自己PRになりそうな学生時代のエピソードが何もない時の就活対策3つ

自己PRできるエピソードがないと焦っている就活生も少なくない

■調査方法：キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時：2017年3月7日
■調査元：ポート株式会社
■調査対象者：キャリアパーク会員の就活生
■質問内容：「自己PRになる学生時代のエピソードはありますか？」

自己PRにつながるエピソードが学生時代のうちに存在していれば、面接やエントリーシートの記入に困りませんよね。就活生の皆さんにエピソードがあるかアンケートを取ったところ、「ある」と答えた人と「ない」と答えた人ははそれぞれ存在していますが「特になくて困っている」との声も。そんな「特になくて困っている」場合、どのような経験を自己PRとして活かせるのでしょうか。

自己PRが何もないと不安になってしまいがち

就活をしていて、自己PRが何もないと「自分はいいところがない」「何もできない人間なんだ」と不安になってしまいがちです。自己PRというのは、自分をアピールするためのものですから、それが浮かばないと何も書けないため不安になるのは当然でしょう。
しかし、自己PRに書けるようなエピソードがなくても、不安になる必要はありません。学生時代に何もないとしても、これから作っていくことはできますし、自分が気づいていないだけかもしれないのです。
では、何もないと思ったら、どんな対策をとって自己PRが書けない状態を打破すればよいのでしょうか。

自己PR作成に役立つジェネレーター

自己PRには盛り込むべき要素がたくさんありますが、文章を考えるのが苦手という就活生は多いのではないでしょうか。的確にポイントを押さえることも大切ですが、面接官に伝わる文章力が試されるのも自己PRの特徴です。言いたいことはまとまったけれど、実際に文章にするのが苦手という就活生は、ぜひ自己PRジェネレーターを活用しましょう。自己PRジェネレーターを使えば、用意された質問に答えるだけで自然な流れの自己PRが完成します。無料でダウンロードできるので、文章の繋ぎ方や言葉遣いに自信がないという就活生にもおすすめです。

自己PRできるものが何もない時の対策①：未来を押す

学生時代に打ち込んだ経験が何もないという就活生のみなさん、企業側はみなさんの「過去」だけに興味があるわけではありません。
今後会社に入った時にできること、やっていきたいことなどの「未来」にも大きな興味があるのです。就活で学生時代のエピソードを話して自己PRしたとしても、余程の内容ではない限り、印象には残らないでしょう。

後悔の挽回策を就活で自己PRするのもアリ

ですから、学生時代のエピソードが何もないと嘆くのではなく、まずはこれから「自分に何ができるのか」に着目しましょう。そうすれば、就活で印象に残る自己PRが可能になります。

また、すでに「自分には何もない」と気付いている人は、自分の反省点にも気付いているはずです。「あれをすれば良かったな」と後悔していることもあるでしょう。就活にあたり、何もない学生時代を会社に入って挽回していく！と考えればいいのです。後悔をあからさまに述べ、同じ過ちは二度としないための努力や、改善方法を就活で自己PRしてみてはいかがでしょうか。

自己PRできるものが何もない時の対策②：日常を見直す

エピソードが何もない人でも、毎日外に出ていれば何らかの出来事に出くわします。日常生活を見直し、本当に何も書けないのか再確認をしてみましょう。
例えばバイトをひとつしていたなら、就活でPRできるエピソードは無限に広がります。接客をしていたならコミュニケーション力が押せますし、製造や調理をしていたなら細かい作業が得意だと言えるでしょう。家に引きこもりがちでPCとにらめっこをしていたなら、多少のスキルが自慢になっているはずです。

自己PRに課題やトラブルに関するエピソードを交える

ただし、就活では自己PRの話が単調だと、面接官の印象に残りません。大きな山があったわけではなくても、少しでも具体的にストーリー立てて話せば、自己PRが印象に残りやすくなります。学生時代に何もないからこそ工夫が必要なのです。

壮大な自己PRでなくても、あなたの人柄や今後の意欲を伝えるのが、就活では重要といえるでしょう。そうすれば、「自己PRが書けない！」という状態も打破できるはずです。

自己PRできるものが何もない時の対策③：新たな経験を作る

学生時代の経験など、自己PRで使える経験が何もないなら、今から作るという手があります。就活が忙しくて暇がないという人も、1日10分程度の時間なら作れるはずです。自己PRのエピソードは「現在進行形」のものでも構いません。
むしろ、今頑張っていることやつい先日打ち込んだものの方がリアルに伝えられ、やる気を感じてもらえるはずでしょう。

書くことがないなら企業の業務に沿ったことを始めてみよう

自分の嫌いなことや苦手なことでは捗らず、長続きもしないものです。好きなこと、得意なことに目を向けて挑戦してみましょう。PC作業が好きなら新たなアプリケーション操作を覚えてみるほか、語学が嫌いでないなら英会話の勉強などがおすすめです。

なお、新たに始めることは面接を受ける企業の業務に沿ったものだと、よりベストです。自分でも自信がつき、自己PRへと反映するでしょう。

自己PRできるものが学生時代に何もない就活生は3つの対策を試してみよう

自己PRできるものが何もない、学生時代のエピソードがなくて書けない時の就活対策についてでした。これらの方法なら、エピソードが何もない人でも、自己PRに応用していけるのではないでしょうか。就職や転職時に欠かせない自己PRでは、あなたの経験を押すのではなく、やる気を見せることこそが重要なのだと覚えておいてください。