こんなユニークな問題ってアリ？入社試験で聞かれる面接の質問

就活生は就活の面白エピソードを意外と持っている！

キャリアパーク会員の就活生を対象に「自分の体験or周りから聞いた話で、就活の面白エピソードがあれば教えてください」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。

■調査方法：キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時：2017年3月8日
■調査元：ポート株式会社
■調査対象者：キャリアパーク会員の就活生
■質問内容：「自分の体験or周りから聞いた話で、就活の面白エピソードがあれば教えてください」

アンケートの結果から、真剣な空気感のある就活中でも面白いことが起こっているのが分かりました。
「面接でパンプスではなく運動靴でいってしまった」「説明会の待ち時間にポケモンをやっていた」など、ドジをふんでしまう人もいれば、人目を気にせずにマイペースを保っている就活生もいるようです。
こちらの記事では、ユニークさ繋がりで、入社試験で聞かれる面白い面接の質問について紹介しますので、参考にしてみてください。

定番の入社試験

昔から入社試験で利用されている内容には以下のものがあります。入社試験を一度でも受けた経験があるなら誰しも答えたのではないでしょうか。

定番の入社試験での一般常識問題

難易度はそれほど高くないものの、学生時代に受けてきた主要五科目や時事、文化などの問題が出題されます。基本的には新聞やニュースで情報を集め、それについて意見をまとめるような対策を行っていれば問題ありません。理系の企業であれば、数学や理科など少し専門的な問題が出題されることもあるでしょう。

定番の入社試験の面接でよく聞かれる質問

自己紹介、自分の長所と短所、仕事で大切だと思うこと、仕事以外で関心のあるニュース
入社後に挑戦したいこと、自分の課題、身に付けたいスキル、将来の夢
今まで経験したピンチと対処法
志望動機、ほかに受けた業界・企業の有無、転勤も可能か
なにか（企業側へ）質問はあるか

定番の入社試験での質問は今でも健在

ユニークな面接や質問の出題が増えてきているとはいえ、上記に挙げたような定番の面接や問題は入社試験でいまでも多くの企業が採用しています。入社試験対策をする場合はこれらについてはスムーズに答えられるように準備しておきましょう。

実際の面接評価シートで確認する

面接をする際、面接官は面接評価シートを元に就活生を評価しています。面接評価シートには、マナーや身だしなみ、質問に対する受け答えなどの内容をチェックする項目があります。企業や職種によって設定されている項目は異なりますが、参考にすることで、面接官視点を把握することができます。「面接評価シート」を無料で手に入れて、面接前に最終調整をしたり、就活生同士の練習で活用したりしましょう。

いまどきの変わった入社試験での面接の質問

世界的に有名な大手企業などでも、発想力や思考力を測るために変わった入社試験が取り入れられています。その変わった面接や質問の一例をご紹介します。

面接でのユニークな質問にはアドリブ力と説得力が大事

・シアトルにあるすべての窓ガラスを拭くとしたら、あなたはいくら代金を請求するか？
・空気はなぜ透明なのか？
・鉛筆を削ってください。（実際に鉛筆が置いてあったそう）
・フライパンを買いにくるお客様に対して子ども靴を買ってもらうために、あなたならどうするか？

これらの質問には、これ！といった明確な模範解答はないのが実情です。企業側も、それを狙ってこのような質問を面接で出題しているのです。指定されていることに対してはきっちりと回答し、そのほかの条件については、自由にイマジネーションを膨らませて付け加えてしまって構わないのです。企業側はあなたの発想力を面接で推し量ろうとしています。

思わず詰まってしまう入社試験でのユニークな質問

筆記問題ならじっくり考えることができるにしても、面接の質問ではその場でぱっと発想し、分かりやすいようにアウトプットする必要があります。
以下のような質問を入社試験の面接された場合、あなたはすぐにどのように受け答えできるでしょうか。

・あなたの考える究極のエコとはなんですか？
・自分の人生を本にするとしたら、そのタイトルはなんとしますか？
・無人島に漂着したら、どうやって脱出しますか？

ユニークな質問に面接で遭ったときの対処法

上記以外にも、たくさんのユニークな質問が面接では待ち受けています。企業側がこのユニークな質問の出題で求めているのは、お堅い模範解答ではありません。試験官がおっと驚く発想力や、あなたがこの状況にどう対処するかという姿勢です。「わかりません」は問題外、ですが、笑顔ではきはきと応え、プラスにつながるような内容にまとめて面接の質問に答えれば問題ありません。

入社試験の面接でユニークな質問をされたら、自分なりの答えを堂々と話そう

定番の入社試験での面接の質問は依然として健在ながらも、ユニークな発想力を問う質問が増えているのも事実です。準備をしていれば１００％の模範解答を答えられる、という時代は終わりに近づいています。日々の生活の中にある事象に対して「自分ならどうするだろう」と積極的に寄り添う考えを持つ習慣をつけることで、あなたのアドリブ力は広がっていくことでしょう。