2019年11月27日(水) 更新

勝ち組業界の特徴と就活生が企業に求める要素ランキング

安定・収入・華やかさから勝ち組業界のイメージは作られる

就活生の回答

キャリアパーク会員の就活生を対象に「この業界に就職したら”勝ち組だ”と思う業界とその理由を教えてください」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。

  • 不動産デベロッパー。 不動産の中でトップにいる上に給料もいい。
  • 大手広告代理店。さまざまな業界にアプローチをかける業界のため、企業同士のパイプが厚く、人脈が広く華やかなイメージがあるため。
  • 金融。マイナス金利など不況に立たされているが、無くなるとこはない業界だと思う。
  • 公務員 収入の安定
  • 商社 一般的に給料が良いと言われていて、その人の力量にかかっている部分が大きいと思うため。

■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月8日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「この業界に就職したら”勝ち組だ”と思う業界とその理由を教えてください」

“勝ち組”といっても数多くの業界が上がり、その理由も様々です。仕事や収入の安定から見られる公務員を上げる人もいれば、華やかで人脈のある大手広告代理店を上げる人もいます。 この記事では、就活生が考える勝ち組の条件や、企業の選び方についてご紹介します。就活生はどのように企業を選んでいるのか、ぜひチェックしてみましょう。

就活生の企業選びの基準から勝ち組の業界を検証

株式会社マイナビが実施している、2017年卒マイナビ大学生就職意識調査では、就活生の企業選びに関する様々なデータが掲載されています。その中には企業選択で重視するものは何かという項目があり、就活生の企業選びの基準を垣間見ることができます。ここではその企業選びで重視する項目トップ6を紹介して、どのような要素を満たす企業が勝ち組といえるか検証していきたいと思います。

就活生が答える企業選びの基準トップ6

それでは早速マイナビが発表している、企業選択で重視するものランキングを見ていきましょう。

1位:やりたい仕事ができる40.2%
2位:安定している26.3%
3位:社風がよい17.8%
4位:働きがいのある17.6%
5位:福利厚生の良い12.4%
6位:給料の良い11.2%

となっています。1位と4位は内容としては似ていて、「やりがい」や「働きがい」という言葉でまとめられそうです。2位は安定性、3位は労働環境、5位は福利厚生、6位は給料面として、合計5つの観点から勝ち組の業界はどこか、探っていきましょう。

働きがいに関しては企業の方針に左右されるため業界が様々

働きがいのある会社に関しては、Great Place to Workが2016年版日本における「働きがいのある会社」ランキングとして公表しています。大企業におけるトップ20を検証してみると、IT業界、金融業界、メーカー、商社、サービス業など、多ジャンルから選出されており、特定の業界に集中しているわけではないのが分かります。よって、働きがいに関しては企業の方針等に左右されるため、勝ち組の業界を特定するのは難しそうです。

安定性や労働環境の観点ではインフラ業界が勝ち組と言える

2位は安定性、3位は労働環境と先に述べましたが、この2つの項目は勤続年数と関連していると考えられます。東洋経済新報社が2012年に発表した平均勤続年数ランキングによると、鉄道や石油関連の企業、すなわちインフラ業界が目立ちます。メーカーも幅広くランクインしていますが、そもそもの企業数が多いのを考えると、インフラ業界の平均勤続年数が際立って高いようです。よって、安定性や労働環境の面ではインフラ業界が勝ち組と言えそうですね。

給料面に関しても勝ち組といえるのはインフラ業界

東洋経済新報社が2014年に発表した業種別「大卒初年度年収」ランキングを見ると、ここでも鉱業や石油関連企業、陸運業が上位に入っており、インフラ業界が勝ち組といえるでしょう。メーカーに関しても幅広くランクインしており、大手に関しては年収が高い業界といえそうです。意外にも銀行、証券など金融業界は初年度年収が低くなっており、卸売業に関しては、大企業と中小企業との差が大きいのか全産業平均より下回っています。

福利厚生に関しては金融業界が勝ち組といえる

福利厚生に関しては、女子学生の就職人気企業ランキングから推定します。女子学生のほうが、男子学生より福利厚生を重視する傾向があるからです。東洋経済新報社が2017年春卒業予定の女子大学生や女子大学院生を対象に行った調査によると、メガバンクや証券会社、保険会社などが上位にランクインしています。メーカーは7位に明治グループがランクインしているぐらいで、空運業界、旅行業界を除くとほとんどが金融業界で占められています。よって、福利厚生の観点から勝ち組の業界を考えると、金融業界といえそうです。

適職診断もできる自己分析マニュアル

自分にどんな職が向いているか考える際にやっておきたいのが、自己分析です。でもいざ始めようと思っても、何を参考にすればいいのか解らず、すぐに行動に移せないことがあります。そこでおすすめなのが「自己分析マニュアル」です。このマニュアルを使えば、質問に答えるだけで自分のパーソナリティタイプが診断できます。技術者タイプやクリエータータイプ、実務家タイプなどがありますが、あなたはどのタイプでしょうか?無料でダウンロードできるため、すでに自己分析が終わっているけどさらに深めたいという就活生にもおすすめです。

就活生の企業選びランキングから勝ち組といえるのは給料や福利厚生の面でトップだったインフラ・金融業界

本ページでは、本ページでは、勝ち組業界の特徴と就活生が企業に求める要素ランキングについて見てきました。勤続年数や給料面を考えると、インフラ業界が勝ち組と考えらます。そして、女子学生からの人気を考慮すると、福利厚生に関しては金融業界が勝ち組ではないかと予測されるようです。しかしながら、勝ち組と呼ばれている企業はどれも仕事が大変でといわれているものばかりです。勝ち組と呼ばれている業界だから、と就活をするのではなく、あくまでも自分が働きたい企業に就職するのが一番といえます。

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