四字熟語で性格を表す｜就活生が面接やESで効果的に使えるフレーズ

四字熟語で性格を表す就活生は多いのか

就活生の多くは性格を表す四字熟語を用意している

突然ですが、19卒のみなさんは、就活は順調ですか？
キャリアパークでは、会員の就活生を対象にアンケートを実施しました。

■調査方法：キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時：2017年3月7日
■調査元：ポート株式会社
■調査対象者：キャリアパーク会員の就活生
■質問内容：「自分の性格を表していると思う四字熟語と、その理由を教えてください」

就活生の多くは、自分の性格を四字熟語で問われた際の回答を用意していました。例えば「勇往邁進(ゆうおうまいしん)」や「一期一会(いちごいちえ)」、「一生懸命(いっしょうけんめい)」といったものは、性格を伝えるのには大変分かりやすいものだといえるでしょう。

性格を表す四字熟語を持っていると自己PRしやすい

性格や人柄、気質やポリシーなどを表す際、キャッチフレーズを持っておくと自分自身を端的にアピールできます。とくに、四字熟語は、シンプルながらストレートに性格が表現できるでしょう。上記のアンケート結果においても、多くの就活生が四字熟語を持っていることが、明らかになりました。以下では、採用担当者への自己PRにもつながる四字熟語を、4つのテーマに分けてピックアップします。

仕事の進め方や姿勢を表す四字熟語

【初志貫徹】で強い意志を示す

仕事の進め方や姿勢を表す四字熟語をご紹介します。まずは、「初志貫徹(しょしかんてつ)」です。「初志貫徹」とは、「一番最初に抱いた夢や志を、最後まで挫折せずに貫くことで叶えること」を意味します。強い意志を持つ性格や同じ企業で働き続けたいことをアピールしたいときに、使えるでしょう。ただし、この四字熟語は根性があるとみられる反面、頑固で融通が利かない性格だと思われることがあります。

【有言実行】で責任感を強調

「初志貫徹」では頑固すぎるとの見方があることを踏まえたうえで、それをもう少しマイルドにした四字熟語も存在します。それが、「有言実行(ゆうげんじっこう)」です。字面の通り、「言ったことを実行する」という意味なので、「初志貫徹」と同様に、実行力や責任感を効果的にアピールできるでしょう。

【七転八起】で失敗しても立ち直る強さをアピール

仕事に対する情熱を伝えたいなら、「七転八起(しちてんはっき)」がおすすめです。何度失敗しても立ち上がる努力をするという意味があるので、困難に直面しても諦めない心意気をアピールできます。仕事で失敗をしても、成長するためには立ち上がる強さが必要です。成長を続けることができることを、アピールしましょう。

あなたが受けない方がいい職業を確認してください

就活では、自分が適性のある職業を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます。

そんな時は、「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。

適職診断で強み・弱みを理解し、自分がどんな職業に適性があるのか診断してみましょう。

ベンチャー企業志望の方におすすめしたい四字熟語

【鶏口牛後】で「リーダーシップ」を示す

自分で活路を見出すベンチャー企業を志望する人におすすめなのが「鶏口牛後（けいこうぎゅうご）」です。「鶏口牛後」は、「大きな集団の中で自分より上の立場の者に使われるより、小さな集団の中で自分自身が長になるほうが良い」という意味を持ちます。どんなに規模は小さくても、明確な意思を抱いて行動したいとアピールするのに最適です。
ただし、大企業での面接やESでは、使わないようにしたほうがいいでしょう。上記の意味を踏まえると、「御社は弱小集団」ですと言っているように、捉えられかねないからです。

【勇猛果敢】で決断力がある性格を示す

ベンチャー企業では、常に新しい目線で事業を起こさなければなりません。そのため、誰もがやらないようなことを決断する力を持つ性格を強調するために、「勇猛果敢(ゆうもうかかん)」を用いるのがおすすめです。字の通り、「勇ましく、猛々しい」のと「果敢に挑戦する、決断する」ことを表すため、より強いアピールにつながることは間違いないでしょう。

人柄を表すのにぴったりな四字熟語

【温厚篤実】で穏やかで誠実な性格をアピール

人柄を表すのにぴったりな四字熟語をご紹介します。人柄の良さを表すのに使える四字熟語としては、「温厚篤実（おんこうとくじつ）」がおすすめです。「温厚篤実」とは穏やかな性格で情けが深いこと、または、誠実で優しさに満ちていることを意味しています。特に、男性の人柄を表すのに適した四字熟語です。

