2019年12月19日(木) 更新

毎日放送(MBS)のインターンシップ研究!就活・新卒向けの選考対策【ES・面接】

毎日放送(MBS)のインターンシップ選考対策①:企業研究

毎日放送のインターンシップ選考対策としてまず企業研究をしましょう。毎日放送は就活生にどのような人物像を求めているでしょうか。毎日放送の企業ページや就活サイトから、毎日放送が求めている人物を知ることができます。

「テレビ、ラジオの向こう側にいる人の気持ちを感じられる人」が求められている

毎日放送が求めているのは、テレビ、ラジオの向こう側にいる人に個人として向き合い、現在の世間の人の気持ちの在り方、その空気を感じられる人を、毎日放送は求めている。情報技術が発達した現代だからこそ、これからのテレビ、ラジオの新しい価値をどう作っていくかに挑戦していける人材が必要となっているのです。

報道やドキュメントを中心に強み

毎日放送は近畿圏を対象として放送を行っています。その強みは長寿番組『情熱大陸』などを始めとした報道やドキュメント。普通の民放のように、豪華な有名人で番組を作り上げるのではなく、独自の視点から社会に問題提起していく姿勢が評価されています。 もちろんバラエティ番組にも力を入れており、『らくごのお時間』『よしもと新喜劇』など関西圏の強みを活かした放送もしています。

毎日放送のインターンシップ選考対策②:3つあるコース

では、2015年に行われた毎日放送のインターンシップを参考にして、インターンシップの内容についてみていきましょう。2015年に開かれたインターンシップでは、3つのコースが開催されました。
◆一般職コース
◆技術職コース
◆アナウンサーコース
これらは、日程を分けて行われているので、全てにおいて併願が可能でした。下記では、これらのそれぞれについて見ていきます。

毎日放送のインターンシップ選考対策③:一般職コース

まずは、テレビ、ラジオ放送の様々な業務に携わる一般職コースのインターンシップです。おだやかな雰囲気で、放送局の仕事に関する内容を学ぶ機会となっていました。以下に見ていきましょう。

一般職コースの応募条件

応募条件は、4年制大学の大学生、大学院生です。学年、学部、学科はどれも問われませんでした。就活がまだ少し先という方も問題なく参加できるインターンシップといえます。

一般職コースの概要

一般職のインターンシップは1日が終わるプログラムです。時間帯を分けて1日に2回、3日開催されました。合計6回開催されたのです。定員は各80名でした。この各回で、多少の違いはありましたが、大まかな内容は全て同じです。

一般職コースの内容

一般職のインターンシップは、「制作」「報道」「営業」という、民間放送局の若手社員がよく配属される部署の仕事を体験するというものです。

◆制作
実際に毎日放送が放送しているテレビ番組の企画会議を体験するという内容です。企画会議でのアイデアの出し方を学び、学生も実際に企画案を提出スタッフからの講評やアドバイスを得られます。
◆報道
事件や事故のレポート体験です。ニュース原稿の書き方について、取材から原稿にまとめるまでを体験します。また、数名はレポートの体験もありました。
◆営業
営業の仕事内容は、説明会ではなかなか手に入れられません。その内容について紹介し、放送局の営業のやりがいを学ぶことができるものです。

一般職コースの参加方法

インターンシップに参加するためには、毎日放送のサイトからエントリーが必要になります。過去の一般職コースでは「課題なし」で抽選だったこともありますが、基本的にはESや面接の選考があるのできちんと準備をしておきましょう。

毎日放送のインターンシップ選考対策④:技術職コース

続いて、技術職コースのご紹介です。技術職コースでは、説明会では知りきれない技術職の仕事のやりがいを理解することができます。

技術職コースの応募条件

技術職コースのインターンシップは、理工系・情報通信系を選考する大学3年生以上、大学院生という応募資格が設定されています。

技術職コースの概要

技術職コースは2日間のプログラムで、一度だけ開催されましたが、午前の部と午後の部に分かれていたため、各35名、計70人が参加定員でした。2日間かけて知識を習得し、本番のような就業体験ができます。

技術職コースの内容

上記のように、技術職コースのインターンシップは2日間で1つのプログラムでした。1日目と2日目に分けて、その内容をご紹介しましょう。

◆1日目
放送局の技術職の仕事について幅広い知識を得るために、まずは座学を行います。その後、カメラ、マイク、スイッチャーの使い方を学ぶという就業体験がありました。

◆2日目
1日目に学んだことをもとにして、実際に放送している番組の収録をスタジオで行います。技術スタッフはインターン生のみで、実際の台本を使った緊張感のある内容となります。

技術職コースの参加方法

技術職コースもWebサイトからエントリーする必要があります。その後、アクセスシートをインターンシップのマイページから印刷し、記入した上で郵送します。その内容が書類選考され、後に参加できる人が発表される、という形式でした。

内容を補完する追加のインターンシップも開催される

また、技術職コースに関しては、上記の日程だけで伝えきれなかった内容を補完する、「冬の1DAYインターンシップ」が開催されることになっています。上記でご紹介した内容は制作の仕事でしたが、さらに「放送運営」、「ITクリエーション」といった部門の仕事について学ぶことができます。このように、毎日放送のインターンシップでは、仕事内容に応じたインターンシップが開催されているといえるでしょう。

