2023年05月29日(月) 更新

私服面接を受ける場合のスーツ以外の好ましい服装【男女別】~評価シートも要チェック~

面接はスーツ着用だけとは限らない

「面接=スーツ」というイメージが根付いていますが、必ずしもそうとは言い切れません。もちろん、就活生が決めるのではなく企業側が服装の指定をするのですが、スーツではない可能性もあります。募集要項などで「私服OK」「服装自由」などの表記があれば、必ずしもスーツを着用する必要はありません。

逆に先のような服装の指定がある場合、スーツを着て面接することがNGになることもあります。企業によっては、似たようなスタイルになってしまうスーツ姿よりも、私服でその人の個性や人となりをチェックすることがあります。もちろんビジネスシーンですので、普段着のようなカジュアルなファッションではNGの可能性が高いですが、ビジネスカジュアル、オフィスカジュアルと呼ばれている服装であれば問題ありません。

19卒のみなさん!面接対策、本当に大丈夫?

就活生にアンケートで聞いた生の声

突然ですが19卒のみなさんは、就活は順調ですか?本ページでは、私服指定を受けた場合の、服装マナーや注意点などをご紹介します。まず、企業から私服指定を受けた際に就活生が着ていくのは、どういった服なのでしょうか?キャリアパーク編集部が独自にアンケートを行い、学生たちの生の声を集め、代表的な声をまとめました。

質問:面接や説明会などで「私服でお越しください」となった場合に、あなたが着ていく服装とその理由について教えてください。

就活生の回答

私が面接や説明会で私服の指定を受けた場合は、ビジネスカジュアルを意識して、綺麗めのシャツや無地のスカートを選ぶと思います。理由は、シンプルかつ真面目に見える服装にすると、採用担当者と会った時に印象が良くなるのではないかと思ったからです。スーツを着ていくのも悪くないと聞いたことがありますが、それでは企業の希望に沿っていないことになってしまいます。そのため、スーツは着ていきません。サイズが合っていないのも印象が悪くなってしまいそうなので、なるべく自分の背丈やスタイルにあった、バランス良く見えるものを意識してチョイスします。

※上記は就活生から取得したアンケート回答をもとに、編集部で表記や表現などを一部調整のうえ、記載しております。

私服を指定されたらビジネスカジュアルが無難?

■調査方法:twitterを使用して学生にアンケート
■調査実施日:2017/1/17
■投票数:278

面接で私服を指定された際の対応についてアンケートをとったところ、「ビジネスカジュアルでいく!」と回答した方が全体の51%となりました。

「服装自由」であれば「迷わずスーツ!」という方も少なくないかとは思いますが、私服を指定されてしまうと困惑するものです。アンケート結果によりると約50%の方は「ビジネスカジュアルでいく!」と回答しました。

男性であればジャケットにスラックスとワイシャツ(もしくはTシャツ)、女性の場合はスラックスもしくはスカートという組み合わせで、プライベートでもビジネスシーンでも両方に合いそうな服装を選択するということでしょう。この記事では私服面接を受ける場合の好ましい服装とNG例について説明していきます。

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就活面接で「私服」を指定されるときがある

就活において面接や最終面接がスーツ以外、私服指定だった場合の服装マナーと注意点についてみていきます。就活では説明会や面接を受ける時スーツを基本的に着用します。そのため面接でスーツ以外の私服をと、突然言われても困ってしまいますよね。就活の私服面接ではどんな点に気をつければいいのか、確認しておきましょう。

就活の私服面接での私服は普段着のような服装とは違う

私服面接での私服とは、スーツ以外という指定ではあるものの、ジャケットを着用するなどしたきちんとした服装を指します。つまり、普段の服装でそのまま私服面接や最終面接をを受ければいいというわけではないのです。ラフなジーンズや派手すぎる服装は私服面接には合いません。ただ、服装の色味が暗すぎると元気がない印象に見えてしまうので、就活では明るくまとめた私服がおすすめです。

指定があった場合はスーツで行かないほうが良い

就活でスーツ以外の私服で面接・最終面接にくるように求めらられた場合は、スーツを着て行かないことをおすすめします。企業が私服を指定しているのですから、その指示に従うのがマナーです。

