2019年11月22日(金) 更新

大学院を卒業したのに既卒になった人の就活方法

人件費を削減したい企業は大学院卒を選ばないこともある

大学院卒といえば、求人情報などを見ると、大卒と比べて初任給が2万円ほど高く、とても魅力的に感じます。そして、大学院を卒業すれば、修士、あるいは博士の学位を持つことができるので、就職先に簡単に雇ってもらえると勘違いしてしまう場合がありますが、それは間違いです。確かに、大学卒より、大学院卒方が、知識も豊富で実績も豊富な場合が多いですが、企業側からすれば、できるだけ、人件費を削減したいと考えているケースが多いです。学歴だけでは、人を選ぶことは少ないと思われます。そのため、優秀な大学卒がいれば、大学院卒ではなくそちらを雇ってしまうのです。

既卒の就活には専門のリクルートサイトを活用する必要がある

就活といえば、一般的にはリクルートサイトを使い、自分に適した就職先を見つけ出すのが一般的です。しかし、それらのサイトは新卒向けのサイトであり、大学院の既卒の人にはあまり向いていません。そこで、既卒向けのリクルートサイトが存在します。まずは、それらのサイトに会員登録をし、就職先を見つけていきましょう。そして、新卒用のリクルートサイトと同様に、既卒のリクルートサイトにも、エントリーシートなどの添削サービスが存在します。それらのサービスも有効活用し、就職対策をしましょう。大学院卒業の学歴のアピール文も添削してもらえるようです。

既卒になった場合は今までの就活を見直すことが大切

大学院を卒業したのに既卒になってしまったのには、理由があるはずです。自分に合う企業が見つからなかった、面接で落ちてしまった、など、様々な理由があると思います。それらの原因を見つけることができなければ、これからの就活もうまくいきません。実は、失敗した原因を考えずに改善しなかったのが原因で、内定先を獲得できないというのは、かなり多いようです。例えば、集団面接の際に感じた、ライバルとの情報量の差など、先行途中にライバルとの差を感じる場合があると思います。大学院を卒業したのに既卒の人は、それらを忘れずに次に活かさないと、何度も同じ失敗を繰り返してしまいます。

就活では企業訪問で情報量を増やすことが大切

大学院の既卒した方の就活で、企業選択のために、合同企業説明会や、パンフレットを請求するケースは多いと思います。しかし、それでは、その企業の情報収集には不十分です。直接その企業に訪れて、社員やOB・OGに聞いた話を聞いて、情報量を増やすのが大切です。そして、何よりも、会社説明会やパンフレットよりも、生の情報に勝るものはありません。そして、面接の際にその内容を話すことによって、就職活動を熱心に行っていることのアピールにもなります。

地元のハローワークに行くことも就活の1つ

ハローワークといえば、中年の失業者が再就職のために、訪れる場所とイメージされがちですが、とても便利なサービスを提供しています。例えば、就活の準備として、面接対策や、履歴書の添削をしてくれるセミナーも開催してします。また、就職活動支援の一環として、職業訓練という名目で、専門学校で無料で勉強を行えます。この場合は、生活費もその通っている間は支給されます。このように、ハローワークではとても便利なサービスを行っています。ハローワークは、どの自治体にも存在するので、大学院の既卒の方も、1回は訪れてみるようにしましょう。

就活に行き詰ったときはリフレッシュすることが大切

大学院の既卒の人が志望企業に落ちたり、何社も落ちたりすると、モチベーションが上がらず、ネガティブになってしまうケースも少なくありません。ネガティブだと就活がうまくいかないと考え、無理にポジティブになろうと考える人も多いようですが、それは逆効果です。そんなときは、一度就職活動を離れてリフレッシュするとよいでしょう。就活に嫌悪感を抱いている以上、満足いく結果を得られることはありません。就職は恋愛や結婚にたとえられる場合が多いですが、嫌悪感を抱いたまま就活を行うのは、嫌いな相手に無理に告白するのと同じです。

適職診断もできる自己分析マニュアル

自分にどんな職が向いているか考える際にやっておきたいのが、自己分析です。でもいざ始めようと思っても、何を参考にすればいいのか解らず、すぐに行動に移せないことがあります。そこでおすすめなのが「自己分析マニュアル」です。このマニュアルを使えば、質問に答えるだけで自分のパーソナリティタイプが診断できます。技術者タイプやクリエータータイプ、実務家タイプなどがありますが、あなたはどのタイプでしょうか?無料でダウンロードできるため、すでに自己分析が終わっているけどさらに深めたいという就活生にもおすすめです。

大学院を卒業したのに既卒になった人の就活はサイトなどの活用と企業訪問で情報を収集することが重要

いかがでしたか。大学院を卒業したのに既卒になった人の就活についてみてきました。就活は、思っているよりも大変なものです。大学院卒でも既卒になってしまうと、なかなか就職先を探すのが大変です。第一志望に就職できるケースも少ないです。就活で一番大切なのは、意味を持って就活を行うことです。やりたい仕事もわからず、面接を受けたりするのは、時間の無駄です。自己分析をし、やりたい仕事を明確にし、企業を探し、対策をする。これがしっかりできないと、どんどんマイナスの方向に進んでしまいます。既卒だと焦ってしまうのも理解できますが、ひとつひとつクリアすることにより、自分の将来の道が見えてきます。クリアする方法はたくさんあります。自分に合った方法を探し、それを実行していきましょう。

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