2019年08月21日(水) 更新

既卒で正社員としての就職を目指すための方法

既卒はなぜ就職に不利なのかを知ろう

既卒で正社員になることは、なぜ新卒より不利なのでしょうか?既卒の就職活動は中途採用扱いとなってしまい、即戦力を求められるケースが多いです。しかも、大手の就職支援サイトでは、既卒者は登録できないところもあります。

新卒では有利に就職活動を進めるためのツールが多いですが、既卒ではある程度限定されてしまうという点で不利であるといえます。既卒では不利だからという理由で、新卒の条件を得るためにわざわざ留年をする人もいるくらいです。

既卒よりも留年が有利とは限らない

既卒よりも新卒採用で正社員になる方が有利であることから、やむを得ず留年をするという人がいますが、本当に有利なのでしょうか?そこで、就職留年の良い点と悪い点について簡単にまとめてみましょう。

まず、良い点としては、卒業までの1年間を再び新卒として就職活動を再スタートさせることができるという点です。また、悪い点としては、留年をしてしまったことによるイメージの悪さがつきまとうという点です。就職留年をしたからには、この1年間を有効活用できなければ、さらにマイナスとなってしまうのでそれなりの覚悟が必要だといえます。

いきなり正社員を目指さない方法

既卒だと正社員就職が難しいというならば、いきなり正社員採用を目指さないという手もありなのではないでしょうか?

正社員登用制度のある企業を探し、自分の興味や関心のある仕事に絞り込み、アルバイトや派遣社員、契約社員等の非正規雇用として入社し、いずれ正社員を目指すという方法があります。これなら、既卒という不利な状況で就職活動を進めているよりも有利な条件で正社員として活躍できるかもしれません。

既卒なら就職支援制度を利用する手もある

既卒で正社員採用を狙う方法で、代表的なものに職業訓練があります。職業訓練校に通うことにより、就職に向けて何かスキルを身につけることができます。資格取得や仕事の実務経験を積むことは時間を多く使うことのできる既卒の有利な点であるといえます。

既卒は中途採用扱いにされてしまい、即戦力を求められる場合が多いので、仕事のスキルを向上させることで就職活動を有利に進めることができるでしょう。

新卒だから正社員雇用に有利とは限らない

既卒では正社員採用は不利だからという理由で留年をし、新卒での就職活動を再スタートさせる人が増えています。その結果、就職活動をする人が既卒よりも新卒のほうが増えているといえます。

新卒採用が有利であるとはいえ、企業が内定を出す人数は変わりません。採用を出すとき、新卒だとしても留年をしている人とストレートの人では、後者のほうが選ばれる確率が高いでしょう。必ずしも新卒なら有利に就職活動を進められるとは限らないのです。

既卒だからこそできるアピール

既卒での正社員就職は新卒と比べて、すべてにおいて不利であるとはいえません。既卒の人は新卒での就職活動を経験している人が多いはずなので、多少なりとも全く初めて就職活動をスタートする人よりもノウハウは身についていることでしょう。

新卒で失敗してしまった経験を踏まえ、自己分析をもう一度徹底的に行うことも重要です。また、既卒者向けの就職支援サイトや既卒OKの転職エージェントを活用するのも手です。

就職支援制度を活用しながら既卒だからできるアピールをして正社員を目指そう

いかがでしたか?既卒では、正社員での採用が新卒よりも難しいという現実は変わりません。しかし、新卒・既卒者問わず、企業は採用したいと思う人を採用します。

既卒だからといって、最初から正社員を諦めてしまうことはないのです。自己分析をしっかりと行い、自分をもう一度見つめ直し、筆記試験対策・面接対策を入念し、就職活動を続けることが重要であるといえます。

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