2019年11月14日(木) 更新

面接成功の秘訣を知って内定獲得を目指そう|すぐに役立つ態度や回答のコツ【圧迫面接の対処法も紹介】

面接成功の秘訣【事前準備】

①:企業研究とESの再確認

面接成功のためには、事前準備をしっかり済ませる必要があります。面接の質問は、ESの内容をもとにされるため、内容の再確認をおこなっておきましょう。ESの内容をコピーして手元に残しておくと、面接直前まで内容を確かめることができます。また、事業内容や今後働きたい分野などに関する質問も出されるので、企業研究を欠かさないことが大切です。

②:自分が話したいことの優先順位を決めておく

自分が話したいことの優先順位を決めておくことも大切です。面接の時間はどんなに長くても数十分しかありません。限られた時間の中で自分の伝えたいことやアピールポイントを詰め込もうとすると、結局何が伝えたいのかがわからなくなってしまいます。回答する際には自分の行動や仕事に対する「軸」を決め、そこから関連するエピソードを書き出して優先順位を設けてみましょう。そうすることで、伝えたいことが明確になります。

③:回答を丸暗記しない

面接だからこそ、伝えたいことは完璧によどみなく話したいと思うものです。しかし、全てを丸暗記していると、面接官から想定していない質問をされたり、自分が用意しておいたフレーズを忘れたりしたときに動揺してしまいます。そこで、伝えたいエピソードは丸暗記するのではなく、要点やキーワードで覚えるようにしましょう。要点やキーワードで覚えることで、回答の構成を柔軟に変えられるようになります。

面接成功の秘訣【面接当日の対応】

①:第一印象を整える

当日におこなっておきたい、面接成功の秘訣について紹介します。まずは、第一印象を整えましょう。面接は、就活生の回答だけで判断されるわけではありません。第一印象が良くなければ、面接官に評価されないことがあるのです。スーツや髪型などの身だしなみだけでなく、着座する時の姿勢やあいさつなど、必要最低限のマナーを身につけておきましょう。

②:面接官の話をしっかり聞く

面接官の話をしっかり聞くのも大切です。面接官の質問は、短いものや長いものまで様々あります。それらの質問に対してどれもこれも「はい」と相槌を打つだけでは、しっかりと評価されません。「○○の部分は○○だとおっしゃっていましたが…」と、その質問の要約を話したり、面接官の持論に同意しながら自分の意見を話したりすると、「ちゃんと質問を聞いている」と面接官に感じてもらえるでしょう。

③:結論から先に述べ簡潔に話す

質問されたことを話すときについやってしまいがちなのが、説明が長くなって結論がなかなか出ないことです。どの質問にも結論に時間がかかってしまうと、面接官が抱くあなたへの関心度が低くなってしまいます。そのため、先に結論を述べて簡潔に話し、理解してもらうことが大切です。

④:具体的な事例も交えて回答する

自分の回答を面接官に理解してもらうためには、根拠となるような具体的な事例を交えて話すことが重要です。どんなに魅力的な回答をしたとしても、その中身に根拠がなければ、面接官に「本心なのか?見栄を張っている?」と思われかねません。具体的な事例を交えることで、自分の言葉に信憑性を持たせられるのです。

⑤:話し方やトーンを調整する

話し方やトーンを調整するのも、面接成功の秘訣として大事な部分です。常に暗く、盛り上がりのない話し方をしていると、どんなに魅力的なアピールも印象に残りません。逆に、どんな質問にも、状況を考えず張り上げるように話していると「空気を読まない性格」と面接官に思われてしまいます。一番伝えたい話題ははっきりと聞こえるように話し、そうでない部分は落ち着いて話すといったバランスをとることが大切です。

面接において第一印象が与える影響は大きい

自己分析や業界・企業理解がどの程度できているかも、高評価を受けるために大切な要素です。今の時点で、あなたの面接力はどのくらいでしょうか?それを知るために活用したいのが「面接力診断」です。質問に答えることで、どのスキルが足りていないのかが一目でわかります。結果を参考にすることで、時間のない就活生も効率的に対策を進められます。無料でダウンロードできるので、気軽に試してみてくださいね。

面接成功の秘訣【圧迫面接】

圧迫面接に遭遇したら就活生はどう対応している?

キャリアパーク会員の就活生を対象に「圧迫面接に遭遇したらどう対応しますか?」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。

就活生の回答

  • 冷静に対応する
  • 一度受け止めつつ、自分の意見を言う
  • 深呼吸して一旦落ち着く
  • 相応の対応をすべき、こちらを必要以上の方法で試すようなマネなどあってはならない
  • 試されていると思って対応する。

■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年2月23日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「圧迫面接に遭遇したらどう対応しますか?」

アンケート結果をみると、「一度受け止めつつ、自分の意見を言う」「試されていると思って対応する」といった対処があるようです。しかし、中には「キレる、相応の対応をすべき、こちらを必要以上の方法で試すようなマネなどあってはならない」といった意見もあります。就活生の間でも、受け取り方はさまざまなようですね。 続いては、圧迫面接を乗り切り、成功を掴み取るコツをご紹介します。

①:どんな回答でもいいので質問に必ず答える

圧迫面接を乗り切るには、どんな回答でもいいので必ず質問に答えることが大切です。圧迫面接では、以下のような質問で応募者を追い込んでいく傾向があります。

圧迫面接における質問の仕方【例】

  • 学生時代に打ち込んでいたのは何ですか?
  • なぜそれに打ち込んだのですか?
  • 他のことはやらなかったのですか?
  • なぜやらなかったのですか?
  • やらなかった自分についてどう思いますか?

このように、不条理に思えてしまうくらいの質問攻めを受けたとしても、無言にならず、正直に答えることが求められます。質問をされて答えるまでに、あまり間を開けないようにしましょう。圧迫面接をクリアする人は頭の回転が速く、質問後すぐにいろいろな回答を思いついて、自分に不利な部分もそのまま平然と答えます。ただし、不利な発言をした際は、フォローを忘れないようにしましょう。

②:面接官の意見を受け入れつつ自分の意見も話す

質問の中には、就活生の行動を否定するような内容もあるかもしれません。その時に怒ってしまったり、何の反論もしなかったりするのは、マイナス評価につながります。面接官の揚げ足を取らないように意見を受け入れつつも、自分はどういった行動をとるようにしているのか、補足や反論をするよう心掛けましょう。ただし、その際はいい恰好を見せようとするために、嘘をつくことは避けてください

ESの再確認や簡潔に具体性をもって話すなど面接成功の秘訣は様々

ここまで、面接成功の秘訣についてみてきました。面接を成功に導くためには、事前準備の段階から工夫しておかなければなりません。前日までに、企業研究やESの再確認、伝えたいことの優先順位をあらかじめ決めておきましょう。当日は第一印象をしっかりと整え、話し方やトーンを調整しながら簡潔につたえましょう。面接官からの質問や会話に対しても、真摯に対応することが大切です。圧迫面接を受けた際は、無言になったり怒ったりせず、冷静に回答することが求められます。面接成功の秘訣を覚えて、万全の状態で本番に臨みましょう。

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