2016年11月29日(火) 更新

就活で大切なグループディスカッションの対策方法

グループディスカッションは最近よく使われている選考方法

就活における「グループディスカッション」は、面接会場に集まった就活生が5~10人ほどのグループに分かれて、それぞれ面接官から与えられる議題をもとに話し合いを行います。そして、最終的に結論を出し、受験者全員の前で発表するという形式の選考です。最近の新卒採用を行っている企業は、面接時にほとんどがこのグループディスカッションを取り入れています。ですので、グループディスカッションへの対策を取るのは重要です。

就活のグループディスカッションでは2つの対策が必要

就活のグループディスカッションにおいて面接官が見ているのは、「対人スキル」と「議題へのアイデア」です。主にこの2つへの対策が必要となります。対人スキルに関しては、就職してから企業というコミュニティで働くうえで欠かせない要素です。グループディスカッションで、周りの就活生とコミュニケーションを取りながら話を進める様子を見て、この人はどのように人と関わるのかという部分をチェックされます。では、どのような対策があるのでしょうか。

グループディスカッションの対策①:1人で突っ走らない

就活のグループディスカッションでは、始めに役割分担をするケースが多くなっています。議題を進める「進行係」、時間配分を行う「タイムキーパー」、就活生全員の前で意見を述べる「発表者」、それを記録する「書記」です。大まかにはこのような役割分担が行われます。ここで取れる対策としては、「突っ走らないこと」でしょう。例えば、目立ちたいからという理由で進行係に立候補しても、周りが見えず自分の意見ばかりを主張して空回りするタイプですと、評価としてはあまり良くないです。役割分担にもよりますが、どの係についても突っ走らないという対策を怠らないようにしましょう。

意見を言わない人に話を振ると評価される

このグループディスカッションへの対策は、決して目立つことではありません。周りの就活生との「協調性」を大切にし、皆の意見を取り入れて結論を出せば良いのです。ですから、何も係に立候補できなくても、意見を言っていない就活生に対して「○○さんはどう思いますか?」と話を振ったり、進行役が煮詰まってしまった時にさりげなく方向性を変えたりすると、評価されます。

グループディスカッションの対策②:意見を述べる

一方で、他の就活生の話を聞くだけでなく、自分自身が良いアイデアを出すというのも求められます。グループディスカッションと名前がついている以上、何か意見を出して話を進めなくてはなりません。対策としては、問題把握能力や問題提起能力のほかにも、創造力やきちんとした話し方の習得を得ましょう。創造力やきちんとした話し方の習得は、大事な対策なのです。別の対策としては、ユーモアを交えてその場の空気を明るくするのも、評価されるでしょう。

当日の対策としては雰囲気づくりと意見の受け入れが大切

では、就活において、グループディスカッション当日にできる対策には、どのようなものがあるのでしょうか。対策として、まずはグループディスカッションが始まる前に、就活生同士で軽く雑談を交え、話し合いやすい空気を作っておくと良いです。また、反対意見を言いたい時、今出ている意見を一刀両断するのは良くありません。このような時の対策としては、まず「なるほど、そのような考えも素晴らしいと思います。」と1度受け入れて、「ですが私は…」といったように述べるのが大切です。

就活生のグループディスカッションでは1人で突っ走らず意見を述べるなどの自分に合った対策をとろう

就活における「グループディスカッション」は、少し苦手意識を持つ人もいるかもしれません。しかし、上記のような対策を少し実践するだけで、劇的に評価は上がります。自分の意見を言うのが得意でリーダーシップタイプの人は、対策として自分を押し付けすぎず、周りとの協調性を大切にしましょう。また、あまり自分の意見を言うのが得意ではない人は、対策として方向性を整えたり結論をまとめたりすると良いです。そうやって対策と共に、就活において得意な分野を発揮できるように努めましょう。

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