2020年07月02日(木) 更新
【SPIの難易度】問題の種類や高得点を取るための勉強法を紹介
目次
適性試験にSPI3を採用している企業は多い
適性検査の種類はSPI3以外にもさまざまなものがありますが、数ある種類の中でもSPI3を採用している企業は多いです。適性検査を実施するタイミングは企業によって異なりますが、基本的には選考の序盤でおこなわれます。
SPI3は初期段階でのふるい分けに使われるので、対策が必要になってきますが、それは「採用企業が多い=どの企業にとっても有効な就活対策」となることを意味しています。SPI3を攻略するためには、早い時期から対策を進めておく必要がありますが、早期に対策をしておけば就活を有利に進めることも可能です。序盤で準備が終わっていれば就活全体でも役立てることができますし、早いうちから対策をしておくに越したことはありません。SPI3の対策は早めに始めておき、就活をスムーズに進めていきましょう。
SPI3はリクルート社が実施している採用テスト
SPI3を攻略するためには、そもそもSPI3とはどんなものなのかを知っておく必要があります。SPI3はリクルート社が実施している採用テストであり、数ある適性検査の中でもトップシェアを誇っています。
多くの企業が実施していますので対策は必須ですし、テストの特徴を知っておくことが大切です。SPI3と一口に言ってもその種類はさまざまであり、それぞれの違いを知ることが攻略への第一歩です。SPI3にはどのような特徴があるのかを知り、理解を深めていきましょう。
SPI3には3つの受検形式がある
SPI3には3つの受検形式があり、それぞれで特徴が違っていますのでその違いを知っておくことが大切です。試験の形式はペーパーテスト、テストセンター、WEBテスティングであり、テストセンターの利用割合が多い傾向にあります。ペーパーテストは企業でおこない、テストセンターは企業とは別の会場で試験を受ける形式です。
WEBテスティングは自宅のパソコンで受検可能など、形式別にさまざまな特徴がありますし、出題傾向も違います。テストセンターの利用割合は多いものの、他の形式でのテストをおこなう企業もありますし、それぞれの形式ごとに対策をしておくことが大切です。出題傾向が共通している部分もありますが、全く違う部分もありますので、SPI3を完全攻略するためにはすべての形式の対策を進めておかなければなりません。
SPI3には性格検査と能力検査の2つがある
SPI3の受検形式はさまざまですが、それぞれ性格検査と能力検査の2つに分けられています。これはどれも共通していることであり、SPIのテストはこの2つによって構成されています。
能力検査は言語と非言語に分けられ、それぞれ国語的、数学的な問題です。受検形式により言語、非言語で出題される試験範囲が異なるので、自分の志望企業の受検形式を調べてから対策をおこなうのが効率的です。もちろん時間に余裕がある場合は、すべての形式で対策に取り組むことが大切ですし、どちらにしても早めに準備を進めておくに越したことはありません。基本的にはすべての形式で対策をおこなうことも目標にしておき、進捗具合などによってどの形式に絞って対策をするかなどを絞り込んでいきましょう。
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PIの難易度とは
SPIは難しいと言われることも多くありますが、実際の難易度はどうなのでしょう。SPIの難易度は受ける人によって変化があります。特に難易度について話が出てくるのは、SPIの検査の中でも能力検査の部分になります。
能力検査の問題は中学~高校レベル
能力検査は、主に中学~高校レベルの問題が多いです。基本的にSPIは、基礎能力があるかどうかを見極めるための試験です。中学・高校でしっかり基礎を勉強をしていればるのであれば、問題についてはそこまで難易度は高くありません。
特に非言語分野については、中学生の数学レベルの問題がほとんどです。学生時代の勉強が不十分であったり、大学生になって勉強した内容を忘れてしまったりしている場合は、勉強をしないと難易度が高いと思いかねませんので、しっかりと基礎から学び直しておく必要があります。
SPI能力検査の構成は言語・非言語・英語
SPIでおこなわれる能力検査の構成は、基本的に言語・非言語・英語の分野になります。企業の実施内容によっては、一部の分野の問題が少ないなどの違いはあるかもしれません。特に英語分野に関しては、企業毎に実施するかどうかに違いが大きく見られる分野でもあります。
言語分野は主に国語の能力を求められます。社会的・一般的な常識などを問われることもあるようです。非言語分野は中学の数学程度の問題で、推論や確率、表の読み取りなどが主な内容になります。それぞれの分野に苦手がある場合は、集中して取り組んでおきましょう。
基本的に言語能力検査の難易度は低い
SPIの言語能力検査は、中学生レベルの国語の問題が出題されるので、基本的に難易度は低いです。一切、対策をせずに合格ラインを越えることも可能です。しかし、SPI問題に慣れていないなど、普段から間違った日本語を使用している可能性もあります。1通り、SPIの練習問題に取り組んで、ケアレスミスなどをしないように対策しましょう。
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筆記試験を突破しなければ、次の選考に進むことができません。Webテストの対策には、問題を多く解くことが効果的です。
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SPIの出題範囲別の対策方法