毎日放送のインターンシップ選考対策⑤:アナウンサーコース

最後に、アナウンサーコースです。アナウンサーコースのインターンシップでは、マイクを前にして話すときの心構えやテクニックを、現役アナウンサーから学ぶことができます。

アナウンサーコースの応募条件

アナウンサーコースの応募条件は、一般職コースと同じく4年制大学の大学生、大学院生で、学年、学部、学科は問いません。アナウンサーの仕事に興味がある人は、1年生の内からでも参加できるものだといえるでしょう。

アナウンサーコースの概要と内容

アナウンサーコースは1日のプログラムで、時間帯を分けて2回行われました。各回の定員は45名で、合計90人ということになります。現役アナウンサーと接して、その心構えや仕事の奥の深さを理解すると共に、参加者一人一人がスタジオで話しをする機会を得られるなどの体験ができたようです。

アナウンサーコースの参加方法

他コースと同様、まずは毎日放送のWebでエントリーすることになります。その後、マイページで発表される課題を提出する必要がありました。

毎日放送のインターンシップ参加者の声

インターンシップ参加者の声

  • 社員の雰囲気など、会社説明会やOB訪問では分からないことを感じられた
  • テレビの仕事というと、いまいち想像できない部分が多かったが、今回参加した事により意外と地道な作業が多いことや、社員の方一人ひとりが熱い情熱を持っていることを学べた
  • 実際にスタジオで喋る機械をもらえて、毎日放送で仕事をするイメージが沸いた。そして、アナウンサーの見ている景色を見ることが出来て、本当に貴重な体験になった

毎日放送のインターンシップ選考対策⑤:エントリーシート

毎日放送のインターンシップがどんなものか掴んだあとは、選考の対策を知っていきましょう。毎日放送の選考はES+面接で構成されています。希望する人数はかなりの数なので、きちんと対策していきましょう。

エントリーシートでよくある設問

毎日放送のエントリーシートで出される設問は公開されていないため、受けるまでどんなものが出されるかわかりません。以下では、過去に出されたものや放送業界でよく出される設問をまとめています。対策の参考にしてみて下さい。

・学生時代に頑張ったことはなんですか?
・自分の長所と短所はどんなものがありますか?
・どうして、今回インターンシップに参加しようと思ったのですか?
・このインターンシップをどういった経緯で知りましたか?
・友人にはどんな人物だと言われますか?

ES対策:毎日放送の強みと志望理由をあわせる

設問の内容は基本的なものが多いので、いかに素直な回答で人事担当の方の心をつかむのかが問題となるでしょう。人事担当の心を使う回答のコツは、「毎日放送のどんな番組が好きで」「その制作現場を見ることで何を得たいのか」をしっかりと示すことです。毎日放送の強みや、自分の好きなポイントを整理して組み立てていきましょう。

通過するエントリーシートを作成する

インターンの選考に通るためのESを作成するために、実際の通過者のESを参考にしましょう。そこで活用したいのが「インターン選考通過者が実際に提出したES集」です。JALや日清製粉、三菱UFJ銀行や大正製薬などの通過者が提出したESを無料でダウンロードできます。設問の内容も確認できるため、事前の対策として持っておきたい資料です。

毎日放送のインターンシップ選考対策⑥:面接

エントリーシートを通過したあとは、面接での選考が始まります。ここまで通ったということは、「一度会ってみたいな」と思われたということなので、面接の回答次第で必ずインターンシップをつかむことが出来ます。頑張りましょう。

面接でよく聞かれる質門

毎日放送インターンシップの面接で聞かれる質門は、エントリーシートの内容を深掘りしたものが多いようです、

・なぜ他の放送局ではなく、毎日放送を選んだのですか?
・あなたの長所を活かせる場面はどんなところですか?
・周りからどんな性格をしていわれ、どんな感想を持ちましたか?
・インターンシップに参加して何を得たいですか?
・また、得たものを自分にどう活かしますか?

面接対策:面接官は何を見ているのかを理解

インターンシップの選考を担当する面接官は、就活時とは違うポイントを見ています。 「この学生はどんな目的を持って、自分たちの業界に興味を持っているのかな」 「自分たちの会社が、この学生に与えられるものは何かな」 といったように、学生の成長を促す場としてインターンシップは開催されているのです。そのため、インターンシップ選考の面接官には、「自分は◯◯のために、御社の△△△を体験して、☓☓を得たい」という風に論理的に回答していく必要があります。

3つのコースがある毎日放送(MBS)のインターンシップでは選考があるので内容を踏まえて対策しよう

毎日放送(MBS)のインターンシップの内容と選考対策についてご紹介しました。2015年に開かれた毎日放送のインターンシップでは、3つのコースが開催されました。一般職コースは日程の都合で課題がありませんでしたが、今後のインターンシップでは選考が行われる可能性が考えられます。それぞれのコースの内容を押さえて、対策をしておきましょう。

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