2019年06月24日(月) 更新

インターンの参加後に送るお礼メールの書き方【例文付き】

この記事の監修者

キャリアアドバイザー

赤塩 勇太

大学を卒業後、新卒で採用コンサルティング会社に入社。キャリアアドバイザーとして、1,000名以上の就活生に対してキャリアセミナー、面談を実施。その後、採用コンサルタントとしてクライアントの採用課題の解決に従事。法人・求職者双方の目線から、適切なアドバイスを提供している。

インターン後にはお礼メールを送るべき

インターンが終わったら企業にお礼メールを送りましょう。

インターンシップが終わってもそこで終わりにするのではなく、選考に進みたいと思った企業ほど、お礼メールは送るようにしましょう。

キャリアアドバイザー|赤塩 勇太

小さな対応も採用担当者は入社後を考えながらみている

「インターンシップ後に送るメール」ごときで、何を大げさに…。という方もいるかもしれません。ですが、ひとつひとつのメッセージを大切にできる学生は、活躍できる可能性が高いですね。重要なプロジェクトを任された際に、その意気込みを伝えられる。また、部下に対してプロジェクトの重要性を適切に伝えられるなど、「情理」で相手に訴えかけられることが重要です。

お礼メールはインターンの翌日中に送る

インターン後のお礼メールのタイミングは、当日夜もしくは翌日の午前中には送りましょう

お礼メールの送付が遅い場合、優先度が高くないと企業側にに思われかねません。その時感じたことを、記載するためにも、お礼メールは早めに早めに作成し、送るべきです。

手紙でもいいがメールの方がより早くお礼を伝えられる

企業に感謝の気持ちを伝えるには、メール以外には手紙を送る方法もあります。手紙であれば直筆で、より感謝の気持ちを伝えられますし、丁寧な印象も与えられます。

しかしインターンシップ後のお礼は丁寧に伝えるだけではなく、スピード感も大切です。手紙でも間違いではありませんが、メールでのお礼状も一般的になっており、相手企業にお礼の気持ちを素早く伝えることができるメールが好まれることも多いです。

お礼メールの宛先は人事が一般的

お礼メールを送りたいときは、その企業の人事宛への送信が一般的です。企業の広報や窓口宛に「●●企業 御中」と送るのではなく、企業の人事宛に送信しましょう。

インターンを受けた身としては、企業全体にお礼を述べたいと感じるかもしれませんが、インターンの業務セグメントは人事であるため、人事宛が適切と言えます。

当日直接お世話になった担当者がいれば別に送る

インターンは人事の管轄内の業務です。ただし、インターン期間中に直接お世話になった担当者がいる場合は、人事宛のお礼メールとは別に、その担当者に面倒を見てもらったことへの感謝の思いをメールで伝えてもよいでしょう。

例えば、就業体験として実際に部署に配属され、配属先の先輩社員に直接指導を受けた場合などは、その先輩社員にお礼メールを送信してもよいでしょう

。自分のために指導してくれたことへの感謝の気持ちをぜひ伝えてください。ですが、あまりにも担当者と接点がなかった場合は無理して送信せず、人事宛だけに送るようにしてください。

インターン後のお礼エールを作成するポイント

お礼メールを送る際は、内容にも気を付けなければいけません。せっかくお礼メールを送ったのにマナーがなっておらず、印象を下げては意味がありません。

インターンシップ参加に対するお礼メールを送る前に、しっかりと書き方をマスターしておきましょう。

件名は一目見てわかるように

お礼メールを作成する際には、本文だけではなく件名にも注意が必要です。

件名は一目見てわかるように受信者が分かることが大切であり、「インターンシップのお礼_〇〇大学△△」などわかりやすいものにしておきましょう。

企業側は、日々何十通とメールのチェックをしているので、件名だけですぐに誰からのメールで、どういった内容なのかわかるような簡潔な件名にするのがポイントです。

参加した日程や内容を自己紹介で記載する

インターンの種類が複数ある企業や、1回の参加者数が多い企業では、インターン生を判別しづらいという現状もあります。

特に、1ヵ月に複数回のインターンを開催している企業では、インターン生一人一人の顔と名前を一致させることは難しいのです。まして、インターン1回の参加者が数十名を超えてしまうと、より一層人物の把握が難しくなります。

そのため、お礼メールには参加した日程や内容を記載するようにしてください。

お礼メールの冒頭

こんにちは。
●月●日~●月●日まで●●●●インターンに参加した●●大学の△△です。

上記のように、出だしの自己紹介の部分を使って、いつ・どのようなインターンに参加したのかを明示しましょう。それによりメールを受け取った側は、送り主であるあなたをどのような人物だったのか思い出しやすくなります。

