2020年06月29日(月) 更新

封筒において在中を用いる理由と覚えておくべき書き方3つ|コツや不安な場合の対処法を知っておこう

履歴書にエントリーシート在中と書くのは「他の書類と区別するため」?

就活生の声

キャリアパーク会員の就活生を対象に「「エントリーシート在中」と封筒に書くべき理由は何だと思いますか?」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。

  • 企業側にわかりやすくするため
  • たくさんの郵便物がくる中で中身が外からわかるように。
  • 大切なものがはいっているアピール
  • 取り扱いに気をつけてもらうため
  • 他の書類と混ざらないようにするため

■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月6日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「「エントリーシート在中」と封筒に書くべき理由は何だと思いますか?」

郵送する履歴書に「エントリーシート在中」と記載する理由について、多くの就活生は「他の書類と区別するため」「大切に扱ってもらうため」という考えを持っていました。

では「エントリーシート在中」と記載する、本当の意味は何でしょうか?コチラの記事で詳しく見ていきましょう。

封筒に記載する「〇〇在中」とは中身を表す言葉

封筒において「〇〇在中」という言葉を見たことある人は、多いのではないでしょうか。あまり気にしたことがないかもしれませんが、もちろんこの言葉には意味があります。

「〇〇在中」とは、その封筒に何が入っているかを示す言葉です。本ページでは、この「〇〇在中」について、見ていきましょう。

書類などの中身を伝えることで担当者までスムーズに届く

「〇〇在中」は、封筒の中に何が入っているかを示す言葉だと説明しました。しかし、何故開けたら分かることを封筒で示すのか、疑問に感じる人もいるでしょう。

一般的に、企業では人によって与えられた役割があるため、それぞれで担当の郵便物が異なります。そのため、スムーズに担当者へ届けるためにも、封筒の中身が書いてあると便利なのです。封筒に中身が書いてあれば、採用担当・経理担当・事務担当などのどこに届ければいいかがわかりやすいでしょう。これが、「〇〇在中」を封筒に用いる理由となります。

自己分析の浅さは、人事に見透かされる

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「在中」を使う書類は履歴書やエントリーシートなど様々

では、この「〇〇在中」を使う書類には、何があるのか見ていきましょう。まず代表的なものとして挙げられるのが、履歴書やエントリーシートです。特に就活の場面において用いる言葉なので、知っている人も多いでしょう。「在中」をつけることが多い言葉は、以下の通りです。

「在中」をつけることのある言葉

履歴書/エントリーシート/内定承諾書/契約書/見積書/納品書/請求書/領収書/発表会書類/コンテスト書類/健康診断結果/アンケート用紙/〇〇会費 など

就活で複数の書類を同封する場合には「応募書類在中」とも書ける

在中をつける言葉として履歴書やエントリーシートを挙げましたが、もしこういった応募書類が複数あった場合には、どうすれば良いのでしょうか。履歴書在中と言いながら他の書類も混ぜてよいのか、気になる人も多いでしょう。

原則として、就活で複数の書類を送る際には「応募書類在中」と書くと良いです。「履歴書在中」でも問題ありませんが、もし他で期日の迫っている書類などを同封している場合は、「応募書類在中」と書いた方がチェックしてもらえる確率は高いです。就活で書類を送る際には、覚えておきましょう。

封筒に「〇〇在中」と記載する場合の書き方3つ

以下では、封筒に「〇〇在中」と記載する際の書き方をご紹介します。履歴書などを封筒にいれていざ「〇〇在中」と書こうと思った際に、どう書けば良いのか迷ってしまうことがあるでしょう。しっかりと書き方を覚えておくことで、間違いのないようにしてください。

「在中」の書き方①:黒もしくは赤色で書いて四角で囲む

実は、「〇〇在中」の書き方に特別なルールはありません。一般的には、黒のボールペンで「〇〇在中」と書いて、周りを四角で囲む方法が使われています。目立つように、赤のボールペンで書いても大丈夫です。

