2019年11月25日(月) 更新

面接で「留年した理由は?」と質問されたときの答え方3つのポイント

【面接で留年の質問のポイント】「積極的に打ち込んだもの」を理由に

面接で留年の理由を聞かれた際、大原則になるのが「できるだけプラスの印象を与える説明をすること」です。
どんな理由を述べるにしても、それを自ら進んで積極的に行ったという説明をしなければなりません。

「夢中」「没頭」を取り入れた説明がコツ

■留年の理由には「アルバイト」「サークル活動」「趣味」「旅行」などさまざまあるでしょうが、いずれの理由にする場合でも、「それに夢中になった」「没頭した」という説明のしかたをするのがコツです。
たとえば「一人旅の楽しさに目覚め、それに没頭したのが留年した理由です。旅行にはお金がかかりますから、アルバイトに費やす時間も自然に増えました。そして、自分で得たお金で一人で日本国内を回るということを、丸一年続けたのです。それは大変充実した一年でもありました」というように、没頭したことに対する思いの深さと、それがいかに積極的な意志に基づくものであるかを面接官にアピールするようにしましょう。

【面接で留年の質問のポイント】没頭して得た事をアピール

次にポイントとなるのが、留年理由として説明した没頭したものから何を得られたかの説明です。
面接官が知りたいのは、留年した理由そのものよりも、そこから何を学んだのかということ。
先ほどの「一人旅」という理由にした場合の、答えの例を示しておきましょう。

マイナス要素を、逆にプラスに変換するのが高評価に

「日本国内を○箇所回ることによって、その土地その土地の個性と魅力、あるいは問題点なども見えてきました。また、思わぬトラブルに遭遇し、それに対処することによって、たくさんのことを学びました。人と触れうことによって知った人情や社会のありようも、貴重な経験になったと思っています」

このように説明すると、面接官は「その経験は社会に出てから生かせるはず」と考え、高評価につながるのです。
つまり、留年というマイナス要素を、逆にプラスに変換するために、「学んだことのアピール」をするという方法。大きなポイントと言っていいでしょう。

【面接で留年の質問のポイント】留年に対する反省も忘れずに付け加える

留年の理由の説明と、得られたことのアピールをしたあとに、付け加えなければならないことが1つあります。

■それは「留年したことへの反省」です。

いかに没頭したことがあったとしても、学生の本分が「学業」であることは間違いありません。
それをおろそかにしたからこそ留年したわけでしょう。ですから、その点については、素直に反省する必要があるのです。これも同様に例示しておきます。

素直に認め反省することは大切です

「一人旅から学んだことがいかに多かったとしても、そのために学業がおろそかになったことは否定できません。今にして思えば、学業と趣味の旅行の両立は十分できたはずです。当時の私には、自分に対する甘えがあったのだと思います。これを大きな教訓として、今後の人生に生かしていきたいと思っています」

このように弁ずると、面接官にさらに良い印象を与えることができるでしょう。

実際の面接評価シートで確認する

面接をする際、面接官は面接評価シートを元に就活生を評価しています。面接評価シートには、マナーや身だしなみ、質問に対する受け答えなどの内容をチェックする項目があります。企業や職種によって設定されている項目は異なりますが、参考にすることで、面接官視点を把握することができます。「面接評価シート」を無料で手に入れて、面接前に最終調整をしたり、就活生同士の練習で活用したりしましょう。

面接での留年の理由説明で最後にまとめとして

留年の理由を面接で聞かれた際の答え方のポイントは3つです。ここでおさらいをしておきましょう。

■「積極的に打ち込んだこと」を理由にする。
■そのことから得られたこと、学んだものをアピールする。
■留年してしまったことへの反省も忘れずに。

この3つのポイントを押さえておけば、留年がプラス評価につながる可能性もあるのです。

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