2016年12月12日(月) 更新

最終面接で企業に採用したいと思ってもらうためのアドバイス4つ~最後で失敗する人の特徴~

最終面接の目的は「役員への確認」&「入社意思のチェック」

最終面接には、企業側にとって2つの目的があります。それは役員への確認と、就活生の入社意思を知るためという目的です。これまでの面接では、人事の若手が請け負っていたものの、最終面接では社長や役員、人事部長などの階級の高い方との面接が一般的でしょう。そこで役員側に向けて、本当にこの就活生を受け入れていいかの確認をするのです。ここでのアドバイスを参考に、社長との大切な面接に適度な緊張感を持って臨みましょう。

企業は内定辞退しない・すぐに辞めない人を採用したい

最終面接では、必ずこの質問が聞かれます。それは、「その企業が第一志望であるか」です。もしくは遠回しに、「内定を出したらその企業に絶対に来るか?」と聞かれます。それは、せっかく内定を出しても辞退されたり、入社してすぐに辞めてしまったりするような人間を採用したくないからでしょう。ただし、こちらとしては内定獲得が第一です。この質問に対しては、「絶対に入社する」という意思を伝えましょう。

失敗する人の特徴は入社したいという熱意が足りない

最終面接で落ちてしまう人には、ある特徴があります。それは、志望する気持ちが伝わらない、熱意が足りない人です。1~2次面接では比較的若い人が担当するケースが多いですが、最終面接ともなると、経験豊富な社長などがでてきて、簡単に見抜かれてしまうでしょう。今までと同じような熱意でいたのでは、最終面接で生き残れません。ですので、これから紹介するアドバイスを参考にして、「採用したい」と思ってもらいましょう。

アドバイス①:最終面接では会社の将来に関する逆質問をする

最初のアドバイスとして、これは最終面接だけに限らず面接全般で、面接官に対して意表をつくような逆質問をすると、高評価を得られる場合があります。以下が、高評価を得やすい質問の例です。

・経営者から見た御社の魅力や今後の課題を教えてください
・今後3年の経営を考えた際に、従業員には何を求めていますか

こういった、社長や役員が今後の会社の未来をどう捉えているのかを聞くと、面接官を「おっ」と思わせられるでしょう。このアドバイスを参考に、状況を見た上で逆質問をしてみてください。

アドバイス②:企業理念についての逆質問をする

そして最終面接でするべき逆質問のもう一つは、企業理念についての逆質問です。

・御社の企業理念や創業理念に共感したのですが、どのような背景から設定したのですか

この質問は、特に新しい企業に効果的です。社長や代表取締役など、その会社を設立した張本人であれば、なおさら良いでしょう。企業としては、やはり同じ理念を持った人を採用して一緒に働きたいと考えます。アドバイスとしては、こういった理念をつく質問をして、企業側に「採用したい」と思わせることです。

アドバイス③:最終面接は顔合わせの場ではないので気を引き締める

ここまでの流れから、最終面接に臨む際にこれだけは心得て欲しいということをアドバイスします。まず、最終面接は顔合わせの場ではありません。最終面接は役員面接、社長との面接ですので、入社意思さえあれば受かると侮っていてはいけません。「最終面接だから大丈夫」ではなく、最後だからこそしっかりと気を引き締めて臨みましょう。

アドバイス④:最終面接では企業への熱意や志望度を改めて話せるようにしておく

そして最後のアドバイスは、最終面接の特徴や意味、されるであろう質問などをしっかりと確認し、理解するということです。最終面接では、熱意や企業への志望度、これからの方向性やビジョンなどを最終チェックされるでしょう。自分がどれだけ企業に入りたいのか、企業に入って何をしたいのか、どんな貢献をしたいのかといった考えを明確に示す場です。しっかりと理解し、最終面接でははっきりと答えられるように準備しておきましょう。

熱意が足りない人は最終面接で落ちるので企業への入社意思を固めて逆質問などで印象を強く残そう

ここまで、最終面接におけるアドバイスをしてきました。最終面接は、役員や社長との面接です。そして、役員への確認と、就活生の入社意思の確認が込められています。「最終面接なんだから、もう受かったも同然」と思っていてはいけません。最終面接でも、落ちてしまう人はたくさんいます。最終面接に込められた意味を考えて、しっかりと対策を行うようにして下さい。そして、企業側に「採用したい」と思わせられるよう、しっかりと入社意思を示しましょう。

イマ就活生に大人気のサービス5選!!

関連コラム

このコラムに近いイベント

おすすめの就活イベント