SPIの出題範囲や分野ごとに、対策方法は大きく異なります。特に学生時代にどれだけ勉強していたかも反映されるので、一部の分野が苦手である場合はその分野への対策が必須です。例えば数学が学生時代苦手だったのであれば、非言語分野を中心としての対策をしましょう。
もちろん苦手な部分のみを対策すればSPIは合格する、という訳ではありません。全体的な対策も、SPIの試験を通過するには大事です。ここでは、実際の出題範囲にどういった対策をおこなえばいいか、具体的な方法について調べました。各分野ごとに必要な対策を押さえて、しっかりと準備しましょう。
言語①:短時間で解くためには語彙力を高める
言語の問題を効率的に短時間で解くためには、語彙力を高めることが大切です。語彙力を高めておけば文章の読解力も上がりますし、問題を素早く読み解き、求められている意図などを瞬時に理解することができます。短時間でより正確な答えを導き出せるよう頻出問題を分析して、暗記を徹底すること、出題傾向を正しく把握しておくことが大切です。
頻出問題を分析すれば出題傾向はある程度掴めますし、対策さえしていれば言語の問題はそれほど難しくはありません。出題傾向がいきなり変わることはありません。勉強した通りに出題されることも多いはずです。出題傾向をしっかりと分析して暗記した上で、語彙力を高めて問題をスムーズに解答していきましょう。
言語②:長文読解対策には読書が有効
言語の問題で問題になりやすいのが長文読解の問題です。長文読解は短時間でいくつもの長文を読み、解答をしていかなければなりませんので、それらを素早くおこなう必要があります。時間をかけてゆっくりと考えれば正解を導き出すことはそれほど難しくはありませんが、素早く解答しなければなりませんのでハードルは高くなります。
長文読解対策には読書が有効であり、日頃から長文を読む訓練をすることで対策を進めることができます。読書をしておけば語彙を増やすことはもちろん、面接での「最近読んだ本は?」という質問にも対応できますし、一石二鳥です。面接では最近読んだ本について聞かれることもあるので、その質問に答えられるようにするためにも、本を読んで読解力を鍛えておきましょう。
非言語①:出題数の多い推論問題は狙い目
非言語の問題で高得点を獲得するためには、出題数の多い推論問題は狙い目になります。前提知識が無くても解ける推論問題は、情報を整理し落ち着いてミスなく解くことが大切であり、ここでどれだけ得点できるかが重要です。しっかりと考えればわかる問題ばかりですが、実際には制限時間もありますし、1問に対して長い時間をかけることはできません。
そのため瞬時に解答していかなければなりませんので、何度も繰り返し練習をしておくことが大切です。問題自体は前提知識がなくても解くことはできますが、素早く解いて高得点を獲得するためには事前の対策が必須になります。推論問題を取りこぼすことなく素早く冷静に解答し、高得点を目指しましょう。
非言語②:図式化をして計算力のアップを図る
非言語では計算問題も多く出題されますが、暗算や筆算だけで計算をするのではなく、図式化をして計算力のアップを図ることが大切です。損益算・速度算・通過算などは、イメージ化することで素早く計算することができます。損益算などの特殊な計算は頭で考えているだけでは分かりづらいことも多いですし、情報を上手く整理できずに計算間違いをしてしまう可能性も高いです。
一見図式化すると余計に時間がかかってしまうようにも思えますが、図式化する方が情報をまとめやすく、結果的には素早く計算できます。また計算間違いを防ぐこともできますし、素早く解答し、かつ間違いなく答えを導き出すことができますので、面倒でも図式化して考えるようにしましょう。
全体①:能力検査はスムーズに解答していこう
能力検査の解き方を身につけても、タイトな制限時間の中で間違えずに解答していくことは難しいです。少しでも早く問題を解く方法を覚えましょう。SPIは、基本的に選択肢を選ぶ方式なので、明らかに違う選択肢は最初に消去しましょう。そして、計算したり、文章を読んでみたりすることで、正解を絞っていくことができます。最後まで計算をするなど、文章を読むことなく正解がわかれば、それだけ時間の節約に繋がります。
全体②:メモ用紙や問題用紙の余白を活用しよう
能力検査で素早く解答するためには、メモ用紙や問題用紙の余白を活用するようにしましょう。図式化など、情報整理のためにメモ用紙や問題用紙の余白を活用することで、解答もスムーズに進めることができますし、何より間違いを減らすことができます。
自宅でのWEBテスティングの場合は、メモ用紙を用意することができます。また、テストセンターでも申し出ればメモ用紙をもらうことができます。足りなくなれば追加の用紙をもらうことができますし、ふんだんに使って情報を整理していくことが大切です。ペーパーテストの場合は別途メモ用紙はもらえないことも多いですが、問題用紙の余白を探せばメモをすることはできます。余白を上手に活用して、スムーズに解答していきましょう。
SPIの難易度は中学~高校レベル!出題ごとの対策が必要
SPIにおける能力検査の問題レベルは基本的に低いので、真面目に大学でも勉強してきた場合には特に対策をする必要がない人もいるでしょう。しかし、SPIの非言語能力検査の問題を解く際には、公式を用いると共に文章の読解力が必要なので、復習することは欠かせません。言語能力検査も、国語だからと言って甘く見ずに、出題範囲の問題は一通り取り組んでおきましょう。
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