2020年06月23日(火) 更新
履歴書に顔写真や封筒をのり付けする際のマナーと正しい方法~貼り方のコツ~

この記事の監修者
キャリアアドバイザー
赤塩 勇太大学を卒業後、新卒で採用コンサルティング会社に入社。キャリアアドバイザーとして、1,000名以上の就活生に対してキャリアセミナー、面談を実施。その後、採用コンサルタントとしてクライアントの採用課題の解決に従事。法人・求職者双方の目線から、適切なアドバイスを提供している。
目次
履歴書ではのりの使用方法もマナーの一つ

就職活動は様々なことに気を配らなくてはなりません。しかし、なぜそうしなければいけないのかを考えれば、それほど迷うことはないでしょう。履歴書は、会ってもいない採用担当者に自分自身をアピールする重要な書類ですから、のり付け一つもおろそかにはできません。

調査方法:メールを配信して学生にアンケート
調査実施日:2017/1/26~1/29
投票数:438
就活生を対象に438名から集計したアンケートによると、「履歴書の顔写真や封筒をのり付けするとき、剥がれないか不安になることがありますか?」という質問に対して、69.2%の人がYes、30.8%の人がNoと答えました。(2017年1月時点、キャリアパーク調べ)
そんなのり付けの仕方ですが、しっかりと貼れているか不安で、剥がれないか心配だという就活生は69.2%もいます。書類を出してから不安にならないように、写真ののり付けをする際の注意点などをしっかりと学んでおきましょう。
のりの使い方でだらしない人だと思われてしまう場合もある
液状のりでは履歴書の紙自体を歪ませたり、水分が多いためはみ出してしまったりします。それは本人のだらしなさを連想させてしまうでしょう。また、粘着力の弱いのりで貼れば、詰めの甘い人間だと思われてしまいかねません。
履歴書を読む担当者の心を不快にさせないように心がければよいのです。のりの種類は良く考えて、紙質や素材にあわせて購入しましょう。好感のもてる履歴書は、内容とマナーがしっかりできている履歴書です。
履歴書の正しい作成方法をマスターしよう
履歴書を作成する際は、誤字脱字に気を付けること以外にも基本的なルールやマナーを守る必要があります。
履歴書には細かいルールや書き方が存在するため、きちんと守られているか作成前後にチェックすることが大切です。
そこでぜひ活用したいのが「履歴書作成マニュアル」です。履歴書の書き方に悩んでいる就活生におすすめです。
無料でダウンロードできるので、実際に履歴書を作成する際のお手本としても持っておいて損はありません。
履歴書の封筒ではテープではなくのりを使用する

履歴書用の封筒の封は必ずのりを使用して下さい。セロハンテープやシールは使用してはいけません。封をするということは誰にも開けられないようにし、その書類の信頼性があると分かるようにしなければなりません。
セロハンテープやシールは今でこそ粘着力はありますが、時代によっては簡単にはがせてしまう場合もあり、信用性に欠けるイメージが今でもあるようです。そういった点からものりで封をしましょう。
液状のりよりスティックのりが良い
のりの種類は沢山ありますが、液状のりは乾きにくく書類にまで水分がうつり、履歴書が波をうってしまう場合があります。ですので、スティックのりを使用しましょう。しかし、スティックのりも、あまり良くないものはすぐ剥がれてしまうので、きちんとしたメーカーの物が無難です。
また、封筒自体にのりがついているタイプがありますが、粘着力があまりない場合もありますので、念のためのり付けをしておきましょう。封を閉じたら最後に「〆マーク」を忘れてはいけません。
人事は黙って切り捨てる!あなたのマナーは大丈夫?
就活では履歴書以外にも、細かいマナーが沢山あります。マナー違反をすると、指摘されることもなく、黙って落とされてしまうでしょう。
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履歴書に貼る写真でものりを使用する
履歴書に貼る写真はやはりスティックのりかテープのりを使用しましょう。液状タイプののりでは折角の履歴書が汚れてしまったり、見た目が悪くなったりしてしまいます。のりがはみだしてしまっているのに気づかずに封筒に入れてしまうと、中でくっついてしまう可能性もあります。ですので、はみだす心配が少ないスティックのりなどを使用しましょう。
両面シールを使用するのもオススメ
また、市販の履歴書を買った際に付いてくる、両面シールを使用するのもオススメです。粘着性がある上に、のりがはみだすなどの問題も起こりませんので、安心できます。ただし、一度貼り方を失敗してしまい、はがそうとすると履歴書にシワなどがついてしまう場合がありますので、貼り方には注意しましょう。
写真はのりで貼る前に裏に名前を記入すると良い
履歴書に使用する写真は、ツルツルとしているので、のりの接着力が弱まる可能性があります。そのため、のりで貼ってしまう前に、写真の裏に名前などを記入しておきましょう。万が一履歴書から外れても安心です。採用担当者の方が困らないようにちょっとした気遣いを心がけましょう。
また、一度使用した写真の使い回しはマナー的にも問題です。必ず使用してない写真を使いましょう。履歴書に貼る写真は、指定されたサイズや枠からずれないようして、見た目が綺麗に見えるようにのり付けをして下さい。

キャリアアドバイザー|赤塩 勇太
小さなリスクにも気を配る
選考人数が多い大手・有名企業の場合多くの選考書類を扱いますので、糊付けが甘いと何かの拍子で剥がれてしまう場合も少なからずあるでしょう。細かい部分ですが、想定しうるリスクはカバーできるようにしておくこともマナーの一つです。
履歴書の封や写真を貼る際はのりを使用しよう!はみださないようにスティックタイプなどがおすすめ
履歴書では、基本的に液状のりは使用しないようにしましょう。折角苦労して書き上げた履歴書です。貼り方など、ちょっとした心遣いで最後まで気を抜かず、相手に良いイメージを与えるような履歴書を作れるよう目指しましょう。ここで紹介した、履歴書におけるのりの使用方法や写真の貼り方をしっかり覚えておいてください。
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