2018年10月11日(木) 更新

面接突破のコツをおさえた自己紹介マニュアル【例文あり】

就活生の多くは自己紹介を魅力的に見せるために工夫をしている!

就活生の回答

キャリアパーク会員の就活生を対象に「自己紹介をより魅力的に見せるために、どのような点を意識していますか?」というアンケートを実施しました。


  • 簡潔

  • エピソードを具体的にする

  • 根拠をしっかりと書くこと

  • 独自エピソードを入れる

  • 結論から述べる

就活生の多くは、面接で自己紹介をよりよく見せるために工夫を凝らしていることが分かりました。「エピソードを具体的にする」「結論から述べる」など、話の内容だけでなく、ストーリーの構成にまで気を遣っているようです。そこでこちらの記事では、面接を突破するための自己紹介のコツを解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

1.自己紹介とは「短い自己PRの場」

就活生にとって避けては通れない面接。そして、面接での自己紹介は今後の選考に影響します。 人の印象は5秒で決まるといわれており、一度ついた印象を覆すのは短い面接時間では至難の業。そのため自己紹介は志望動機、自己PRと同様にとても重要です。 自己紹介とは「短い自己PRの時間」という認識を持ちましょう。今回は企業にとって魅力的な自己紹介の方法と例文、そしてよく陥りがちな失敗例を紹介します。

名前を名乗るだけで終える就活生は非常に多い

採用担当者から「自己紹介をお願いします」と言われて、「●●大学●●●学部の○○です」と名前を名乗るだけで終わるだけの就活生が多いのが現状です。採用担当者からすると、名前と顔は履歴書で確認済みです。 それを改めて説明する機会をわざわざ作ると思いますか?採用担当者にとって就活の面接は約30分間という短い時間で、学生を見極めなければいけない極めて貴重な場です。その30分間でいかに就活生を丸裸にしていけるかが面接官にとっての使命なので、面接に無駄なプロセスは一切ないと思ってください。

自己紹介で第一印象が決まってしまう

普段意識しないかもしれませんが、人は第一印象をとても重視しています。相手の第一印象で自分の行動が決まり、自分の第一印象で相手の言動が決まるのです。それは企業面接とて同じ。いくら客観的に判断されるとはいえ、面接官も人間です。やはり第一印象をとても重視しています。では第一印象とはどういった要素で決まってしまうものなのでしょうか?

「メラビアンの研究」という言葉をご存知でしょうか?メラビアンの研究とは好意・反感などの態度や、感情のコミュニケーションについて扱う実験のことです。 人の行動が他人にどのように影響を及ぼすかというと
・話の内容などの言語情報・・・7%
・口調や話の早さなどの聴覚情報・・・38%
・見た目などの視覚情報・・・55%
の割合でした。この割合から「7-38-55のルール」とも言われます。 緊張で上手く笑えないなどのような状況が想定されますが、面接においてもこの「笑顔」を効果的に使うことが面接突破のコツであると言えます。「無愛想な人」を好む人はまずいません。 初対面でハキハキと笑顔で接してくれたら、あなたも好意的に感じるのではないでしょうか?「面接のために笑顔を練習する」ということに少し違和感を感じるかもしれませんが、人対人のコミュニケーションである以上、このような心理効果を覚えておいて損はないでしょう。

2.自己紹介と自己PRの違い

面接では志望動機と自己PRを話す時間が設けられます。では自己PRを話す内容と自己紹介で話す長所は同じでいいのでしょうか。就活を成功させて、新卒として入社するためにも自己紹介と自己PRの違いを押さえましょう。ちなみに、どちらにも共通しているのは企業に対して「興味がある」ことをアピールする点です。

自己PRでは自分の強みと企業への貢献性を伝える

自己PRとは自分のストロングポイントを紹介することです。ストロングポイントとは長所やこれまでの「経験」、自分が売り出したい「特徴」です。ただし、それを話すだけではただの自慢になってしまいます。 自己PRがただの自慢にならないためには、自分の強みが企業の貢献にどう結びつくかを説明しなければなりません。採用担当者は「多くの企業からなぜ自社を選んだのか」を志望動機と自己PRから見極めています。自分の強みを企業の求める人物像に近づけるのが自己PRです。

