2017年10月30日(月) 更新
【圧迫面接って何のため?】知っておきたい真の狙いと効果とは
目次
圧迫面接の狙いと効果~ストレス耐性の確認~
まず一つ目の圧迫面接をすることの狙い、効果として「ストレス耐性の確認」があげられます。仕事では、上司から叱られたり注意をされたりは日常茶飯事です。お客からも文句を言われたり、時には理不尽な物言いをされることもあるでしょう。特に日本ではストレス社会と言われている様に、ストレスの原因となる物事が溢れています。
仕事上のストレスに耐えられるのか
どんなに優秀であってもストレス耐性がないとポテンシャルが十分に発揮できない、中には辞められてしまうとうケースもありますので、この確認は会社側にとって非常に重要な意味を持ちます。
そのため圧迫面接で敢えてストレスの与える質問や対応をし、その反応からストレス耐性の有り無しを確認しています。決して理由もなく行っている訳ではないのです。
圧迫面接の狙いと効果~臨機応変な対応ができるかを確認~
圧迫面接をすることの狙い、効果の二つ目は「臨機応変な対応がとれるか」を確認することがあげられます。大抵の仕事は一筋縄でおこなえる様なことはなく、問題やトラブルは付き物です。いかに状況に合わせて臨機応変に対応できるかの能力が求められてきます。
メンタル面で負けずに問題解決できるのか
臨機応変に対応できるという能力は、無理難題を押し付けたりストレスを与え窮地に追い込まれた時に特によく見えてきます。ですので圧迫面接では、困難な状況に陥らせることでいかに臨機応変に切り抜け対応策を出せるかを見てきます。
問題解決のマインドは持っていても、ストレスを与えられ精神的に追い込まれると応変な対応ができないという方もいますので、特にメンタルの面で負けずに上手く切り抜けられるかポイントになってきます。
圧迫面接の狙いと効果~意思の固さの確認~
圧迫面接をすることの狙い、効果には最後に「意志の固さ」の確認があげられます。面接では志願者は良いことを言いどうしても自分を良く見せようとするので、面接官は本当にその仕事を志願しているかの本心がなかなか掴めません。
そこで「あまりこの仕事に向いてないかもしれませんね」、「営業職でなく当社の技術系の仕事の方はいかかですか?」など敢えて視点をずらさせる指摘や質問をし、本当にその職を志望しているかの意識の固さを計っています。
折れずに志望の意志を貫けるのか
こういった質問はフェイクですので、ここで下手に折れてしまったり流されてしまったりすると意志が薄いと判断され評価が落ちる場合があります。どんな話になっても、志望動機の当初のスタンスは変えない、意志を通すことが大切になってきます。
圧迫面接の狙いと効果を念頭に、嫌な質問でも真に受けないことが大切です!
圧迫面接をすることの狙い、効果には主にこの3つが上げられます。いずれの場合も面接官の質問や言葉を真に受けず、冷静に対処できるかがポイントになってきます。
圧迫面接をするのは嫌がらせなどではなく、止む終えない理由があると考えておくと、寛大になれやり易くなってくるでしょう。
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