2019年12月03日(火) 更新

面接で役立つ自己紹介の回答例マニュアル決定版|OK・NGな例文つきで事前対策を!

面接における自己紹介の目的

インターンシップや選考など、就活のあらゆる場面で乗り越えなければならない「面接」。そこで必ずといっていいほど求められるのが自己紹介です。そもそも面接で自己紹介をする理由は何でしょうか。まずは面接における自己紹介の目的を理解することから始めましょう。

自己紹介は選考に大きく影響する

面接官が自己紹介を求める目的は何でしょうか。採用する側の目線になって考えてみましょう。企業にとって面接は、いかに効率よく優秀な人材を得られるかが大切です。限られた時間で、自社の仲間となる人材を見極める必要があるのです。そのためには、面接官に好印象を与えられるような自己紹介ができるよう、就活生も十分な対策をとらなければなりません。

面接官が見ているポイント2つ

面接における自己紹介で面接官が見ているポイントは以下の2つです。面接官の視点を知り、効果的な自己紹介を考えていきましょう。

ポイント1:第一印象の良さ

あなたの表情、身だしなみ、姿勢、立ち振る舞いから第一印象が判断されます。面接では明るい表情を意識し、清潔感あるスーツの着こなしで臨みましょう。また、座る際は背筋を伸ばし、視線を面接官の顔に合わせて話をするよう気をつけましょう。

ポイント2:コミュニケーション能力

挨拶や質問の受け答えなどからコミュニケーション能力が評価されます。質問の意図を正しく理解し、適切な回答ができるようにしましょう。

面接の自己紹介で話すべき内容リスト

実際に文章を組み立てる際に盛り込むべき内容をリスト形式でご紹介します。

内容

  • 大学・学部・学科名 ₋ 氏名
  • 学校で学んでいる内容
  • 学校以外での活動内容
  • 企業に対して魅力に感じている点
  • あいさつ

自己紹介のNG例3つ

NG例1:あいまいな表現

例)「私は~だと思います」「~したいと思います」
NG理由
あいまいな表現で話をすると、面接官は「この人は自分のこともわからない人なのか?」と不安になってしまいます。
対策
文章の最後は「です」「ます」と自信を持って言い切るようにしましょう。

NG例2:場つなぎ言葉

例)「えーと…」「あのー…」
NG理由
多少使う分には問題ありません。しかし、こうした「場つなぎ言葉」を使用しすぎると、肝心の伝えたい内容が分かりにくくなってしまいます。
対策
友人や家族など、第三者に自分の話し方のクセを教えてもらうことも有効です。

NG例3:ありがちな定型文

例)「私は協調性があります」「社交的な人間です」
NG理由
企業側は何十人・何百人もの就活生を面接しています。その中で、多くの就活生に使用されてきた定型文で自己紹介をしてしまうと「またこのパターンか…」と思われ、面接官の興味を失ってしまう可能性があります。
対策
定型文に頼ることなく、自分の言葉で説明できるようにしましょう。

実際の面接評価シートで確認する

面接をする際、面接官は面接評価シートを元に就活生を評価しています。面接評価シートには、マナーや身だしなみ、質問に対する受け答えなどの内容をチェックする項目があります。企業や職種によって設定されている項目は異なりますが、参考にすることで、面接官視点を把握することができます。「面接評価シート」を無料で手に入れて、面接前に最終調整をしたり、就活生同士の練習で活用したりしましょう。

自己紹介のOK例

面接官の見るポイント、話すべき内容を盛り込んだ例をご紹介します。自分の情報を入れ、自己紹介を完成させてみましょう。

OK例

  • 〇〇大学 〇〇学部 〇〇学科の〇〇〇〇と申します。
  • ゼミでは〇〇〇〇を専攻し、〇〇〇〇を研究しています。
  • 学業以外では〇〇〇〇をしています。
  • 御社の〇〇〇〇な点に魅力を感じ志望しました。
  • 本日はよろしくお願いいたします。

自己紹介における注意点4つ

実際に自己紹介する際に気をつけたい点を押さえていきましょう。

注意点1:自己紹介と自己PRを区別する

自己紹介と混同してしまいがちになるのが自己PRです。それぞれの内容はどんなものでしょうか。まず、以下をご覧ください。

自己紹介と自己PR

  • 自己紹介=あいさつ、コミュニケーションのきっかけ作り
  • 自己PR=能力やしてきた活動のアピール

自己紹介で主に話すのは、名前・大学・所属学科・専攻などであるのに対し、自己PRで伝える内容はいわば自分の強み・魅力のプレゼンです。この認識がズレていると、面接官に「自己紹介から話し過ぎではないか?」と思われかねません。自己紹介と自己PRはしっかり区別するようにしましょう。

注意点2:話す長さは1分以内にする

話す内容が決まったら、一度文字に起こしてみましょう。面接の自己紹介では、よく「1分で自己紹介してください」と求められます。人が1分に話す文字数の平均は250~300字とされています。これを目安に文字数や話すスピードを調整しましょう。また「30秒」や「2分」などの指定があることもあります。時間に応じた文章を数パターン用意しておくと安心です。

注意点3:大きな声ではきはきとゆっくり話す

適切な声の大きさやトーン、スピードを意識することが大切です。面接時は緊張のあまり声が小さくなったり、早口になってしまったりすることも考えられます。面接官が聞き取りやすいよう、伝わる声の大きさで話すように注意しましょう。

注意点4:聞かれたことだけに答える

面接官によっては「名前と大学名」だけを聞かれることもあります。この場合、長々と自己紹介してしまうと「質問の意図を理解していない」「コミュニケーション能力が低い」とマイナス評価を受けてしまう可能性があります。質問内容に合わせて、話の内容を臨機応変に調整するようにしましょう。

まとめ

面接の自己紹介では面接官が見るポイントを理解し対策する

面接の自己紹介では面接官が見るポイントを理解し、対策することが大事です。しっかりとポイントを盛り込んだ文章を用意し、面接に臨みましょう!

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