自己紹介は自己PRにつながる布石と意識

そして、自己紹介は自己PRの簡略版という認識で構いません。つまり布石、お笑い用語でいう「前フリ」です。そのため自己紹介で話す長所と自己PRの内容の方向性を統一させましょう。 自己紹介で「継続は力なりを実現できる男です」と話して、自己PRでは「何事にも挑戦する好奇心旺盛な性格」といった内容だと、継続したいのか、いろいろ挑戦したいのか判断がつかなくなります。軸を意識して自己紹介、自己PRを伝えてください。

3.加点ではなく減点されるケースが多い

自己紹介を通じて面接官にアピールすることは不可能ではありません。しかし、自己紹介だけで採用の決め手になるケースはほとんどあり得ません。質問に対する回答の内容や姿勢・考え方などを総合的に判断して合否を決めるのが就活。自己紹介はあくまでもスタートや布石に過ぎないのです。 そのため自己紹介では大きな加点をもらうことを目的にするのではなく、減点をいかに少なくするかがカギ。その点をしっかりと意識しましょう。

面接官の採点基準は?

減点を少なくすると言っても実際に何が減点になるのかは学生の皆さんにはわかりづらいものでしょう。また多くの企業で面接の評価基準というものは公開されていません。これは学生側から見れば、非常に悩ましい問題のはずです。そこでキャリアパークでは実際の人事が使っている面接評価シートを特別に公開します。これを見れば面接官がどういった点に着目しながら面接を行っているのかがわかるはずです。

「知らなかった」は通用しない

就活全般に共通しているルールですが、基本的に知らなかったという言い訳は通用しないと心得ましょう。エントリーシートの締め切りや応募条件、面接会場の場所など、すべて自分で調べなくてはいけませんよね。ですから、「自己紹介では減点対象を重点的にチェックされている」という点も、知らなかったからといって変更になるわけではないのです。何が最大の目的なのかをきちんと知っておくのが面接突破の必須条件です。

やりすぎの自己紹介は減点リスクが増加

面接官から高評価を得たい就活生はあれもこれもと詰め込んでしまいがち。しかし、自己紹介で何かとやりすぎるのは減点リスクが大きくなるだけなのでオススメできません。話す内容が20個あれば、20個それぞれの項目に減点リスクが潜んでいると思ってもいいでしょう。 逆に、必要最低限の3~5個程度の内容しか話さないのであれば、減点機会も3~5個に抑えられますよね。何も伝えない自己紹介はNGですが、あえて減点リスクを大きくする必要はありません。自己紹介に関しては、過ぎたるは猶及ばざるが如しだと思っておくのが得策です。

減点されないことがスタートライン

面接の最初に行う自己紹介であまりにも減点が多いと、残り時間の話もあまり聞いてもらえないと考えてください。加点されないからといって気を抜くと、アピールするチャンスがゼロになるのです。第一志望の会社に行きたいのであれば、減点されないことが最低限のスタートラインなのだと認識しましょう。

4.採用担当者の印象に残る自己紹介の構造

面接における自己紹介の重要性は把握できましたか。採用担当者は就活期間に数多くの学生と面接を行います。ということは、誰でも知っているような情報を糧に面接対策をしても意味がありません。重要なことは、面接官に強い印象を残せるかどうかです。では、どんな内容の自己紹介が心に残るのでしょうか。

「名前」+「基本情報」+「長所」

注目ポイント①

採用担当者の印象に残る自己紹介の構造は「名前」+「基本情報」+「長所」です。基本情報とは出身大学・学部・学科、大学で専攻していた分野、活動概要、趣味などです。長所とは特技(基本情報になる場合もある)、自己PRで核となる部分です。

採用担当者が詳細を聞きたくなる事柄を入れる

注目ポイント②

さきほどの構造の中の長所の部分では面接で聞いてほしいことを必ず盛り込んでください。なぜなら採用担当者が興味を持ち、詳しく聞きたくなる事柄を入れることで、面接の全体の流れが自分の話したい方向に進むからです。決して「体力には自信があります」などありきたりな表現や紋切り型の言葉にならないようにしましょう。

