2019年11月14日(木) 更新

就活で使う封筒の選び方と書き方のマナー

就活で使う封筒の選び方のマナー

就活で使う封筒は、封筒に入れる書類のサイズや厚さに合わせて選びます。できるだけ、書類を折りたたまずに入れることができる封筒を選びましょう。また、就活用の封筒は白無地のものがよいです。白無地の封筒は文房具屋や百円ショップで手に入ります。就活には茶封筒や社名・学名入りの封筒は使わないようにしましょう。ただし、どうしてもちょうどよい白無地の封筒がないときは、茶封筒でもよいです。

封筒は白無地のものがマナー

また、履歴書やエントリーシートを入れるときには、中身が透けて見えない封筒を選びます。履歴書やエントリーシートはあなたの個人情報が満載だからです。もし、企業側から指定された封筒があったり、サイズの指定があるときには、その指定に従います。募集要項等はよく確認してから、就活用の封筒を選ぶようにしましょう。

封筒の表面の書き方のマナー

封筒に宛名や宛先を書くときは、正式名称で書きます。宛先の住所は都道府県名から書き、「丁目」や「番地」も省略せずに書きます。また、縦書きのときは漢数字が基本です。宛名を書くときは、気づかないうちに省略して書いてしまっていることがあるので注意しましょう。(株)は株式会社と書きます。

封筒の宛名は省略せず、応募書類である旨を記載するのがマナー

また、宛名によって「御中」と「様」と使い分けなければなりません。会社や部署、係等、宛名が個人名ではないときは「御中」を最後につけます。宛名が個人名のときには「様」をつけます。「御中」と「様」と重ねて使うことはないので、注意してください。「人事部 田中」というように部署名と個人名がセットになっているときは、「御中」はつけず名前の後に「様」をつけます。

企業には一日に大量の郵便物が届きます。中身を見なくても就活の書類が入っていることがわかるように、封筒の左側には赤字で「応募書類在中」と書いておきましょう。

封筒の裏面の書き方のマナー

封筒の裏面には自分の住所と名前を書きます。宛名・宛先と同じように、住所や名前で省略や略字を使わないようにしましょう。住所は都道府県名から書いてください。住所が二行になるときは、二行目は一行目の始まりよりも下げて書き始めます。また、郵便番号も忘れずに書きます。

封筒の書き方でも企業はあなたのマナーを試している!

自分の住所と名前は封筒の中心線をまたいで書くのが基本ですが、最近では住所も名前も中心線の左側に書く場合が多いので、就活の封筒でもそのようにしてかまいません。

ただし、応募企業によっては礼儀やマナーを重視することがあります。たとえば応募先が百貨店などのマナーを重視する企業であれば、中心線をまたいで書いた方がよいです。封筒の封をしたら、割印がわりに「〆」の印をつけておきましょう。

就活マナーを改めて確認

就活中は、企業とのやり取りの機会が多くあります。これらは、ビジネスマナーをきちんと守ることが大切です。郵送だけでなく、メールや電話のマナーは社会人として必要なスキルでもあるため、就活中から身に付けておくといいでしょう。マナーを身に付けるために目を通しておきたいのが「就活マナーマニュアル」です。就活に必要なマナーが網羅されており、メールや電話のマナーについても詳しく掲載されています。日程調整などのメール例も紹介しているため、確認しておくと役立ちます。 無料でダウンロードして、マナーでの失敗をなくしましょう。

就活での封筒のマナーを侮らず、企業はしっかりとチェックしていることを忘れずに!

今回は、就活で使う封筒の選び方と書き方のマナーをみていきましたが、いかがでしたでしょうか。

就活で使う封筒の選び方や書き方は一度覚えておくと、就職後も役に立つのでこれを機会に確認しておきましょう。マナーに合った封筒が完成したら、あとは郵送するだけです。ポストに投函する前に、もう一度誤字脱字がないかだけはチェックしておきましょう。

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