2016年11月29日(火) 更新
大学生のインターンシップ参加の就活におけるメリットと注意点
目次
大学生のインターンシップは実際の現場で働きながら仕事について考えられる制度
大学生が、参加するインターンシップとは、学生が実際の仕事の現場でインターンとして働いて大学での学習に実社会での経験を加えて、学生が自分にはどんな仕事が向いているのか、を考える機会を作る制度です。もともと平成9年に役所主導でインターンシップの普及が始まって世の中に広がったようです。最近では学生が自分の職業を考えるというより、就職活動の一つとしての側面が強くなっており、学生が就職を狙う企業にンターンシップで就労体験をしながら、就職活動ができるチャンスだと捉える向きもあります。
インターンシップの功罪は現場の実態を体験できるが企業が安いアルバイトとして利用する問題もある
参加する大学生にとってインターンシップの一番の効果は、外からの就職活動では見えない働く現場の内側からの実態を体験できることです。就職活動で人事の担当者に100の質問をするより、現場でインターンとして就労体験をすることで分かることは多いと思います。一方大学生のインターンシップで問題になっているのは、企業がインターンを無給のあるいは安いアルバイトとして利用しているという点です。大学と企業がタイアップしている場合は大丈夫かもしれませんが、学生が自由に企業へインターンシップを申し込む場合は注意が必要です。
大学生のインターンシップは4種類のタイプがある
大学生が参加できるインターンシップには大きく分けて4種類のタイプがあります。1つ目は大学と企業が覚書を交わして実施するインターンシップ、2つ目は官公庁でのインターンシップ、3つ目企業が募集するインターンシップに学生が自由応募するタイプ、4つ目はインターンシップで大学の単位が認められる単位認定タイプです。最近では、大学の就職支援の部署がインターンシップに関する案内をまとめて掲示したり、インターネットのサイトに色々な情報がアップされています。
大学枠で参加する場合は「インターンシップ マナー講習」を受講する
大学と企業が覚書を交わしてインターンシップを行うことを大学枠インターンシップと呼んでいます。この大学枠インターンシップに参加するには、実習生を決める学内選考にパスしなければいけません。派遣される実習生は、その大学を代表してインターンシップに参加するので、事前に「インターンシップ マナー講習」を受講することが義務付けられている大学がほとんどのようです。インターンシップ実習が終わった後には、大学の担当部署に「インターンシップ実習報告書」を提出しなければいけません。
クラブやゼミへの加入とインターンシップの参加資格は関係がない
大学生のインターンシップに参加に関する質問には、大学生の就労やインターンシップに対する意識が表れています。たとえば、クラブやゼミに入っていないと、インターンシップに参加するのに不利になるかと心配する質問があります。実際はクラブやゼミへの加入とインターンシップの参加資格とは関係がないので、このような心配は無用なのですが、インターンシップにはクラブやゼミに入っている積極的な学生が好まれているのでは、という学生の意識が質問に表れています。
大学生のインターンシップに参加する際の注意点は必ず保険に入る
大学生がインターンシップに参加する場合に注意しなければいけない点は、かならず保険に入るということです。インターンシップ実習先は実際の仕事現場ですから、事故にあって怪我をしたり、障害が残ってしまう場合もあります。また、インターンシップの実習中に他人に怪我を負わせたり、会社のものを壊すことも考えられます。このような場合には、学生側が損害を負担する必要があります。万一の場合に備えて保険に加入しておけば安心です。各大学の「共済会」で保険を用意している場合は、この保険が適用されます。
大学生のインターンシップ参加には実際の現場仕事について考えられるメリットがあり注意点として万が一のため保険には必ず入る
大学生のインターンシップ参加の就活においてのメリットと注意点について見てみました。当初は役所の提言で始まった大学のインターンシップですが、現在では学生生活の中にすっかり定着しているようです。学生にとっても企業にとっても、就職活動の面接だけでは、お互いに実際の姿は分からないものですが、インターンシップで実際の就労を体験してみれば、職場の実態も学生の性格もよく分かると思います。いまでは就職活動の一部に組み込まれているインターンシップですが、これからは学生が実際の就労体験の中から自分の職業に対する考えを確立するという本来の姿を取り戻すことが求められています。
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