は、第1部~第3部に分かれており、制限時間は合計で35分となります。第1部は約90問で第2部は約130問、第3部は約70問です。時間配分に注意して解かなければ、未回答のまま提出することになるでしょう。

それぞれかけられる時間の目安は、第1部から順に12分・13分・10分程度です。1問につき7秒程度で答えなければ、終わりません。SPI性格診断は、考え込んでしまうと時間切れとなってしまう可能性が高いので、なるべく直感的に答えるようにしてください。

③多くの企業が重視する「指標」をおさえておく

指標

■持続性…あきらめが悪いほうだ / 忍耐力には自信がある
■達成意欲…目標は高い方が良いと思う / 競争には負けたくない
■活動意欲…用事は早めに済ます方だ / テキパキしていると言われる

SPI性格検査で分かる項目の中には、常に高めておくべき「指標」がいくつかあります。この「指標」を理解しておけば、SPI性格検査を突破しやすくなるでしょう。例としては、上記のようなものが挙げられます。

こういった、多くの企業において求められる指標は、社会人として必要な能力といえます。SPI性格検査から分かるのは、企業が好む項目だけではないのです。「1つ1つの結果を細かく見られている」という認識を持って、SPI性格検査に臨んでください。

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SPIをクリアしなければ、面接を受けることさえできません。対策には、多くの問題集を解くことが効果的です。

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性格検査を受検するコツ

就活の面接と同じと思って臨む

SPI性格検査は、「面接みたいなもの」だと思って対策を立てましょう。SPI性格検査の結果は、面接で実際に会ったときとの印象と比較されます。そのため、実際の印象と回答の結果に大きな違いがあると、採用において不利になるでしょう。

SPI性格検査の内容と、面接でされる質問は似ています。SPI性格検査を受検する際は、面接で受け答えをするのと同じだと思って回答してください。そうすることで、SPI性格検査の結果と面接で与える印象の矛盾がなくなるのです。

ひとつの問題に時間をかけない

性格検査は、解いた問題数が多ければ多いほど正確な結果が出ます。

そのため、ひとつの問題に時間をかけすぎるのは得策ではありません。300問を、30分で解かなければいけないのです。時間を気にして問題を解く必要があります。

未回答は避ける

未回答は、避けましょう。時間は少ないですが、全ての問題を埋めるように、選択肢に迷った場合も、どちらかを選んで、次の問題にいくようにしてください。

テストセンターでSPIを受験する場合の一連の流れ

受験案内のメール受信

一連の流れ

案内メールの受信→会場予約→性格検査→能力検査

SPIを、テストセンターで受験する一連の流れをご紹介します。過去1年以内にSPI性格検査を受検している場合は、その結果を使うことが可能です。

ただし、採点結果は確認できないので、確実に解けていたかどうかを考えて判断しましょう。

メール受信後翌3時までに自宅で受検

上記でご紹介した流れのうち、性格検査は自宅や大学のパソコンで受験します。性格検査が受検できるのは、予約をおこなった日の翌日3時までとなりますので、時間に気を付けてください。

テストセンターで受験するのは、能力検査のみです。テストセンターで使う受験票は、性格検査完了の予約の完了画面もしくはメールから印刷できます。
次に、SPI性格検査に落ちる人の特徴や突破するポイントを、見ていきましょう。

性格検査を受ける際には「ライスケール」に注意

SPI性格検査には、嘘をついているか見抜くための「ライスケール」が存在します。

ライスケールは、その人が「良く見られようとしていないか」「嘘をついていないか」を判断する質問です。ライスケールに引っかかると、嘘をついていると判断されるので、注意してください。

典型的なライスケールとしては、 「これまで一度も嘘をついたことがない」 「生まれてこの方一度もイライラしたことがない」 などが挙げられます。「一度もない」などの強く否定している質問は、典型的なライスケールですので、「いいえ」と答えるようにしましょう。

WEBテストを無料で対策しよう

筆記試験を突破しなければ、次の選考に進むことができません。Webテストの対策には、問題を多く解くことが効果的です。

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性格検査は1年以内なら使いまわせる

通常の適性検査では、企業の選考ごとに何度も試験を受けなければなりませんが、テストセンターの場合は一度受ければ結果を別の企業に使いまわすことができます。

一度受けた結果で満足しているのであれば、そのまま結果を送信できますし、結果を使いまわしていることがバレることもありません。

性格検査の結果も1年以内であれば使いまわすことが可能ですので、別の企業から受検を求められた場合でも以前の結果を送信して時間を短縮することができます。

企業に提出した後にやり直しはできない

テストセンターの受検結果は1年以内であれば、別の企業にも使いまわすことができますので便利ですが、企業に提出した後にやり直しはできません。

一度提出してしまえば再提出ができませんので、送信の際には細心の注意を払う必要があります。これは前回の結果を提出した場合も同じで、提出してしまえば再提出はできないので必ず確認することが大切です。

テストセンターは一度結果を提出すればやり直しはききませんので、どの結果を提出するかはしっかりと考えておく必要があります。

前回結果を送信してもいいのであればそのまま送信していいですし、納得がいっていないならもう一度受検し直しましょう。どちらを選ぶ場合でも、納得のいく結果を企業に送信することが大切です。

違う企業を受ける場合は再提出できる

テストセンターの結果は一度提出すれば再提出はできませんが、違う企業を受ける場合は再提出できます。一つの企業に送信できる結果は一つですので、別の企業への結果の送信がまだなのであれば再提出をすることはできます。

同じ結果内容を違う企業に提出することも可能です。テストセンターの結果は使いまわすことができますし、前回結果に納得がいっているのであれば、それをそのまま企業に送信することができます。

性格検査についてはすべての場合でそのまま送信できますが、能力検査については企業ごとに受検項目が違う場合もありますので注意が必要です。

企業によっては言語、非言語に加えて英語が必要な場合もあり、英語の受検がまだであれば英語の試験だけ受けてからでなければ結果を送信することはできません。

テストセンター前の性格検査は企業に左右されず素直に回答しよう

SPIの性格検査は、テストセンターではなく自宅や大学のパソコンで受験します。採用担当者は、SPIの性格検査の結果から自社との相性を見たり、採用を判断したりしているのです。

突破するポイントとしては、多くの企業が重視する指標を押さえておく面接と同じだと思って臨むなどが挙げられます。

SPI性格検査には、嘘を見抜くライスケールが含まれているので、注意してください。性格検査で良い結果を出せるよう、しっかり対策しておきましょう。そして性格検査の次はいよいよテストセンターでのSPIです。SPIを内定までの選考として取り入れている企業は多いので、対策は必須です。

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