【志操堅固】でぶれない性格を表す

人柄を表す四字熟語として、他にもおすすめなものがあります。それが、 「志操堅固（しそうけんご）」です。「志操堅固」とは、物事をしようという意志が固いこと、または、環境などに左右されず志を守って変えないことをあらわします。ぶれない性格は多くの人に信頼を持たせるきっかけとなるため、非常に効果的な四字熟語になるでしょう。

【深謀遠慮】で将来も堅実に考えている性格をアピールする

就活中からキャリアビジョンを立てるなど、リーダーとしての信頼感や安定感を示そうと思っている人は「深謀遠慮(しんぼうえんりょ)」がおすすめです。「深く考え、将来も見据えたビジョンを考える」ことを表す言葉なので、今後の将来について冷静かつしっかりと考えられる性格であることをアピールするには、ピッタリの表現だといえます。

女子就活生におすすめの四字熟語

【温和丁寧】で優しさを表す

女子就活生におすすめの四字熟語をご紹介します。最初に取り上げるのが、「温和丁寧(おんわていねい)」です。 「温和丁寧」とは、穏やかで優しく心が行き届いていることをあらわします。サークル活動やアルバイトなどを通して、常に目配り・気配りのきいた行動を執るような方に向いている四字熟語です。

【温柔敦厚】で相手を思いやる心の豊かさを示す

「温柔敦厚(おんじゅうとんこう)」も、優しい性格を表すのにぴったりです。この四字熟語は、穏やかで優しく情が深いことをあらわします。相手を思いやる心が豊かという意味があるため、{red;「温和丁寧」以上に周囲に対する優しさ}をアピールできます。「温柔敦厚」と「温和丁寧」のどちらの四字熟語も、細やかな気配りができることを表すので、サービス業や接客業、受付事務などを志望する人に向いているといえるでしょう。

【一期一会】出会いを大切にする性格をアピール

出会いを大切にしている性格なら、「一期一会(いちごいちえ)」がおすすめです。 一期一会とは、人と人との出会いは一度限りということを表します。これまでの人生の中でも、たくさんの出会いと別れを繰り返してきたのではないでしょうか。おもてなしの心が大事とされる観光業などを志望する方に、向いている四字熟語になります。

他にも参考にしておきたい四字熟語一覧

就活の面接やESで使いやすい四字熟語を、ここからはご紹介します。ただし、こちらの一覧はあくまでも一例です。何が良いのかは人によって異なるので、自分の価値観や信念に合うものが見つかるまで、粘り強く考えてみましょう。

あなたが受けない方がいい職業をチェックしよう

就活では、自分が適性のある業界を選ぶことが大切です。向いていない業界に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます。

そんな時は、「適職診断」を活用して、志望する業界と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの業界を診断できます。

適職診断で強み・弱みを理解し、自分がどんな業界に適性があるのか診断してみましょう。

より具体的な性格を示す四字熟語を探す方法がある

分析サイトで自分の性格に最適な四字熟語が探せる

四字熟語をいくつか紹介してきましたが、自分に合うものが分からないという人もいます。そんな就活生は、ぜひ診断サイトを活用するといいでしょう。診断サイトは、いくつかの質問に答えるだけで、自分の性格を表す四字熟語を紹介するサービスです。ぜひ、自己分析の一環として試してみましょう。

①：【あなたを表す四字熟語とは？】 Yahoo! BEAUTY

四字熟語の診断サイトのひとつ目は、「【あなたを表す四字熟語とは？】 Yahoo! BEAUTY」です。 5つの簡単な質問に答えるだけで、性格を表す四字熟語がわかります。どのような人なのかを細かく解説してくれるので、「言われてみればそうかも」と新しい自分を発見するきっかけになるでしょう。

②：転職志向性「四字熟語」診断 ｜doda

四字熟語の診断サイトのふたつ目は、「転職志向性「四字熟語」診断 ｜doda」です。 こちらは、企業を選ぶ基準や仕事に対する姿勢などの質問が出され、仕事におけるあなたの性格を表す四字熟語がわかります。診断結果では転職に関するアドバイスが表示されますので、これを就活に置き換えて考えてみましょう。

四字熟語で性格を表すときは企業の風土や仕事内容も加味して考えることが大切

四字熟語で性格を表すとき、重要になってくるのが「簡潔に自分の人間性を伝える」ことです。そのためには、それぞれの四字熟語が持つ言葉の意味を理解し、活用していくことが求められます。

仕事力をアピールする「初志貫徹」、人柄を表す「深謀遠慮」など、パターンに合わせて選んでみるといいでしょう。もし、はっきりとした四字熟語が思い浮かばない場合には、診断サイトを活用してみるのもおすすめです。