自己紹介の文字数は250文字で時間は60秒以内に

注目ポイント③

好印象を与える自己紹介の共通点の一つに「適切な時間」があります。面接の時間は限られているため、自己紹介だけで何分も話してしまえば時間の無駄ですし、結局何を伝えたいのかがブレてしまいます。ではどれほどの時間が適切なのでしょうか?
自己紹介にベストな時間は1分以内と言われています。1分以内で話すことのできる文字数は約250文字です。一度自己紹介で話す内容を文字に起こして、約250文字で調整してみましょう。だらだら話しても好印象からは遠ざかるだけです。

終わり方は「本日はどうも有難うございました」

注目ポイント④

自己紹介の終わり方は「本日はどうも有難うございました。」とシンプルにしましょう。ここで忘れていけないのが、面接の場を設けていただき、"本当に"ありがとうございますという感謝の気持ちを表せているかどうかです。
どのような形で面接が終われど、最後に感謝の気持ちを表すことができる学生は企業側も一目を置きます。ひょっとしたら「あ、この子できるな」と思われ、その言動一つが採用決断の後押しになるかもしれません。基本かもしれませんが、面接の数を重ねていくにつれて、流れ作業になってしまいがちなので、十分に気をつけましょう。
ポイントとしては、動作はひとつひとつ止めること。頭を下げながら「よろしくお願いします」など、同時進行だけは避けましょう。

5.魅力的な自己紹介の例文

つづいて好印象を与える自己紹介の例文をご紹介します。当たり前なことですが、面接本番ではここで紹介する例文をそのまま使ってはいけません。ネット上にある情報は、就活生誰もが見ている内容なのであくまで参考程度にとどめておくようにしましょう。

学業の成果を伝える自己紹介の例文

参考になる例文①

  • ●●大学●●学部●●学科の○○と申します。大学ではXXXXの中のXXXを専攻としています。その3年間続けた研究結果が先週の研究会で表彰されました。地道な努力が結果に結びつく喜びを改めて知りました。本日はよろしくお願いいたします。

学業以外の成果を伝える自己紹介の例文

参考になる例文②

  • ●●大学●●学部●●学科の○○と申します。大学ではXXXを専攻としています。学業以外では飲食店でアルバイトをしており、3年間続けて現在はリーダーを務めております。業務改善を自ら提案し、アルバイトの離職率が減るなどお店のためになる功績も多く残しました。工夫次第で環境は変わることを、実体験を通して知りました。本日はよろしくお願いいたします。

性格を伝える自己紹介の例文

参考になる例文③

  • ●●大学●●学部●●学科の○○と申します。大学のサークルでは児童ボランティアサークルに所属しております。毎週土曜日に遊ぶ子供からはニックネームで呼ばれていて、今では親御さんからも呼んでいただけるようになり、とても親しい仲を築くことができました。社会に出ても「どんな環境でも親しまれやすい人物」を目指します。本日はよろしくお願いいたします。

キャッチコピーを加えた自己紹介の例文

参考になる例文④

  • ●●大学●●学部●●学科の○○と申します。留学経験があり、日本とは異なった様々な文化を体験しました。そこで痛感させられたのが「郷に入れば郷に従え」です。そしてその本質は、環境に調子を合わせるという意味ではなく、自分の個性はどんな環境においても発揮できるという意味だということです。本日はよろしくお願いいたします。

エッジを効かせた自己紹介の例文

参考になる例文⑤

  • ●●大学●●学部●●学科の○○と申します。中学時代から続けている卓球は、今では趣味や特技を通り越して生活の一部になっていて、同時にモチベーションの源にもなっています。卓球で培ったガッツを活かし、周りに無理だといわれてもあきらめずに成功するまでやり続けるビジネスマンを目指します。本日はよろしくお願いします。