就活面接が私服なのは社風への理解を得るため

このようなときは、服装のセレクトのセンスや目的も含めて、選考の評価がなされていると考えられます。もちろん、素の気持ちで来て欲しいという企業側からの要望という可能性もあります。ただ、私服が指定ではなく、「私服可」といった場合は、スーツでも問題ありません。また、応募者に自由な社風と分かってもらうためというところもあるでしょう。

マスコミ関係など、クリエイティブな職種では、応募者のセンスをチェックするために指定しているということもある様です。アパレルやデザイン関係の会社によく見られます。最終面接などではやはり見た目のイメージが強くみられています。

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私服を指定されたときの服装マナーと注意点

では就活の面接や最終面接の服装について、スーツ以外、「私服でお越しください」と言われた場合、どうすればいいのか、具体的に紹介していきたいと思います。私服で面接を受ける際に大事なのは、企業の意図を汲み取る事。単純にその会社の仕事スタイルが私服であるという理由かもしれませんが、それだけではありません。俗に言う、一般常識的な認知があるかどうかを見ています。それは一次面接でも最終面接でも一緒です。

就活の私服面接ではオフィスカジュアルを参考にする

就活面接でスーツ以外の私服で来るように求められたら具体的にどのような私服で行けば良いのでしょうか。スーツ以外の格好で、私服で面接や最終面接を受ける場合、参考にすべきものは「オフィスカジュアル」です。イメージで言うと、休日の格好とスーツの中間に位置するような服装です。私服で面接を受けるなら、その企業の社員が、普段どういう服装で出勤しているかをチェックしておくと良いでしょう。

私服面接で無難な服装とは

私服で面接を受けるとはいえ、最終面接では自分の人柄が試されますし、キレイ目な服装を心がけましょう。男子就活生ならグレーなどモノトーン系のジャケットにスラックスもしくはチノパンを組み合わせたものが無難です。女子就活生ならジャケットにブラウス、スカートもしくはパンツスタイルが無難なようです。

私服面接の服装:男性編

私服面接でスーツ以外の私服と指定されたら、基本的には、ジャケットに襟付きのシャツ、チノパン、革靴が望ましいようです。もちろん、就活の選考として私服で面接を受けるのですから色や形にも清潔感があるかどうか、気をつけたいですね。

ビジネスシーンでも最近は、オフィスカジュアルという言葉が頻繁に使われます。クリエイティブな仕事でこれを取り入れている会社は多く、社員からの評判も非常に良いオフィスカジュアル。一般的に好まれる服装と、面接時のNGとされる服装マナーをまとめてみました。

私服面接で好ましい服装:男性編

男性の私服面接の服装に好ましい私服は以下の通りです。

男性の私服

・ジャケット:固いイメージのしっかりしたジャケットを選びましょう
・シャツ:白色が無難ですが、多少のストライプなどは問題ありません
・チノパンやカラーパンツ:シンプルな形でカラーは黒やベージュがいいでしょう
・革靴:清潔感の感じられる黒色か茶色のものを選択しましょう

私服面接で好ましくない服装:男性編

男性の私服面接の服装に好ましくない私服は以下の通りです。

好ましくない私服

・七分丈を含む半ズボン
・Tシャツ
・スニーカー・サンダル
・パーカー・トレーナー
・派手すぎる服、明るすぎる服

私服面接の服装:女性編

私服面接を指定された場合、服装はひざ丈のスカートもしくはパンツルックに、シャツとカーディガンの着用が望ましいでしょう。女性の面接の服装で気をつけなければいけない点は、露出が多すぎない、アクセサリーをつけすぎないなどがあげられます。もちろん服装だけでなく、髪型や匂いにも細心の注意を払いましょう。女性の私服面接時の服装マナーをまとめてみました。

私服面接で好ましい服装:女性編

女性の私服面接で好ましい服装は以下の通りです。

女性の私服

・カーディガン優しい色やグレーなど落ち着いた色で、丈は長すぎず短すぎず
・ブラウス:白色やパステルカラーなど清楚に感じられ、透け感はないもの
・スカートまたはパンツ:スカートは膝丈で多少の模様は可、清潔感があるもの
・パンプス:皮の素材のパンプス、ヒールは高すぎないもの

