2019年12月04日(水) 更新
インターンシップ総合保険の内容と学生が知っておくべき注意点
目次
インターンシップ総合保険とは学生補償制度のこと
インターンシップに参加する際は、保険に入っているか確認しておきましょう。インターンシップ総合保険というものがあります。インターンシップ総合保険とは、インターンシップ参加にあたり、他人の財物を損壊したり、他人にケガをさせた場合に被る、インターンシップ生向けの学生総合補償制度です。トラブルや事故はいつ起きてもおかしくありません。事前に備えておきましょう。
ケガをした場合や賠償責任の際に用いる
インターンシップ総合保険とは、その名の通り、インターンシップ中に起こした事故やトラブルでケガをしたり、賠償しなければならなくなってしまった場合に備えて加入する保険をいいます。備品の故障や作業中の事故などが挙げられるでしょう。大学の生協、支援課などで手続きができます。
インターンシップ総合保険の主な補償内容
通過するエントリーシートを作成する
インターンの選考に通るためのESを作成するために、実際の通過者のESを参考にしましょう。そこで活用したいのが「インターン選考通過者が実際に提出したES集」です。JALや日清製粉、三菱UFJ銀行や大正製薬などの通過者が提出したESを無料でダウンロードできます。設問の内容も確認できるため、事前の対策として持っておきたい資料です。
インターンシップ総合保険には、以下のような補償内容があります。
・作業中の事故で社員などにケガを負わせてしまった場合
・会社の備品などを壊し、法律上の損害賠償責任を負った時の補償
・事故によって死亡または後遺障害を負った時の補償
・他人から預かった財物を管理中に、過失により損壊・紛失・盗難が生じ、法律上の賠償責任を負った時
このインターンシップ総合保険には種類があります。どんなものがあるか、大学の生協などで確認しましょう。
「学生教育研究災害傷害保険」と「学生教育研究賠償責任保険」の2つがある
インターンシップに参加する際に入るべきインターンシップ総合保険としては、「学生教育研究災害傷害保険」と、「学生教育研究賠償責任保険」の2種類があります。大学によっては、入学時に原則全員加入しているところもあります。検討する前に、重複しないように事前に確認してください。
まだインターンシップ総合保険に入っていないなら、支援課や大学の生協にて手続きを行いましょう。大学の生協で「学生賠償責任保険」などもあります。
自由応募の場合は大学のインターンシップ総合保険は適用されない
個人が自由応募でインターンシップに参加する場合には、大学のインターンシップ総合保険は適用されません。大学のインターンシップ総合保険が適用されるのは、就職課などがすすめる企業のみです。そのため、企業での事故をカバーするためには、別の保険を検討しましょう。自分が企業に損害を与える可能性を考えたら、加入する方が賢明です。保険会社に、インターンシップでのリスクに備える保険がありますので、事前にしっかりと確認してください。
インターンシップ生は労災保険の対象にならない
インターンシップ生が保険に入るべき大きな理由としては、労災が適用されないことも挙げられます。インターンシップ生は期間や会社によって異なるケースもありますが、基本的に労災は適用されません。そのため、万が一の事態になっても自己負担となってしまいます。これを防ぐためにもインターンシップ総合保険は有効ですが、個人応募の際は別です。事前にインターンシップの保険について調べておきましょう。
自由応募の人は災害傷害保険や損害賠償責任保険に入ろう
大学のインターンシップ総合保険の適用とならない人は、災害傷害保険や損害賠償責任保険に入っておきましょう。インターンする人は、どちらかというと自由応募の人が多いのではないでしょうか?
相手の過失によって自分が被害者となった時、逆に自分の過失によって相手に損害を与えてしまった場合にカバーをしてくれます。インターンシップ先での様々な事故を想定して、念のために加入しておくと良いでしょう。
インターンシップ総合保険に入っておくと安心して仕事できる
企業へ与える損害というと、単に物品を壊す、というだけではありません。精密機器や機械、あるいは企業の基幹システムに関わるソフトの損壊をしてしまうと、業務自体に支障が出て、影響も被害も広範囲に及ぶことになります。インターンシップ総合保険への加入は、安心感を買うという意味では必要なものだといえるでしょう。
情報漏えいによる損害賠償にも対応している
学生がインターンで知り得た個人情報や、企業秘密などを洩らしたら、機密漏えいとなるでしょう。こういった損害は被害額が大きく、保険なしに一個人が賠償できるものではありません。こういった機密漏えいはちょっとしたミスで起こり得ます。そのため、インターンシップ中は保険に加入しておく必要があるのです。
インターンシップ総合保険は損害・被害に備えるもの!自由応募だと大学の保険は適用されないので注意
インターンシップ総合保険の内容と学生が知っておくべき注意点について紹介しました。ソフトを破壊してしまったときの企業の損害というのは、被害を広範囲まで広げる可能性があります。大学では生協や支援課で加入手続きができるため、確認しておきましょう。学生がインターン先へ行く途中の事故など、自分が被害者になる可能性も十分あります。そういった事態に備えて、インターンシップ総合保険に加入することで、安心感が得られます。
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