インターン経験をアピールした自己紹介の例文

参考になる例文⑥

  • ●●大学●●学部●●学科の○○と申します。現在○○というテーマで卒業論文の執筆中です。ここ数カ月の間に○○関係のインターンを数社経験しました。同じ業界でありながら方針や色が違うことに驚きましたが、共通していたのはスピード感です。私もフットワークの軽さには自信があります。本日はよろしくお願いします。

6.自己紹介に関する注意点

自己紹介の例文はいかがでしたか。奇をてらう必要はまったくありませんが、どこにでもある表現もふさわしくありません。面接に挑む企業の社風に合わせて、いろいろなパターンを用意しましょう。 では、つぎに自己紹介に関する注意点をみていきます。どれだけ準備していてもミスはしてしまいます。そのミスを最小限に留めるためにも、あらかじめ色々なパターンを想定しておきましょう。

間違いやすい敬語8選

  • 貴社 → 口語で会社をいうときは「御社(おんしゃ)」です。貴社は書き言葉です。
  • なるほど → 何か感心したときについいってしまう言葉ですが、これは目上には使っていけません。相槌を打つときは「はい」といいましょう。
  • すみません → 目上に対しては「申し訳ございません」が正しい敬語です。
  • させていただいております → サークルのリーダーやバイトリーダーなどを説明するときに使ってしまう言葉ですが、正しい敬語は「を務めております」です。
  • 〇〇する形になります → 言い切ることを恐れて、使いがちな言葉です。間違いではありませんが、伝えたいことがぼやけるため多用は避けましょう。
  • とんでもございません → 謙遜するときに使ってしまいますが、正しい敬語は「とんでもないことです」
  • よろしかったでしょうか → 確認するときに使いがちです。正しい敬語は「よろしいでしょうか」です。
  • おっしゃられた → 採用担当者の発言に対して意見を述べることは面接でよくあります。だたしい敬語は「おっしゃいました」です。

言葉に抑揚をつける

自己紹介を覚えようとするあまり、言葉に抑揚がないとただの丸暗記をしていると採用担当者に誤解されてしまう場合があります。「間違わずによく言えました」と思われないように、多少間違っても詰まっても構わないので、言葉に抑揚をつけましょう。抑揚とは平たく言うとイントネーションです。言葉のイントネーションを意識するだけで抑揚はつけることができます。

自己紹介で話す内容を忘れた場合

極度の緊張のあまり面接で話す内容を忘れる場合があるかもしれません。焦りは余計焦りを生むだけなのでまずは落ち着いて対処しましょう。一番いい方法は練習していた光景を思い出すことです。アスリートを説明するときによく使われる言葉の一つに「ルーティンワーク」というものがありますが、まさしくこれは「いつも通りの自分」でいるべく取り入れられているものです。何か一つ自分なりの「癖」をつけて面接の練習をしてみるといいかもしれません。

ルーティン(routine)

ルーティン(routine)とは、決められた一連の動き、決められた一連の動作。 この他、決められたパターンなどの意味を持つ。 スポーツで言えば「型にはまった一連の動作」と考えるとわかりやすいかもしれない。 ルーティン化という言葉を耳にしたことがある方は、何となくイメージがわきやすいのではないだろうか。(出典:www.ssp-search.com)

また、つい覚えてきた言葉を忘れてしまうことが多い就活生は、話したい内容と連想できるモノを結びつけて覚える方法がおすすめ。たとえばサークルの経験を話したいときは、「面接の場にある時計」などから円盤とサークルを想起させるなど、対策は少し考えればいくらでも思いつくはずです。それさえも忘れてしまったら正直に話すのも一つの方法です。

採用担当者が複数いる場合の視線

採用担当者が複数いる場合は、キョロキョロしている印象を与えない程度にバランスよく視線を送りましょう。落ち着きがない印象を与えないためには文節ごとに見る人を変える方法が有効的。話しながら視線を変えると自信がないように見られてしまうので注意です。