私服面接で好ましくない私服:女性編

女性で私服面接で好ましくない格好は以下の通りです。

好ましくない私服

・ミュール
・ミニスカート、ホットパンツなど露出度の高い服
・スニーカー、サンダル
・パーカー・トレーナー
・派手すぎる服、明るすぎる服

「私服可」と書いている場合はどちらでもかまわない

「私服可」と指定されている際は、スーツでも私服でもどちらでも問題ありません。とはいえ、面接を受ける企業柄などを考慮しなければ、内定まで遠のいてしまう可能性も考えられます。基本的には、大手企業の場合、「私服可」であればスーツ着用が望ましい傾向になります。

一方、若手ベンチャー企業のケースでは、ビジネスカジュアル、オフィスカジュアルが一般的と言えるでしょう。「私服可」の場合、服装に十分ご注意ください。面接を受ける企業に合わせてふさわしい服装ができるよに心がけましょう。

大手企業の場合はスーツが多い

大手企業で「私服可」と記載されている場合、多くの学生がスーツで面接に行く傾向があります。「就活はそもそもスーツでなければならない」という考えはどんな人でも持っているものですので、老舗のようなタイプの会社であれば、スーツ着用以外を考えることはないでしょう。

もちろん、大手とはいえIT系ベンチャーのような会社であれば、私服で面接に向かう人も少なくありません。業界・企業研究をした上で、「私服可」の場合、どのような服装にするべきか見極めるようにしましょう。企業柄によっては、スーツの方が無難なケース、ビジネスカジュアル、オフィスカジュアルが有利になることも考えられます。普段着は、特例を除いて避けてください。

ベンチャー企業は私服の割合が高い

ベンチャー企業であれば、私服で面接に行く学生が多いです。スーツのような堅い印象を与えることはなく、個性なども出るため、企業によっては有利になる可能性も考えられるでしょう。ベンチャー企業だけではなく、中小企業も同様の傾向があります。もちろん、スーツを着用する職種などであれば、私服だと不利になることもありますので、ご注意ください。

「ベンチャー企業だからなるべく派手な服装にしよう」と考えてしまうと、面接に失敗してしまうかもしれません。「私服可」とはいえ、面接はあくまでもビジネスシーンのひとつです。企業はボランティアとして採用活動をしているのではありません。清潔感なども意識してキレイな服装を心がけましょう。

少数派でもあわてないこと

「私服可」としている場合、自分ひとりだけが別の服装をしていることも考えられます。こうしたシチュエーションでも、「面接に受からない」「合格は無理だ」と落ち込む必要はありません。もちろん企業の指定を無視した服装はNGですが、指定に従っている場合、選考に大きな影響があるとは言えません。

「自分だけ別の服装をしている」という話題で採用担当者と話が盛り上がり、面接においてアドバンテージになる可能性もあります。「私服可=スーツ着用」という暗黙のルールがある会社もありますが、会場に着いた時点で服装を変えることができませんので、焦ることや慌てることも無意味です。「服装は選考に関係ない」と堂々とした態度でいましょう。

私服面接の格好は明るいトーンのオフィスカジュアルを参考にする!

私服で面接を受ける場合の服装マナーと注意点についてみてきましたが、いかがでしたか。就活の面接や最終面接がスーツ以外の服装、私服を指定された場合、そこに隠された面接官の意図を意識したうえで「オフィスカジュアル」を基本としたコーディネイトにすれば失敗はなさそうです。服装マナーは業界や職種によっても微妙に違うので、臨機応変に対応しましょう。

就活の面接で重要な事は、目立つ事ではありません。私服で来るようにと言われた場合でも、オシャレしたい気持ちを抑えて、あくまでも「無難」な服装で最終面接に臨みましょう。面接では、落とされる要素を確実に排除するのが大切です。オシャレをするのは面接を無事に通過して、内定が出てからにしましょう。

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