注意点として、「〇〇在中」の周りを四角で囲む時は、線の歪みに注意しましょう。歪んでしまうと見た目が悪くなるため、なるべく定規を使うようにしてください。

企業名より少し大きめにバランスを考えながら書くのがコツ

「〇〇在中」を書く際のポイントとして、企業の住所や名前よりも少し大きめに書くと、目立たせることができます。その際は、バランスが悪くならないように注意してください。

大きすぎると主張が激しく悪い意味で目立ってしまうので、企業の住所や名前より少しだけ大きい程度を意識して書くと、良いサイズの「〇〇在中」が書けるでしょう。

「在中」の書き方②:縦書きの封筒ならば表の左端に書く

「〇〇在中」の書き方として、記載する場所のルールは特にありません。しかし、一般的には封筒の表の左端に書くケースが多いです。

基本的に、真ん中と右端は企業の住所や名前を記載するので、同じような位置に書けばバランスが悪く見えてしまいます。そう考えると左端に書いた方が、バランスがとれて綺麗に見えるでしょう。そのため、企業の名前や住所を書く際には、左端のスペースにも注意しておいてください。

横書きの封筒の場合は右下に「〇〇在中」の文字をいれる

上記で「〇〇在中」は左端に書くと紹介しましたが、これは縦書きの封筒の場合です。もし封筒が横書きの場合は、左端ではなく右下に「〇〇在中」と書いてください。

理由として、横書きの封筒を用いる場合は、企業の住所や名前を上から書いていきます。そのため、縦書きの場合に余っていたスペースが、横書きでは右下の部分になるのです。これは基本的なルールとも言える部分なので、忘れないようにしてください。

不安な場合はあらかじめ記載されている封筒を購入する

上記では、「〇〇在中」の書き方を説明してきました。しかし、書き方を知っていても、合っているかどうかを不安に感じる人はいるでしょう。

そういった人は、あらかじめ「履歴書在中」などと記載されている専用の封筒を購入しましょう。元から作られたものであれば間違いないので、安心できますよね。ネットや文房具店などに置いてありますので、チェックしてみてください。

「在中」の書き方③:原則として油性のボールペンを使う

最後にご紹介する「〇〇在中」の書き方として、水性のボールペンやマジックペンは避けるようにしてください。原則として封筒に文字を書く際には、油性のボールペンを使いましょう。

では、なぜ水性のボールペンやマジックペンがダメなのでしょうか。理由は、以下の通りです。

水性のボールペンやマジックペンは消えたり滲んだりする

水性のボールペンは、万が一封筒が濡れた際に字がにじむ可能性があります。また、マジックペンも、中に入っている書類や、入っていない場合は封筒の裏側に、インクがにじんでしまう可能性があるでしょう。

そういった点を考慮すると、油性のボールペンが一番安全なのです。「〇〇在中」に限らず、封筒に文字を書く際には気を付けておいてください。

手書きではなくスタンプを活用するのも1つの手段

万が一水性のボールペンを持っていなかったり、上手く書けるか不安に感じたりしている場合は、スタンプを活用するのも1つの手段です。

先程「履歴書在中」と書いてある封筒をご紹介しましたが、同じように手軽に「〇〇在中」と押せるスタンプがあります。こういったスタンプを購入しておけば、複数の封筒を作成する際にも便利でしょう。気になった人は、ぜひ購入してみてください。

封筒の中身を表す「在中」の書き方を覚えておこう!黒もしくは赤色で左下に記載する

本ページでは、封筒に「在中」を用いる理由や書き方などをご紹介しました。普段の生活で使うことは少ないかもしれませんが、就活が始まれば覚えておいた方が良い知識です。また、社会人になって使う機会が多くなる人もいるので、知っておいて損はないでしょう。在中の書き方としては、サイズ・大きさ・ペンの種類に気を付けましょう。しっかりと書き方を把握しておくことで、間違いのないようにしてください。

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