「大学名とお名前を」と言われた場合

企業によっては面接の初めに「簡単な自己紹介をお願いします」ではなく「大学名とお名前をお願いします」という場合があります。 その場合は言われた通り「●●大学●●学部●●学科の○○と申します。本日はよろしくお願いいたします」で問題ありません。面接の数をこなしていくとつい慣れが出始め、思わずいつも通りの自己紹介をしそうになりますが、言葉のキャッチボールが出来ていないとそれだけでマイナス評価になります。

時間を指定されたときのパターンも準備

自己紹介は就活生が準備してきた内容を崩そうとあえて、「3分間で自己紹介をしてください」という質問されるケースもあります。時間が増えても対応できるように趣味や特技、または好きなスポーツチームなどを準備しておき、どんな質問がきてもいいよう万全の体制をとっておくことが望ましいと言えます。 文字数は1分間に250文字が理想とされており、テレビのアナウンサーが話す基準にもなっているので3分間であれば「750字前後」が最適です。

自己紹介:1分ver

●●大学●●学部●●学科の○○と申します。大学ではXXXを専攻としています。ゼミではXXXのXXXの効果について研究を続けています。
学業以外では飲食店でアルバイトを行い3年間続けて現在はバイトリーダーを務めております。業務改善を自ら積極的に提案し、アルバイトの離職率が減るなど、お店のためになる功績も多く残しました。工夫次第で環境は変わると確認しております。
趣味は野球観戦です。●●が地元の球団ということもあり、私設応援団に所属しているほどの熱に入れようで、年間30試合は観戦しています。●●のように人に感動を与えられる仕事に就きたいと考えています。本日はよろしくお願いいたします。(286文字)

自己紹介:3分ver

●●大学●●学部●●学科の○○と申します。大学ではXXXを専攻としています。ゼミではXXXのXXXの効果について研究を続けています。
学業以外では飲食店でアルバイトを行い3年間続けて現在はバイトリーダーを務めております。業務改善を自ら積極的に提案し、アルバイトの離職率が減るなど、お店のためになる功績も多く残しました。工夫次第で環境は変わると確認しております。
趣味はボルダリングです。アルバイトの先輩に誘われたのがきっかけで3年前から始めました。ボルダリングとは、命綱の付いていないロッククライミングです。腕力勝負に見えますが、実は重心の位置がとても重要で、合理的な動きの昇り方が求められます。難易度が高い壁をクリアした時の達成感と爽快感は、何事にも変えられません。好きが高じて、複数の大学のメンバーでボルダリングサークルを作り、月一回都内のクライミングジムでともに汗を流しています。
好きなスポーツチームは●●です。地元の球団ということもあり、私設応援団に所属しているほどの熱に入れようで、年間30試合は観戦しています。弱小球団のため、なかなか勝つことができませんが、勝った時の喜びはひとしおです。●●のように人に感動を与えられる仕事に就きたいと考えています。本日はよろしくお願いいたします。(540文字)

7.自己紹介で差をつける練習方法

では、面接の練習方法ってどうすればいいの?最も注視していただきたいのは、自分をいかに客観視することができるかです。まずは、練習をしないとどうなってしまうのかが分かるランキングから見てみましょう。

「緊張してまったくしゃべれなかった」就活生が多数

上のランキングは、就活生が面接で失敗した出来事ランキングです。1位から3位の共通点は「緊張が原因」である点。つまり、「緊張」と「面接の失敗」には密接な関係にあるのが分かりますね。 緊張を0にすることはできないかもしれませんが、0に近づけることは可能。練習を繰り返すことで自信がつき、緊張を和らげられるのです。面接で失敗したランキング上位3つの失敗は面接の練習さえすれば対処できるのです。

家族や友達に協力してもらう

一般的かつ効果のある練習方法として、家族や友達に協力してもらうことが挙げられます。実際に、家族や友達に採用担当者を演じてもらい客観的に自分を評価してもらうのです。 また、自分が採用担当者になり第二者を評価してみるというのも一つの方法です。自分が採用担当者を演じてみると、全く違う視点が持つことができるので自分をより客観視することができるでしょう。 できるだけ、色々な人と"セッション"してみましょう。そうすることで十人十色の意見をもらうことができるでしょう。

