2019年11月21日(木) 更新

フリーターが正社員を目指す際の自己PRのポイントと例文

フリーターでも正社員になれると思う就活生は多い!

就活生の声

キャリアパーク会員の就活生を対象に「フリーターが正社員になるのは難しいと思いますか?あなたの意見を聞かせてください!」という質問に回答してもらいました。まずは回答の一部をご覧ください。

  • 自分次第でできるのではないか
  • 難しいかもしれませんが強い意志があればなれると思います
  • 職種にもよると思いますが、アパレルや飲食店ではそうした人たちを実際に見てきました。難しくはないと思います。
  • 技術職に限ると実力次第
  • その働いてる職場の正社員ならいける

■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月8日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「フリーターが正社員になるのは難しいと思いますか?あなたの意見を聞かせてください!」
就活生の多くは、フリーターから正社員になることが不可能だとは思っていないことが分かりました。
「自分次第でできるのではないか」「難しいかもしれませんが強い意志があればなれると思います」など、その人の努力次第で評価が変わり、正社員登用のルートが確保できると考えているようです。
そこで本ページでは、フリーターが正社員を目指す際の自己PR作成のポイントを紹介します。例文もあわせてみていきましょう。

フリーターのための自己PRポイント①:入社後に役立つスキル・経験をアピール

新卒就活では自己PRの欄に「コミュニケーション能力が高い」や「いつでも笑顔」といった書き方をしてもかまいませんが、フリーターが正社員を目指すときには、性格診断のような書き方をしてはいけません。フリーターが再就職を目指すときの自己PRとは、「入社したときに役立つスキル・経験をアピールせよ」という意味だからです。フリーターの経験しかない場合、社員として通用するスキルや経験など持っていないと考える方が多いですが、そんなことはありません。フリーターの経験も立派な自己PRになるのです。

フリーター期間にしていたアルバイトから身に着けた経験やスキルを具体的に書く

たとえば、フリーター期間に販売・接客のアルバイトをしている人が営業職に応募する場合、接客の経験は営業職についたときに役に立つものです。ですから、そこをアピールポイントにして自己PRを書きましょう。このとき、フリーター期間にしていたアルバイトの業務内容を具体的に書くことで、接客の経験をよりアピールすることができます。例文としては、「接客のアルバイトをしています。常にお客様のニーズを考え、ひとりひとりに合った対応を心掛けることによって、その人がどんなことを求めているのか会話の中から掴むことを学びました。」などとなります。

フリーターのための自己PRポイント②:志望度や入社意欲の高さをアピール

フリーターのための自己PRポイントの二つ目は、「志望度や入社意欲の高さをアピールする」です。応募する企業や職種によっては、あなたのこれまでのフリーター経験や学生時代の経験とまるで接点がなく、自己PRポイントを見つけられないことがあります。そんな時には、志望度や入社意欲の高さを全面に出していきましょう。志望動機とも重なってしまいますが、「私は応募者の中で一番高い入社意欲を持っています」ということを自己PRとして表現すればよいのです。

志望する企業や職種に関係する資格の勉強や業界研究をしていればそれも書くべき

今までのフリーター経験や学生時代の経験にまるで接点のない業種に応募するときは、その業界や企業に関連した資格試験の勉強をしている方も多いと思います。それも自己PRとして記入すると、入社意欲の高さはより伝わりやすくなります。例文として「貴社で住宅販売の仕事につきたいと考え、独学ではありますが宅建の勉強を始めました」というような書き方をすれば、「まだ入社が決まっていないのに独学を始めるほど高い入社意欲がある応募者」であることをアピールできます。また、上記例文にプラスして、自分がこの会社に入るためにこんな努力をしています、という入社意欲の高さを伝えるために、業界研究や企業の業績なども調べておくこともよい自己PRにつながります。

自己PR作成に役立つジェネレーター

自己PRには盛り込むべき要素がたくさんありますが、文章を考えるのが苦手という就活生は多いのではないでしょうか。的確にポイントを押さえることも大切ですが、面接官に伝わる文章力が試されるのも自己PRの特徴です。言いたいことはまとまったけれど、実際に文章にするのが苦手という就活生は、ぜひ自己PRジェネレーターを活用しましょう。自己PRジェネレーターを使えば、用意された質問に答えるだけで自然な流れの自己PRが完成します。無料でダウンロードできるので、文章の繋ぎ方や言葉遣いに自信がないという就活生にもおすすめです。

自身の経験と入社意欲を伝えるための自己PRをまずは書いてみる

では、先の二点を踏まえたうえで、フリーターのための自己PRの基本的なポイントや例文と照らし合わせながら、まずは書いてみましょう。例文ばかり読んでいても書けるようにはなりませんので、まずは自己PRを書き慣れることが大切です。例文としては「私は、アルバイトとして2年間コンビニエンスストアで働きました。このアルバイトを通して、時間帯により異なる客層を意識した商品の選定や陳列を行うことで、売り上げが大きくアップすることを学びました。現在は、ファミリーレストランで調理・接客業務に携わっており、新人アルバイトのトレーニングやシフト管理も担当しています。貴社で営業担当の職に就きたいと考え、独学ではありますがファイナンシャルプランナーの資格試験の勉強を始めました。」のようになりますが、みなさんはどのような自己PRが書けたでしょうか。

上記例文のように経験やスキルだけでなく学習意欲や能力の高さも書くべき

上記の例文では接客の経験があるということだけでなく、どのような接客の仕事をしてきたのかまで言及しています。こうすると、面接官も正しく応募者の経験やスキルを見極めることができるので、好印象を持たれやすいです。また、例文ではアルバイトを通して学んだことも述べています。この例文のような書き方をすると、経験やスキルだけでなく「学習意欲や学習能力の高さ」もアピールできるのでおすすめです。また、ファイナンシャルプランナーという具体的な資格の勉強をしていることにも言及しています。

フリーターのための自己PRとは例文のように「経験・スキル」「志望度・入社意欲の高さ」を伝えるためのもの

フリーターが正社員を目指す時は、自分が持つ経験やスキルを卑下したり、過小評価してはいけません。自己PRできる場をせっかく与えられたのですから、自分の経験やスキルを最大限ポジティブに考え、企業にアピールしましょう。「正社員になった暁には、この経験を仕事で生かすことができます」というように、その会社で働くようになった自分をイメージすると、自分が持つ経験やスキルのうち、何を特にアピールするべきかがわかってくると思います。この方法で、入りたい企業、やりたい仕事に就けるよう自己PRの仕方を考え直してみてはいかがでしょうか。

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