【就活で坊主が面接官に与える印象】髪形がOKとされる業種とマイナスを与えないケース

坊主頭でも就活ではそれほど影響はない？

■調査方法：キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時：2017年3月7日
■調査元：ポート株式会社
■調査対象者：キャリアパーク会員の就活生
■質問内容：「就活で坊主頭は不利だと思いますか？影響はないと思いますか？その理由もあわせて教えてください」

就活にはさまざまなマナーがあります。髪型に関するマナーは、多くの人が悩まされているのではないでしょうか？アンケートの結果によると、「坊主頭でも就活には影響しない」と答えた就活生が多くを占めました。その人の内面を判断するのに、坊主頭というのはそれほどマイナスにはならないと考えられているようです。
では、実際にはどうなのでしょうか？こちらの記事では、坊主頭がOKとされる職業と、マイナスなイメージを与えるかどうかについて見ていきます。

就活面接で坊主頭はどういう印象を与えるのか？

就活面接を坊主頭で受ける場合、担当者の印象について見ていきましょう。
坊主の髪型について結論から先に言いましょう。一般的に坊主頭は就活の面接時で不利になると考えるべきです。そうでないケースは後述しますが、坊主頭が有利に働くケースはごく稀と言っていいでしょう。

坊主に特別な意図があると思われ不利になる

坊主頭は目立つ髪型であり、面接官の目を引くことは間違いありません。
「この人はなぜ坊主なのか。おそらく何か特別な考え、ポリシーを持っているにちがいない」と思われることを想定すべきです。
それに明快に答えられない限り、面接を受ける人の坊主がプラスに作用することはないのです。

「和食料理人」や「和菓子職人」なら坊主頭は好印象

1つには、坊主頭が人に好印象を与える職種は、「和食料理人」や「和菓子職人」「大工」など、かなり限定されてしまうこと。
たとえば、お寿司屋さんなら坊主頭はむしろ、もっとも好印象を与える髪型と言えるでしょう。しかし、やはりかなり特殊な仕事ということになってしまいます。会社勤めをする上で、一般的に通用する髪型ではないのです。

飲食以外で坊主頭がマイナス印象にならない業種は？

就活で坊主はいい印象を与えないみたいですね。
寿司職人以外の、より一般的な仕事でも、坊主頭がマイナスにならない職種はあります。また「髭が許される業種であれば、坊主頭もOK」と考えていいでしょう。

「肉体労働」と「クリエイティブな仕事」で坊主の髪形はOK？

それは「肉体労働」と「クリエイティブな仕事」、そして「研究職」です。肉体労働については説明の必要はないでしょう。
特に注目すべきはクリエイティブな仕事。デザイナーなど、特殊な能力を必要とするクリエイティブな業種の場合は、坊主頭は「珍しくない髪型」ということができるでしょう。

研究に関係する仕事も坊主は良い

対外的でない特殊分野の仕事においては、そもそも髪型など問題にされないのです。
つまり、「基本的に対外的でない仕事」「腕さえあれば、外見についてかなり自由な仕事」であれば、坊主頭で面接を受けてもOKということになります。

坊主頭は就活の面接でマイナスの印象だけ？

坊主はマイナス印象なだけでしょうか？坊主頭が問題にされない業種以外でも、それがマイナス印象にならないケースも…場合によってはプラス印象になるケースもあります。
それは、「私はなぜ坊主頭で就活面接に臨んでいるのか」を明快に説明できたケースです。

納得できる説明があれば印象を残せる

たとえばこんなふうに説明してみてはどうでしょうか。
「私は丸裸の自分を、今日ここで評価していただきたいと考えました。人間、見た目ももちろん大切ですが、面接においては、私の人間性や丸裸の価値を、見極めていただきたいと考えました。頭を坊主にしたのもそのためです。これが私の、この面接に臨む覚悟とお受け取りください」
少なくとも面接官に強い印象を残すことはできます。

面接において第一印象が与える影響は大きい

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就活面接では坊主頭の説明ができないと悪い印象を与える

坊主頭で就活面接を受ける際の印象について見てきました。
就職面接時における坊主頭は、多くの職種では不利です。少なくても有利に働くことはあまりないと考えていいでしょう。しかし、説明したとおり、そうではない業種もありますし、一般的に不利と考えられる業種、職種でも、アピールの仕方によっては、高評価を得ることは不可能ではありません。

「自分は坊主頭にこだわりがある」という方は、そのこだわりをどうしたら上手に説明ができ、面接官を説得できるのか、事前に熟考することをおすすめします。