動画で録ってみる

スマホが主流になった時代、動画はとても身近な存在となりました。自分の自己紹介を動画で撮ってみると、自分の描いていたイメージと全く違うことに気づくでしょう。そのズレを動画でチェックし調整していくのです。 また、自己紹介のセリフ以外にも笑顔、言動、癖などもチェックしてみましょう。すると採用担当者に好印象を残すことができるイメージ図というものが浮かび上がってくるものです。地道かもしれませんが、自分を客観視するという意味では最も効果的なので是非試してみましょう。

就職支援サービスやエージェントに頼る

もう一つの練習方法として、プロに頼ってみるというのもアリです。ここでいうプロとは、就職支援サービスを行っているエージェントのこと。転職エージェントに比べて数は少ないですが、レベルの高いサービスを無料で利用できるのが最大の魅力。 もちろん就活の基本マナーに加えて、業界や職種ごとの傾向もつかめますから、見落としがちな弱点を克服する事もできます。学校に就職課がある場合は、そこで相談しながら対策を立てる事も検討してみてください。

8.こんな自己紹介は絶対にNG

ここまで面接官にウケる自己紹介の構造や例文を見てきましたが、NGポイント、失敗例もしっかりと押さえておきましょう。 定型文や場つなぎの言葉などを知らず知らずのうちに使っているケースが多いので、注意しましょう。

曖昧な表現や場つなぎの言葉

面接の自己紹介で気をつけなくてはならないのは、曖昧な表現や場つなぎ語であるとされています。「私は〜だと思います」や「私は〜したいと思います」などの曖昧な表現は相手に伝わりづらいばかりか、自分の意志がないと採用担当者に見なされてしまいますので注意しましょう。 また「えーと」「あの」などのいわゆる場つなぎ語も止めましょう。 もちろん面接の場は緊張するため多少はつなぎ言葉が出ても仕方ありませんが、あまりに多すぎると伝えたいことがボヤけてしまいます。それでは、せっかく用意した自己紹介も無駄になりかねません。この辺りは、普段の癖で自分でも気づかない場合もあるので、先ほど紹介した練習方法を使って徹底的に直すよう努力しましょう。

定型文は使わないこと

自己紹介でよくありがちなのが、「協調性がある」や「忍耐力が強い」などのいわゆる定型文。 採用担当者は、多くの学生を面接しているので「あ、またこのパターンか」と思われて興味を持ってもらえない可能性が高くなります。履歴書もなんでもそうですが、就活に大事なのは個性を失くすことでなく、個性をアピールすることなので自分の言葉で伝えるようにしましょう。 自分の言葉で伝えることで、多少言葉に詰まったとしても相手には「この学生は日頃よく考えながら行動しているな」と好評を抱いてくれることでしょう。

回りくどい比喩表現はマイナス対象

短時間で印象に残る言葉を伝えようとすると、「○○のように□□ができます」などの比喩表現を使いたがる就活生が多いです。もちろんこれが功を奏す場合もありますが、比喩表現が分かりにくいとマイナス評価になります。 そもそも、比喩表現は相手がより具体的にイメージできるように添えるべきものですから、伝わりにくい表現を使うのは本末転倒。そうなるくらいならば、ストレートな表現で端的に話した方が減点は少なく、結果的に評価も高くなります。準備が進むほどついつい陥りがちなミスですから、十分気をつけてください。 定型文はダメ、けれどもやりすぎた表現もNG。とても難しいですよね。このように自己紹介一つとっても、非常に難しいからこそ入念な準備をした人が内定を獲得できるのです。

9.自己紹介の重要性を知ることが成功のカギ

面接というわずか30分の時間の中で自分をアピールするには、発言の無駄をなくすことが最も重要です。
なぜか軽視されがちな面接における「自己紹介」ですが、この記事を読んでその重要性に気づくことができたのではないでしょうか?面接前になると、ついつい「あれも、これも不安…」と思ってしまい頭がパニックになりますが、きちんと準備をしていれば前日に確認作業をするだけで済むので今のうちに万全の対策をしておきましょう。

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