2017年07月07日(金) 更新

新卒で中小企業への就職はアリ?考えられるメリット・デメリット

中小企業を就職先の候補にすれば選択肢が広がる

大企業への就職は、待遇などの面で大きなメリットがあります。一方、競争が過酷で、時間の浪費に繋がってしまう可能性も十分にあるでしょう。日本には中小企業の方が圧倒的に多いです。ですので、就職先の候補に中小企業を加えるだけで、幅広い選択肢を得られるでしょう。新卒の就職活動で、大企業だけを目指して、結局、就職浪人となれば、キャリアパスを考える上でもマイナスになる可能性もあるため、新卒で中小企業を視野に入れる事は重要なポイントになっているのです。

大企業だけだと選択肢が限られる

大企業への就職しか考えていない新卒の人は、中小企業を視野に入れている人よりも選択肢が少なくなってしまいます。それは、就活においてとても不利になるでしょう。というのも、大企業は競争率も高いです。ですので、中には採用されないケースももちろんあるでしょう。そんなとき、大企業しか選択肢にない新卒は、まだその競争率の中で戦わなければなりません。精神的にも疲れるでしょうし、就職先が決まらなかった場合は「新卒」という肩書も失ってしまいます。それよりも、中小企業を選択肢に入れておいたほうが、就活は断然安定するでしょう。

優良な中小企業も多い

中小企業の中にも、経営状況が良好で、雇用条件が良い企業は多く存在します。日本を代表する大企業の中にも、赤字体質が根付いている企業はあります。経営の健全性で選ぶなら、大企業も中小企業もそこまで変わりません。優良な中小企業であれば、将来性にも期待できるだけでなく、人数の関係から仕事の範囲が広がる可能性があります。中小企業への就職は、新卒に足りない経験を養えるチャンスが多くあるのです。

中小企業を専門に扱う求人サイトを利用すると良い

中小企業への就職を考える場合は、さまざまな情報サイトで比較するのが重要になります。特に、新卒専門のサイトや中小企業を専門的に扱う求人サイトは、有効に活用できるでしょう。中小企業の求人の中には、そういったサイト経由でしか見つけられないものも多くあります。中小企業は、経営規模の問題から大々的な求人広告を出せないケースも多いため、積極的に調べる姿勢が重要になるのです。

新卒だから見つかる求人もある

中小企業では、人員の関係から中途採用を積極的におこなわない企業も存在します。そのため、新卒でないと就職のチャンスが少なくなる場合だけでなく、募集があっても実務経験が必要になるなど、ハードルが上がってしまう可能性もあるのです。タイミングも重要なので、希望の中小企業の求人を見つけたら積極的に応募しましょう。後回しにしてしまうと、いつの間にか募集が打ち切られた、といったケースになりかねません。

中小企業のデメリットは賞与面で劣る場合が多い点

大企業を基準に考えた場合、中小企業では賞与が劣っているケースがほとんどです。しかし、だからといって新卒で中小企業を就職先の候補からなくすのは辞めておいたほうがいいでしょう。賞与の額や年収だけで判断するのは危険です。とくに新卒で就職活動を始めたばかりのときは、賞与の有無よりも自分に向いた仕事をした方が良いケースが多いです。自分にとって何が大切なのか、もう一度よく考えてから就職先を考えてみて下さい。

離職率が高い点も注意すべき

新卒が中小企業に就職した際、もうひとつ気になるのが離職率です。中小企業に就職した新卒の離職率は高いものとなっているのです。そのひとつの原因に、激務だという点があげられるでしょう。中小企業の中には、いわゆるブラック企業と呼ばれるところもあります。そのような中小起業に就職した新卒は、その多くが辞めています。事前の下調べが重要となりますので、情報収集は怠らないで下さい。

新卒で中小企業への就職を考えれば選択肢が広がるが給与の面で大企業に劣るデメリットはある

大手の企業に絞った就職活動は選択肢を狭め、競争の激しさから拘束時間を長引かせるなどマイナスの影響をもたらす可能性があります。中小企業でも優良な企業はあり、就職の待遇面でも大手に優るとも劣らないケースもあるでしょう。新卒時点で中小企業を就職の選択肢に加えれば、選択肢が大きく広がります。給与面で劣るからといって、中小企業を就職先の候補に入れないは、あまり賢いとはいえません。自分にとって何がいちばん大切なのかをもう一度考え直した上で、就職先を考えてみて下さい。

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