インターンで印象に残ったことや学んだことを伝える

お礼メールには、インターンで印象に残ったことや学びを一緒に伝えてください。お礼メールで伝えることで、1日1日をしっかり学び充実したインターンを過ごせたと考えられます。

ただ、ありがとうございましたと伝えるよりも、学びを伝えることで具体性が増し、インターンを考える企業側の来年の取り組みへの参考にもなりますし、具体的であれば具体的であるほど、真剣に取り組んでくれたことが伝わります。

例①

「私は今回、貴社の●●事業に興味があり、インターンシップに応募しました。実際に●●業務を体験し、●●業務の厳しさを改めて実感しました」

例②

「貴社の研修では、プロジェクト進行中にトラブルに巻き込まれた場合の切り替えの仕方、ビジネスマナー、顧客との付き合い方について教えていただきました」

例③

「今回のインターンシップで貴社の様々な仕事内容を経験させたいただき、●●業界の知識を重ねることができました。また、スキルアップ研修を通して自身の成長を感じております。」

例④

「インターンシップを通じ、●●の営業業務の魅力を学ばせていただきました。実際に商談の現場に同行させていただき、営業現場を見ることで、●●業務の楽しさと大変さを実感しました。貴重な体験をさせていただきまして、本当に感謝しております。」

インターン後に送るべきお礼メールの例文

インターン後に送るお礼メールの例文をご紹介します。

お礼メール:例文①

例文①

  • ○○会社
  • △△様
  • インターンシップでお世話になった■■(名前)です。
  • 今回のインターンシップでは色々とお世話になりました。
  • 会議室で△△様から伺った企業理念の背景は得に興味深いものでした。
  • ○○の深い部分、考え方に触れ、様々な仕事内容を経験させたいただき、
  • 大きな成長をすることができたと感じております。
  • 貴重な体験をさせていただき本当に感謝しております。
  • 取り急ぎ、メールでも感謝したくご連絡いたしました。
  • 引き続き、何卒よろしくお願い致します。
  • この度は、ご指導ご鞭撻いただき、本当にありがとうございました。 ———————————————————– 署名 ———————————————————–

お礼メール:例文②

例文②

  • 件名 インターンシップ参加のお礼【大学名・名前】
  • 株式会社○○
  • 人事部 ○○様
  • 貴社のインターンシップに参加させて頂いた○○大学の○○と申します。
  • 先日はお忙しい中インターンシップのご指導いただきまして、誠にありがとうございました。
  • 幼い頃から興味と関心を抱いていた○○業界のインターンシップということもあり、緊張もありましたが、○○様を含む社員のみなさまの温かいご指導によって、今後のキャリアビジョンを作るうえで重要な「働くとは何か」「何を目的にして働くのか」を認識することができました。
  • 仕事のノウハウだけではなく、社会人の先輩としてさまざまなアドバイスをしてくださったことに大変感謝しております。
  • 今後の就職活動において、このインターンシップで培った経験を活かせるよう、精一杯取り組んでいきたいと思います。
  • 末筆ながら、貴社のなお一層のご繁栄と、皆様のご多幸をお祈り申し上げます。 ———————————————————– -署名 ———————————————————–

お礼メールに返信が来たら簡潔な文書で返信する

お礼メールを送ると、忙しい中でも丁寧に返事をしてくれる人事担当者がいます。その場合、先方からの返事に対して、簡潔な文書で返信をするようにしてください。いわば、この簡潔な文書を送ることで、インターンに関するお礼のやり取りは終了となります。

例文

いつも大変お世話になっております。
●●大学の●●です
ご多忙のところ、ご丁寧にお返事をいただきまして
誠にありがとうございます。
これから始まる就職活動でさらに自分を成長させ、
社会に相応しい人材になれるよう努力して参ります。
末筆ながら貴社の益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。
———————————————————–
-署名
———————————————————–

インターン後には人事と担当者宛にお礼メールで感謝と意気込みを伝える

ここでは、インターンの参加後に送るお礼メールの書き方について解説しました。インターンが終わったら、翌日中には人事と担当者宛にぜひお礼メールを送ってください。お礼メールは選考には関係しないといわれていますが、感謝の気持ちを伝えることは大切です。

特に、入社志望度が高い企業には、選考への意気込みを添えると、印象アップができるかもしれません。いずれにせよ、インターンに参加した後には必ずお礼を伝え、自己の成長のためにもインターンで学んだ内容を振り返るようにしましょう。

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