2019年12月05日(木) 更新

面接前の適正検査で出題される2種類の問題と対策

面接前の適正検査では何が見られている?

就活生の声

キャリアパーク会員の就活生を対象に「適性検査で、企業は学生のどんな部分を見ていると思いますか?」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。

  • 自分たちの企業が欲しい人物像と学生がマッチしているか。
  • ストレス耐性を重視していると思います。
  • 粘り強さ
  • 論理性。ある程度の性格。
  • 社風や求める人材にマッチしているか。

■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月8日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「適性検査で、企業は学生のどんな部分を見ていると思いますか?」
適性検査ではどのようなポイントを見られているのでしょうか?アンケートによると、就活生の多くが「自分たちの企業が欲しい人物像と学生がマッチしているか」「ストレス耐性」「粘り強さ」などが見られていると感じているようです。 こちらの記事では、面接前の適正検査で出題される2種類の問題と対策を見ていきましょう。

適性検査は応募者の振るいわけを目的として行われる

応募先の企業がどのような採用活動を行っているのかを公表している場合もありますし、インターネットで調べるなど、直近で内定を取った人に聞き知る事ができます。

一般的には書類選考、適性検査、面接、という順番で採用活動が進んでいきます。面接は採用する側も負担が大きく、書類選考や適性検査は面接者を減らす足きりのために多く使われています。

適性検査の種類は大きくわけて「他社共通版」「会社独自版」の2つ

適性検査には大きく2つの種類があります。1つは他の会社でも共通に使っているもの、そしてもう1つが独自で用意しているものです。

他社共通の適性検査ですと有名なSPIなどが含まれます。また、会社独自版ですと英語の論文を読ませて訳させたり、課題に応じた文章を書かせたりするものがあります。

両方を混ぜて面接までの採用基準とする会社が1番多いと思われます。自分の志望する会社が面接前にどのような適性検査を行うのかをまずは把握する必要があるといえます。

SPI対策に反復練習ができる問題集をプレゼント

SPI問題を反復練習する際におすすめなのが「SPI模試&問題集」です。模試には、言語と非言語の問題が100問収録されています。今なら100問解ける問題集もついてくるので、合計200問の例題を解くことが可能です。詳しい解説つきなので、問題が解けなかったという人も力をつけることができるでしょう。分からなかった問題をそのままにせず、解説を読んで意味や解き方を理解することが大切です。無料でダウンロードできるので、腕試しがしたいという就活生にもおすすめです。

「他社共通版」の適性検査は能力・性格を測る目的で行われる

多くの会社で共通して使われている適性試験にもいくつか種類があります。先に書いたSPIの他、玉手箱なんてものもあります。これらの適性検査については能力を測る目的のものと、性格を分析する目的のものがあるのにも注意が必要です。

能力を測るものとはいわゆる知識を試す試験問題です。性格を分析するものとは、ある状況でその人がどのように判断、行動しがちなのかを会社が理解するためのものです。

対策①:参考書などで問題に慣れておく

面接前の適性検査については、何よりもまず慣れておく事が重要です。能力を測る問題については、何年も勉強しないと解けないような問題はまず出てきませんし、出てきても誰も解けないので差がつきません。

性格を分析するものについても、同じような質問が並んでいて気分的に疲れて投げやりに回答しがちです。そのため、まずはネットや市販の参考書などで問題になれておくのが重要なのです。

対策②:短時間でたくさんの問題を解く感覚を身につける

SPIなどは問題数に対して試験時間は短く設定されています。とにかく問題を早く解く必要があるのです。本番では緊張と焦りから、実力を発揮できない人がたくさんいます。短時間で大量の問題を回答することに慣れておかなければ、適性検査は突破できません。

問題を解く際は必ず時間を見ながら進めたり、模擬テストを受けて本番の雰囲気を体感しておくべきです。問題を素早く解き、わからない問題は飛ばす感覚を身につけましょう。

「会社独自版」の適性検査では時事問題や業界内のニュースを問われる

その会社独自の適性検査の対策をするためには、まず、その会社がどのような適性検査を実施しているのか、過去の事例を知っておく必要があります。

多くは、時事問題や業界内での最新ニュースなどについての課題が出されます。ただ、時事問題についても、その会社(あるいは採用担当者)によって、課題の選び方の傾向がわかるケースがありますので、時事問題が問題だったではなく、どのような時事問題が取り上げられたのか、まで把握しておくのが必要です。

対策:新聞やネットで情報収集

時事問題や業界の最新ニュースについて知っておくために、新聞やネットで情報収集をする。それが対策といえます。

そしてこの収集した時事問題や業界の最新ニュースのネタは、面接においても役立つ可能性が高いです。何故なら、面接の場で面接官の質問においても、時事問題や業界の最新ニュースについて質問される場合が多くあるからです。

従って、単に適性検査対策をしていると思わず、その先の面接もふまえた、就職活動の1つとして必要な事をしていると理解していただければと思います。

面接前の適性検査対策は参考書などで問題に慣れる・時事ネタを収集する

面接前の適性検査でよく出る問題と、対策法についてご紹介してきました。いかがでしたか?自分の志望する会社が面接前にどのような適性検査を行うのかをまず把握するようにしましょう。

「他社共通版」の適性検査対策では、参考書などで問題に慣れておくのが大切です。そして、「会社独自版」の適性検査対策では、新聞やネットで時事問題の情報収集をする事です。

しっかりと面接前の適性検査対策を行い、適性検査に挑みましょう。

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