2019年12月16日(月) 更新

面接で聞かれる奇問・難問で見られているポイントと答え方

奇問・難問で見られているポイント① 柔軟性や発想力

例えば、実際に面接でされる奇問・難問は下記のような内容です。

・車のドアを開けるには、カギは右と左のどちらに回せばよいのか?
これは、その車によって違いますので、正しい答えと言うのはありません。

・指輪の「指にはめる」以外の使い道を20個挙げなさい。
これも、正しい答えというのはありませんが、20個全て挙げきるというのはなかなかに難しい質問です。

・あなたにとってのラジオとはどういうものですか?川柳で答えてください。
川柳の形式であれば、どのようなものでも良いようです。

これらはどう答えればいいのか非常に難しいところですが、正解はありません。では、どのように答えればいいのでしょうか。

自信を持って堂々と答える

前述でも述べたように、特に正解があるわけではない奇問・難問。面接で突然聞かれたことによって、相手の思考の柔軟性や発想力の豊かさを測ろうとする目的があるようです。

答えたこと=正しい答えとみなされますので、この手の奇問・難問が面接で出されたときには、自信を持って堂々と答えましょう。

面接において第一印象が与える影響は大きい

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奇問・難問で見られているポイント② 論理的思考

難問・奇問の返答で、論理的思考という部分も見られているポイントだといえます。具体的にどのような難問・奇問かというと、下記のようになります。

・時計を見ると3時15分です。このときの長針と短針の間の角度を答えなさい。

短針は1時間に360/12=30度進みます。ですので、その1/4である15分間には7.5度進みます。そして、3時15分には長針は3時に短針が存在していた場所にあるので、長針と短針のなす角は7.5度になります。

・雀が10羽電線に止まっています。それを、空気銃で撃ったら何羽残りますか?

正解は「0から10羽の間」です。冷静に考えて、「答えはつではない」という結論を導き出せるかどうかがポイントです。

焦らないで一度冷静に考えてから答える

このように、論理的思考が求められる奇問・難問を面接のときに聞かれたなら、すぐに答えることは面接官も期待していませんので、一度冷静に考えてから答えるようにしましょう。緊張する面接の時であっても冷静に判断できる能力は面接官に高く評価されるでしょう。

奇問・難問で見られているポイント③ 個性

個性が問われる奇問・難問では、以下のような質問が過去に出されているようです。

・自分がもしゴレンジャーだったら何色ですか?

・江戸時代にタイムスリップするとして、現代のものを一つ持っていけるとしたら何を持っていきますか?

・あなたが勉強したことは、誰の役に立つと思いますか?

・あなたを色で例えると何色ですか?

直感で答えないで理由付けしやすいものを答える

このように、個性が問われる奇問・難問を面接で聞かれる場合、たいていその後に「なぜですか?」と理由を尋ねられるようです。ですので、できるなら直感で答えないで、後で理由付けしやすいものを選んで答えるようにしましょう。

この場合の難問・奇問は、普段から適当に答えたりしない人、常に理由のある結論を下す人というアピールにつながります。ですので、面接においても、まず理由を考えてそれから答えるようにしましょう。

面接での奇問・難問に対しては直感で答えないで理由付けしやすいものを答える

今回は面接で実際に聞かれた奇問・難問と、その答え方について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。面接で奇問・難問を聞かれたら、紹介した3つのポイントを思い出しましょう。

1.沈黙を恐れずに、答える前に冷静になって考えてみる
2.高度な数学の知識が必要なのか、それともとんちのようなものなのか判断
3.理由を尋ねられたときに困らないような答えを選ぶ

この3つのポイントを押さえておけば、面接でどんな奇問・難問が飛び出しても自信をもって答えらえるでしょう。

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